分類:洋食(ステーキ)
所在地:金沢市内には3店舗あります。探検場所は以下の報告を参照してください。
所在地:金沢市香林坊【せせらぎ通り店】(香林坊109地階)
探検時期:2006年12月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ランチステーキ定食
今回の所要経費:1850円(肉は120g)
探検隊の報告:
ボーナスが出た!ということで,たまには贅沢をしようと,通常の3日分の経費をかけて,お昼ごはんを食べに行く。
一応まじめに働いていたので,ボーナスがあたった(金沢弁だ)が,いつの間にかボーナスから共済組合の掛け金が引かれるようになったのだろう。地下食堂のランチなら200回分以上の額が引かれている。毎年年収が下がる。景気がいいなんてのは,大企業だけ。好景気の実感なんて全くないのが庶民の実感だろう。
せめてもの散財(?)がこの高いお値段のランチである。庶民だなあ。
他の同僚も誘ったのに,断られて,結局は2人で行く。
注文は「ステーキ定食」。肉の大きさは120g。
座るとまずはエプロンが出てくる。
この「六角堂」は金沢では以前から有名なステーキ屋である。もとはと言えば,卯辰山にあったが,いつの間にか支店ができていた。ここに支店があることも,ついこの間知ったのだった。前回は宴会ができるかどうか偵察しようと来て,値段に驚き,やめたのだった。庶民だなあ。
今回は意を決してやってきた。庶民だなあ。しつこいって?
ずらりと横1列に並ぶカウンターは,10数席。
目の前には大きな鉄板。お客の目の前で,焼いてくれる。
我々2人に1人の調理人。
まずはニンニクを使うかどうか聞かれて,このあとの仕事のこともあり,やめておく。
この写真は左がこれから焼かれる肉と右がもやしである。
そうこうするうちにまずサラダとタレが出てくる。このサラダにのっているものが見慣れぬものである。2人して,いったいこれは何なのだと話す。「なすの輪切りとスイカの輪切り?」などとワケのわからないことを言い合っていたが,聞いてみる。
すると,いずれも大根とのこと。なすの輪切り風のものは黒大根。中は真っ白だが,外見は真っ黒らしい。もう一つの中が赤い方の大根の名前は忘れてしまった。
世の中にはこんな大根もあるものだと感心する。
肉がかなり焼き上がったところで,もやしも焼かれる。
このように目の前で焼かれるが,少しせり上がった部分は換気扇で,ここに煙が吸われていく。
肉の焼き方は「ミディアムレア」などと,隣の同僚が言うので,それにあわせる。
そして,これができあがりのランチステーキ定食である。
120gを味わわなければならない。
壁を見ると,特別なお品書きが書いてある。「活あわび」600円?「伊勢海老」650円?
「うん??こんなに安いの?」と思ったら,柱にかくれて「0」が見えないのだった。
あわびを焼いてもらって6000円。伊勢海老焼いてもらって6500円。いい値段であるなあ。
さて,この店に来るのは,いったいあと何年後のことであるか?
所在地:金沢市香林坊【せせらぎ通り店】(香林坊109地階)
探検時期:2006年12月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:サラダステーキ定食(期間限定)
今回の所要経費:1980円
探検隊の報告:
前回来て,「さて,この店に来るのは,いったいあと何年後のことであるか?」などと言っていたのに,1週間後に来る。前回誘って来なかった同僚たちが,やはり行くというのである。それで今回は5人で出かける。
前回「ランチステーキ定食」だったので,同じものでは芸がない。そこで,ウェブサイトで見つけた期間限定「冬の特別ランチ」にする。前回に比べてさらに130円高の1980円である。しかし,デザートと飲み物がつく。
ちょうど5人が横に並んで座る。
で,お品書きが出てきて,何にしますかと聞かれるのだが,ウェブサイトで見つけたランチが出ていない。なので聞いてみたのだった。
「あのウェブサイトに出ていた期間限定のランチはないのですか?」と。
すると,「ああ,サラダランチですね。」と言う。そういう名前だったのかどうかは,まったく覚えていないので,とにかくそれですと言って注文する。
期間限定でもお品書きには書いておいてほしいね。前回は書いてなかったのでまったく気がつかなかったのだ。
ちなみに,前回来た自分も含めて2人がこの期間限定のランチ,あとの3人は120gのランチステーキ定食である。
(左:これから焼きますよ状態,右:野菜がだいぶ焼けてきたよ状態)
しかし,あとで同僚が言うには
「よくまあ,はっきりそれともわからず,しかも値段も確認せずに注文するねえ。」
とのことだったが,まあ,それに違いないと確信して注文したのだった。
ところで,通常のステーキ定食とどう違うのかというと,小さなお椀のサラダがない。かわって,お皿にレタスなどのサラダがのっている。その上に,焼けたステーキがのせられるのだった。
それと,もやし炒めはなく,かわって,サツマイモ,エリンギ,ブロッコリが焼かれてのるのだった。
見ていると,ステーキにかけるたれも2種類をかけている。それにサラダ用のドレッシング。
単純なようでいて,結構複雑な焼き方。
切れ味のいい包丁。
フライ返しの上手な使い方。
まあ,待つ間,飽きないのだった。
それにしても,この値段で,お客がたくさんやってくる。今日はいっぱいで,扉を開けて,入れなくて帰る人もいる。
さて,最後にデザートが出てくる。キャラメルアイスクリームとリンゴのタルトだったかな。
それと,エスプレッソと紅茶とが選択できるが,エスプレッソにする。
このエスプレッソのカップがまた動物の影絵のようになっていて,かわいらしいものであった。
エスプレッソのお代わりいかがですかと聞かれたのだが,時間がなくて1杯だけにした。
もっとゆっくりと過ごしたかったなあ。
ところで,この「サラダランチ」はデザートが出てくることもあって,時間がかかる。通常のランチの3人は,じゃお先にと言って,先に帰ってしまった。それで,最後に2人で支払いをしようとしたら,そこのおねえさんが,
「はい,それでは9510円でございます。」
と言う。
思わず2人で顔を見合わせ,固まってしまう。もしかして,あのランチは4500円以上してる?それとも先の3人は支払いせずに帰ったのか?
一瞬の沈黙のあと,おねえさんが「あっ,3人様は先にお支払いすませて帰られましたね。」と言う。
もう,庶民を驚かさないでくれ。
それにしても,今度こそ,次はいったいいつ来ることやら?!
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。