分類:和食・洋食
所在地:栄地下街に2店舗あります。探検場所は以下の報告を参照してください。
愛知県名古屋市中区栄3-5-12
【中店】(栄 森の地下街 南一番街・地下鉄栄駅 中改札南側すぐ)
探検時期:2018年1月
今回の探検目的:昼食兼宴会すなわち昼呑み
今回のお品書き:4品食べて瓶ビール3本呑む
今回の所要経費:3350円
探検隊の報告:
表の看板は「和食・天ぷら 酒津屋」なのだが,どう考えても「居酒屋 酒津屋」であった。いや,「森の地下街」の案内図に至っては「酒津屋 和食・牛乳・ジュース」とあるのだが,どう考えても「酒津屋 一品料理・酒・ビール」の間違いではないかと思える店なのだった。
1月末の土曜日である。用事があって連れ合いと共に名古屋にやって来た。12時前に高速バスは名古屋駅に着き,次の目的地の集合時刻までには時間がある。そこでお昼ごはん,いや,昼呑みにとやって来たのがここ「酒津屋」であった。
もともと昼呑みをする予定だったが,これまでの下調べで,どうもここが良さそうだとやって来たのだった。場所がわかるかなと思ったが,地下鉄の栄駅を降り,中改札を出て,地下街の南側のはずだと階段を降りて歩くとすぐ目の前にあった。
「よくすぐに見つけられたわねえ。」
と連れ合いが驚くが,何のことはない,酒飲みの勘である……なんてことはなく,たまたまだっただけ。改札を出て30秒ほどである。
のれんをくぐるとかなりの賑わい。かなり狭い店内にテーブルがぎっしりと並んでいる。いや狭い店内ではなく,たくさんの小さめのテーブルがぎっしりと並ぶせいで,狭く感じると言うべきだ。ここはこれでもかとばかりにお客さんを詰め込める店である。自分たちのように旅の途中でスーツケースをごろごろと引っ張ってやって来たお客などは,完全に荷物で人一人分を余分に占領し,まあ,お店にとってはちょっとばかり迷惑な感じではある。しかし,この店に来るお客さんもそれをわかってか,適当に譲り合って座っている。
「2人」だと告げると,「相席ですがどうぞ。」とのこと。店の真ん中あたりの席に連れ合いと向かい合って座る。自分たちが座ったのは6人掛けのテーブルで,真ん中に屏風のようにお品書きが置いてある。2人で座り,お品書きの向こう側には一人飲みのおじさんが座っている。つまりは6人席に3人で座っており,テーブルの両側の真ん中の席は荷物置き場と化しているのであった。これで4人でやって来たら,お品書きをずらして,2人と4人で座るという寸法である。
さて,まずは飲み物は瓶ビール。お品書きにはないが,壁のポスターにある「サッポロラガービール」通称「赤星」である。こいつは中瓶で490円也。1mL1円の我が家の居酒屋価格からすれば,500mL490円と十分な居酒屋価格。ビールが来たところで,お品書きに「おすすめ」とついている「えびカツ」「牛すじどて煮」「手作りポテトサラダ」の3品を一気に注文して,おつまみがやってくるのを待つ。
まずは早いところで「ポテサラ」370円也がやってくる。こいつがモヤシ入りという,ちょっと意表を突く中身。「赤星」はあっという間になくなり次はやはり大瓶で行くかと「サッポロ黒ラベル」に変更する。こいつが大瓶633mLで550円だから,実にうれしい居酒屋価格。
こちら「牛すじどて煮」。名古屋らしいどて煮。結構甘めに仕立ててある。
「どこへ行っても煮込みを食べるわねえ。」
と連れ合いが半ばあきれ顔で言うが,かといって連れ合いもこの手の煮込みは好きなので,しっかりと食べている。
それにしてもこの店,入れ替わり立ち替わりお客がやって来て,賑わっている。そしてそのほとんどが呑んでいる。一人のお客も多い。定食を注文しながらも呑むお客,とにかくおつまみを注文して呑むお客,一人酒で熱燗をお代わりするお客,女性2人で向き合ってお酒を楽しむお客,人それぞれだが,結構狭いところにひしめき合って,昼呑みを楽しんでいる。何しろ4人掛け,6人掛けテーブルも多く,そしてそれは1人,2人の相席状態なので,調味料なんぞはお互いに真ん中の屏風状態のお品書きを越えて,行ったり来たりする。
こちら「えびカツ」540円也。お品書きの中からおすすめばかりを注文したのだが,こんなカツも初めてだ。なかなかしっかりと身の入ったカツである。
いよいよビールも3本目に突入である。
そしてちょいと残ったビールのあてにすべく最後に「イワシフライ」を注文する。こいつが370円で,まあしっかりと大きなフライ。まさしく大衆居酒屋の風情というか,酒津屋の面目躍如たるお品書き。ウスターソースをかけて,いただく。
いやはやこれだけしっかり呑んで2人で3350円だから,十分な満足価格。やはりここは「食堂」というよりも「居酒屋」か。
