分類:ラーメン
所在地:東京本店と金沢店があります。
探検場所は金沢市駅西新町の金沢店(国道8号線上り線脇。西念交差点,コジマ電機近く)
探検時期:2010年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ラーメン
今回の所要経費:600円
探検隊の報告:
本日は「敬老の日」で世の中祝日である。しかし,ちょっとした町中回りの仕事。その移動中に立ち寄ったのがここ「なんでんかんでん」である。
東京が本店で,なぜだか金沢に支店があるらしい。もっと大都会に進出してもいいと思うのだが,なぜか金沢である。
さて,店にはいると,とんこつラーメン屋らしくちょっとぷーんととんこつの香りがするが,それもカウンターに座る頃には慣れてしまう。
注文したのは,お品書きの一番最初の基本の「ラーメン」である。
最近この「ラーメン」というのをなぜだか「らーめん」と平仮名書きする店が多いのだが,なぜだろう。おまけに「らぁめん」とか「らぅめん」なんて表記する店もあり,満腹探検隊としてはできるだけその店の表記に従うようにしているのだが,時々面倒で「ラーメン」ですませる。しかしここは,素直に「ラーメン」である。
さて,出てきたラーメンは基本のとんこつである。単純なとんこつである。あとは何と表現したらいいのだろう。昔福岡に行った時の味わいである。
そのとき初めて「替え玉」というのを知った。お品書きに「替え玉」と書いてあったが,何のことやらわからなかった。近くに座った女性が「替え玉」を注文して,出てきたものを見て,初めて「替え玉」の正体を知ったのである。今では日本全国でとんこつラーメンが食べられて,「替え玉」がある店も珍しくないが,知らない人にとってはまったくわからないものである。
そうこうするうちに,隣に座ったお兄さんが「替え玉」を注文する。しかも硬さを指定する。「『粉落とし』で。」と言っている。
この店のお品書きをよく見ると,麺の硬さの説明がしてある。4段階書いてある。「粉落とし→特に硬め,はりがね→硬め,普通→やや硬め,やわめん→柔らかめ」とある。この「はりがね」なんてのも業界用語である。
しかし,ここのとんこつの味はちょっと薄めのような気がする。それで半分ほど食べて,ゴマを入れてみる。紅ショウガは入れない。なにしろ,たいていの食い物屋の紅ショウガは強烈な着色料で赤くしてある。そうじゃない食い物屋の紅ショウガは見たことがないのであるが,ラーメンのスープに赤い色が溶け出てきたりするので,これは入れない。チャーハンなんかに載ってきても,みんな出してしまって食べないのだった。もう一つ高菜があったようだが,目の前にはなく,食べ終えてから気がついた。
とんこつラーメンとしてはまあまあ。ちょっとコクに欠けたような気がしたが,600円ならば,それでよしとしよう。
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。