分類:和食
所在地:東京都台東区浅草2丁目5−3(ホッピー通りから1本裏に入った路地にあり)
探検時期:2017年10月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:もつ煮+すじ煮+串焼き(シロ×2+タン×2)+瓶ビール(大)×2
今回の所要経費:150円+300円+200円×2+430円×2→1710円
探検隊の報告:
これぞ居酒屋価格,「千ベロ酒場」だね。
「ホッピー通り探検隊」である。久しぶりの浅草である。そして,久しぶりの出張以外の東京である。出張以外で東京に来るなんていったい何年ぶりやら。
さて,今回はわざわざ「ホッピー通り探検隊」をするために浅草に泊まることにした。閑人である。浅草を拠点にしてあちこちの観光である。
そしてまずは「もつくし」に入った。続いてはお隣の「どん」へ。この2軒で昼呑みを終えて「浅草演芸ホール」へ行こうとしたのだが,途中の裏路地に見つけたのがここ「のんき屋」だった。
歩いていると,左手の路地に外に出たテーブルで飲んでいるらしきおにいさんたちが見える。
連れ合いが
「あんなところで飲んでいる人たちがいるよ。あそこに立ち寄ってみるのもいいんじゃない。」
などと,主婦の勘というのか,女の直感というのか,酒飲みの嗅覚というのか,
「この際だから「浅草演芸ホール」の昼の部はもうあきらめて,夜の部からにしたらどう?」
などと,誘惑するのであった。そんな誘惑に弱い満腹探検隊隊長は,直ちに左折して,表の「ホッピー通り」からはちょっと入ったところだったのだが,やって来たのだった。
ここは立ち呑み屋。そして,立ち呑み屋によくある「キャッシュオンデリバリー」。日本語で平たく言えば「現金即決払い」。お金を入れておく小さな金属製の器があり,それにお金を入れておくのだった。
まずは飲み物は瓶ビール。これがまた大瓶で430円也。通常居酒屋価格ならば,1mL1円で,中瓶が500円なら普通だなあと思うのだが,なんと大瓶633mLで430円という素晴らしき庶民価格。
先ほどまでジョッキばかりだったので,ここで瓶ビールに小さなグラスでビールを飲む。これだと2人で適当に分け合って飲めるのだった。
さて,ホッピー通りで昼呑みを始めて2軒。すでに煮込みは4皿いただいたにもかかわらず,ここのお品書きの先頭にある「もつ煮」を注文する。これがまた150円という,うれしい居酒屋価格。先程来の煮込みの4分の1のお値段。まさしくこれぞ庶民価格。しばらく前に大宮の「いづみや」で煮込み170円で感激したのだが,それにも劣らないお値段である。
ついでながら「すじ煮」に至ってさえ300円。これも先ほどの半値。なのでまとめて「もつ煮」と「すじ煮」を注文する。
どちらも味は充分美味しい。
しかし,ここは「千ベロ酒場」。大瓶2本と煮込みを注文したら合計で1010円。おそらく飲みたい人はこんな飲み方をするかもしれないが,「千ベロ」になること請け合いである。
こちらは調子に乗って大瓶2本目を注文。そして,先ほどどうも中国人らしきお客が串焼きのみ注文して,食べ歩きに持って行ったのを見て,こちらも串焼きを注文することとする。串焼きはいずれも2本で200円。「タン」と「シロ」といういつもの大好きお品書きを注文した。
これらは1本100円の割にはそこそこ大ぶり。またまたビールが進むのだった。
隣に立つ先程来飲んでいるおにいさんたちは,しきりと競馬新聞を読んでいる。そして店内の競馬中継専門チャンネルの画面に目をやっている。果たして彼らは儲かったのやら,すったのやら。
いやはや,「ホッピー通り探検隊」だったのだが,単純に表の「ホッピー通り」だけではなく,ちょい裏路地に入ってみるのも面白い。表の店とはまた違った風情があるのだった。
ということで,あとはいよいよ「浅草演芸ホール」へ。そしてすべての演目が終わってから再び「ホッピー通り」へと繰り出したのだった。
その報告は「やまや」へ。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
串焼き各2本で200円
ハラミ,かしら,レバ,コブクロ,つくね,タン,バラ,シロ,ガツ,鳥皮,なんこつ,ハツ,焼き鳥,ぼんじり
コブクロ刺し,ガツ刺し,豚足,すじ煮→各300円
もやしナムル,きゅうり,キャベツ,トマト,ポテトサラダ→各200円
枝豆,もつ煮,新生姜,塩らっきょ,韓国海苔→各150円
おでん各100円
里いも,ちくわ,厚揚げ,ちくわぶ,こんにゃく,大根,うずら
飲み物
生ビール,ホッピー→各390円
ハイボール,ウーロンハイ,レモンサワー→各290円
芋焼酎,麦焼酎,梅酒→各380円
など
満腹探検隊−浅草・ホッピー通り特集−