探検隊おまけの報告:
このときの「おつまみ」のお品書きいろいろ
(★はお品書きに「おすすめ」とあったもの):
●揚げ物 男爵コロッケ→320円 イワシフライ→370円 揚げシュウマイ→370円 ポテトフライ→370円 サツマ揚げ→370円 揚げ竹輪→370円 手羽先→370円 ★激辛ソーセージ→430円 ゲソ唐揚げ→430円 たこ唐揚げ→430円 串カツ→430円 ★若とり唐揚げ→480円 味噌串カツ→480円 ★えびカツ→540円 味噌トンカツ→720円 エビフライ→720円 ●焼き物 丸干→320円 サヨリ干物→370円 スルメの足→370円 あじ開→370円 さんま開→370円 エイヒレ→370円 フグ一夜干し→370円 焼ホタテ→430円 イカ一夜干→480円 焼きタラコ→510円 ●サラダ・野菜 モロキュウ→320円 トマトスライス→370円 オニオンスライス→370円 大根サラダ→370円 ★手作りポテトサラダ→370円 ワカメサラダ→430円 ツナサラダ→510円 ●一品 数の子わさび漬け→160円 なす漬け→210円 きゅうり漬け→210円 じゃこ天一枚→210円 じゃこ天二枚→370円 ラッキョ→270円 納豆→270円 冷奴→270円 韓国のり→270円 自家製キムチ→300円 白菜漬け→300円 ジャコオロシ→320円 |
(一品の続き) ★みそ奴→320円 漬け盛り→370円 レーズンバター→370円 バターピーナッツ→370円 長芋→370円 板わさ→370円 枝豆→370円 味噌ワカメ→370円 生竹輪→370円 モズク→370円 フグ皮ポン酢→370円 がつポン酢→370円 コハダ酢漬け→370円 タコ酢→370円 厚揚げ→370円 ★マグロ刺→430円 サラミ→430円 チーズクラッカー→430円 かまぼこ梅シソ→430円 お好み焼き→430円 焼きそば→480円 酢サバ→480円 イカ塩辛→480円 タコわさび→480円 自家製焼き豚→480円 ★牛スジどて煮→480円 生タラコ→510円 湯豆腐→510円 マグロ中トロ→710円 ●炒め物 豚もやし炒め→430円 ポパイベーコン→480円 ピーマンベーコン→480円 玉ねぎベーコン→480円 チンゲン菜ベーコン炒め→480円 ●あつあつ鉄板 お好み焼き→430円 ★とうふと長芋のふわトロ焼→430円 ソース焼きキャベツ→430円 チーズ焼トマト→430円 新生姜串→130円 ハムカツ→130円 ●お手軽フライ うずら卵串→130円 玉ねぎ串→130円 赤ウィンナー串→130円 ひとくち串かつ→130円 子持ちシシャモ→130円 |
愛知県名古屋市中区栄3-5-12
【中店】(栄 森の地下街 南一番街・地下鉄栄駅 中改札南側すぐ)
【東店】(栄 森の地下街 南二番街・地下鉄栄駅 東改札口の南側)
探検時期:2018年4月
今回の探検目的:昼食兼宴会すなわち昼呑み
今回のお品書き:
【中店】2品食べて瓶ビール1本呑む・【東店】1品食べて瓶ビール1本呑む
今回の所要経費:【中店】1350円・【東店】1030円
探検隊の報告:
名古屋から金沢への帰りである。しかも一人旅。午後2時半の高速バスに乗る前のお昼ごはん,いや,昼呑みにやって来たのがまたもやここ,栄地下街の「酒津屋」である。
いかにも昼呑みできる,いや,昼呑みが当たり前という風情に惹かれての再訪である。
店に入ると毎度おなじみ相席。先程来一人呑みのおじさんの横に座る。
今回はせっかくだから「東店」にも行ってみようという「満腹探検隊」ならぬ「酒場探検隊」なので,最初に行った「中店」では,軽くおつまみは2品である。
ちなみに飲み物は今回は最初から「サッポロ黒ラベル大瓶」550円也。居酒屋価格がいいねえ。
おつまみは前回食べなかった「マグロ刺し」430円也と野菜補給の「ポテサラ」330円也。「マグロ刺し」はこの量で430円だから,やはり居酒屋価格。こいつがなかなかビールのおつまみによい。
これだけを平らげて,次に「東店」を目指すこととする。
さて次に「東店」へと。これまた昼呑みのみなさんで賑わっている。その一角に陣取り,瓶ビールとまたもや土手煮を注文する。
お店のおにいさんも,このお客はこれだけで終わるであろうと予測して,特にかまってくれることもなく,放っておかれる。それがまたなんともはや心地よい。
もう一品くらい食べようかと思ったが,大瓶2本目なので結構お腹がいっぱいになっている。なので,土手煮をちびちび食べてはビールをぐぐっと飲むのであった。
ということで「東店」は1030円で終了。いやはや,ただの酔っ払いのおじさんになりつつある。