分類:和食
所在地:愛媛県松山市道後湯之町(道後温泉)
探検時期:2007年9月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:その場でいろいろ注文して,ビール飲む
今回の所要経費:2人で6000円弱
探検隊の報告:
道後温泉にやってきた。今回の旅ではホテルは宿泊のみで,朝食も夕食も頼んでいない。これもまた気楽で楽しいものである。ふらりと町中に出て,気の向いたところで食事をするのであった。
しかし,道後温泉も結構混んでいる。まあ3連休に混まなければ,商売あがったりである。とりあえずは温泉にだけ浸かって,ふらりと町に出る。いろいろと見て歩いたあと食事である。(というより宴会)。道後温泉本館のあたりも混んでいる。
初めに偵察に入ってみたのは道後温泉本館の脇にあった「道後麦酒館」という地ビールの店である。結構しゃれた外観と,「地ビール」というのに惹かれたのだった。4人連れの一家らしい1組が順番待ちで,2人くらいならカウンターが空いていて座れた。で,どんなお品書きがあるのだろうと,入り口近くのカウンターにあったお品書きを見ていたら,店員に「順番待ちですから名前を書いてお待ち下さい。」と言われて,お品書きが取り上げられてしまった。そりゃ順番待ちは,この状態を見たらわかるさ。で,その順番待ちに加わろうかどうしようか決断するために,お品書きを見ていたのに,冷たくあしらわれたので,この店はやめた。連れ合いが「地ビールは飲まなくていいの?」と聞くが,「高いだけだからいらない。」と店を出たのだった。本当は店員の態度と順番待ちが嫌いなだけだったのだが……
さて,ほんのわずか歩いたところにもう一軒混んでいる居酒屋がある「おいでん家」という。1階の入り口を見ると混んでいるので,これまた順番待ちかと思ったが,もう少し下ったところに階段があり「おいでん家別館」とある。つまり,この建物の2階なのだが,若干お品書きが違うらしい。で,そこを上がっていくと,しっかりと席が空いていた。2人くらいならどこでも何とかなるものである。
お品書きを見ながら,「郷土料理」などとうたってあるものから注文する。
しかし最初に注文を聞きに来たお兄さんに言われる「ご飯ものでしたら,お早めにご注文下さい。」と。どうも,ここに晩ご飯を食べに来ている客が多いらしい。したがって,ご飯ものはなかなか出てこないらしい。こちらは全くご飯ものには用がないので,「ご飯ものはいいですよ。」と答える。
さて,そんなことを言われるものだから,出てくるのに暇がかかるかと思ったが,さすがに「とりあえず」と言うお品書きになっているものはすぐに出てくる。「かまあげやっこ」(左)は単に冷や奴にしらすが載っているだけである。そりゃ早く来るね。でもこれが「郷土料理」と書いてある1品なのだった。
もう1品は「焼きじゃこ天」(右)。四国に来て,何回もこのじゃこ天を食べた。
あとはたこ料理が2品。地だこ刺身(左)と地だこ天ぷら(右)である。たこも四国に来てよく食べるなあ。やはり瀬戸内海の名産なのか。最近じゃ,たこもあまり捕れないという話だが,まあ一応地だこと信じて食べた。
しかし,この店は魚屋直営の店らしい。えらく混んでいた。最初は全く待たずに入れたのだが,ふと入り口あたりを見ると,順番待ちである。
ついでに筋向かいを見ると,変なカップルがいる。別に女の子は変じゃない。化粧も普通だし,髪もさほどの茶髪ではないし,服装もOL風。しかし,一緒にいる男が変。髪が長く,その髪を2カ所ほどバレッタで止めていて,髪の毛が噴水状態である。どう見ても,まともに社会人をやっているとは思えない。何をやって食べているのだろう。それともこの女の子に食べさせてもらっているのだろうかと,ついついいらぬお節介である。
さて,もう1品は「土佐かつおのカルパッチョ風」である。要するにかつおのたたきのカルパッチョ風である。
最初にお兄さんに宣言されたように,ご飯ものは遅いようだが,こちらはみな酒の肴の一品料理。順調にやってきて,ありがたく生ビールも進むのであった。
このあと,また少し温泉街を回り,道後温泉の夜は更けていくのだった。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
かまあげやっこ→400円,焼きじゃこ天→380円,地だこ刺身→800円,地だこ天ぷら→800円,土佐かつおカルパッチョ風→800円(以上食べたもの)
ふかの湯ざらし→500円,たこ酢,いか酢→550円,地だこカルパッチョ風→800円,三津の朝市小魚唐揚げ→1200円など