分類:和食
所在地:あちこちにあります。探検場所は長野県佐久市,佐久乃おぎのや
探検時期:2006年8月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:峠の釜めし定食
今回の所要経費:1365円
探検隊の報告:
まだ信越本線が軽井沢までつながっていた頃,横川に来たのはいつのことだっただろうか。その時は車だったのだが,わざわざ横川駅まで来てみたのだった。
さて,今回は新幹線ができ,信越本線がとぎれて,そこで有名な「峠の釜めし」がどうなるのかと思っていたが,世の中一度有名になった商標は強いものである。このように大規模な店を経営しているとは知らなかった。
ということで,今回は職員旅行。金沢を早朝に出発し,お昼にここ佐久インターを降り,おぎのやの「佐久乃おぎのや」に来たのだった。
観光の団体さん用のところに通され,そこで「峠の釜めし定食」をいただく。もちろんビールと共に。いやはや運転手付きっていいなあ。
それにしても,今回のバスガイドさんはベテランだったね。プロだったね。
よくいろいろなことを覚えているのもあるし,特に植物の名はよく知っている。植物が好きなのかな。それになにより対応が臨機応変であり,こちらのボケやらツッコミにもめげないし,適度に笑わせてくれる。
それとこの釜めしの具の数が確か9種類ですよと言って,それをあげていたが,あっていたんだな,これが。
ということで,入っているのが次のもの。
鶏肉,筍,ごぼう,椎茸,栗,杏,うずらの卵,しょうが酢漬,グリンピース
昔の旅人も,横川駅でこの釜めしを食べて,列車の発車を待っていたのだなあ。
新幹線ができて,今では駅弁を買う風景も見られないが,経済性や効率を優先するあまり,このような風情あるものが駅の風景からなくなってしまうのも残念なものである。
このあと軽井沢のアウトレットとやらに行ったが,新幹線の軽井沢駅の北側はもともとすべて西武の土地だったのか?
この長野新幹線の軽井沢駅って,一私企業の西武のためにつくったのかい?と思うような光景だった(それにしても,アウトレットに対応する適切な日本語を誰も発案してくれないのだろうか)。
しかし,考えてみれば,すでに新幹線も民間企業だった……
ということで,釜めしからどんどん話が広がる「満腹探検隊」なのだった。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:おぎのやのウェブサイト