分類:中華
所在地:金沢市入江2−189−3(西インター大通り・入江2丁目交差点から北へ20m)
探検時期:2019年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ベトコンラーメン
今回の所要経費:550円
探検隊の報告:
いかにも町中の中華料理屋って感じで,実に大衆食堂らしい店だったね。
お昼ごはんにちょっと外出。今日はベトコンラーメンがあると聞いたここ「千番」にやって来た。愛知県に行ったときには「
新京
」という,「ベトコンラーメン」の元祖らしき店で食べたが,実に美味しかったのである。
さて,金沢でも,探せば面白い店もあるもので,ここは大通りからちょっとだけ入ったところにある。12時前に着いたので,近辺の会社もまだお昼休みではないらしく,お客は誰もいない。カウンター席の空いているところに座って,注文はもちろん「ベトコンらーめん」である。
壁にあるテレビを眺めつつしばし待つが,すぐにやって来る。上に載るのは「ベトコンらーめん」らしい盛り付けのもやしやらニラの炒め物だが,それ以上に「赤巻はべん」やら「メンマ」に「チャーシュー」が載るところが,いかにも大衆的町中の中華料理屋らしいところだ。
スープは野菜炒めから流れ出た唐辛子のせいか,ちょっと茶色っぽく濁り,一口すすると,ピリ辛。これぞ「ベトコンらーめん」のスープって感じ。
シャキシャキのもやし炒めも美味しくいただける。麺はよくある中華料理屋の麺だが,ピリ辛の具やらスープとともに美味しくいただける。
しばらくするとおじさんが1人でやって来て「ラーメン+天津飯」というセットを注文する。これが690円だから,なんともはやお財布に嬉しい庶民価格。費用対効果に優れる。英語で言えばコストパフォーマンス。
さらにしばらくすると,どこかから電話がかかってきて,それは出前の注文らしい。よく見るとカウンター席の向こう側に岡持がいくつも置いてある。こういう風に出前をするところがまさしく町中の中華料理屋。
「ベトコンらーめん」はスープに浮かぶもやしとニラを救出するべく,レンゲでスープとともにいただく。そしてほとんどスープをいただいたが,唐辛子のおかげでお腹が熱くなってきた。
店は少々年季が入っているものの,何も問題はない。いつまでもお手頃価格で中華を提供する,町中の中華料理屋であってほしいものだ。
探検隊おまけの報告:
このとき(2019年7月)のお品書きいろいろ
めん類(大盛り100円増し)
らーめん,メンマらーめん→各480円
タンメン,チャンポンめん,もやしらーめん,天津めん→各530円
ベトコンらーめん,とんこつらーめん→各550円
みそらーめん→560円
焼きそば→530円,塩焼きそば,五目あんかけ焼きそば→各550円
ご飯類(大盛り100円増し)
炒飯,天津飯→各550円
五目中華飯,麻婆丼,酢豚丼→各570円
ライス→180円
一品
麻婆豆腐→550円,レバニラ→580円,酢豚,ぶた天,肉野菜炒め→各600円,
唐揚げ→650円,ギョーザ→280円
定食
焼きそば定食→640円,ぶた天定食,酢豚定食,レバニラ定食→各690円,
肉野菜炒め定食→720円,唐揚げ定食→750円
当店おすすめセット
らーめん+(焼きめし,天津飯,中華飯,酢豚丼のいずれか)→690円
豚骨らーめん+(焼きめし,天津飯,中華飯,酢豚丼のいずれか)→750円
焼きめし+唐揚げ,焼きめし+焼きそば→各840円
ベトコンらーめん+ライス+ギョーザ→840円
焼きめし+みそらーめん→790円
探検時期:2019年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ラーメン+炒飯 セット
今回の所要経費:690円
探検隊の報告:
やはり庶民の味方,お得価格だったね。
味としてはラーメンは中華料理屋によくある鶏ガラ醤油味。炒飯の方が濃い味で,美味しくいただけた。
夏休みの1日である。あちこちの店が混む前に,とっととお昼ご飯に出かける。今日は先日もやって来たここ「千番」である。前回と同じで,12時前なので,まだお客は誰もいない。空いているカウンター席に座り注文はもっともお得価格の「ラーメンとごはん物のセット」である。やはり中華料理屋だからと基本の炒飯を選ぶ。
待つことしばし,お盆に載って2つが同時にやって来る。
ラーメンにはレンゲが付いてない。これがまた,庶民派中華料理屋らしいところか。そう言えば昔の大衆食堂のラーメンには余りレンゲが付いていなかったような気がする。すでに50年も昔の話だが。とにかく丼を持ってスープをすすればよい,という感じである。そう言えば藤子不二雄描くところのラーメン大好き小池さんの食べるラーメンにもレンゲが描かれていなかったような気がする。そして,小池さんは丼を抱えてスープをすするどころか,そもそも丼を持ったままラーメンを食べるのが普通だったような気がする。
ということで,最後は丼を抱えてスープをいただく。
このラーメンはちょっと味にコクが欠けていた。それよりも,炒飯がいい味だったね。
探検時期:2019年12月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:焼きそば(大盛り)
今回の所要経費:600円(+100円)
探検隊の報告:
この「焼きそば」,実に美味しかったね。
お昼時,一度ここの「焼きそば」を食べてみたくてやって来た。で,迷うことなく「焼きそば」を注文……というわけではなかった。何しろ前には確か「塩焼きそば」というのがあって,実はそれにしようと思っていたのだが,ない。ということで,ここはやはり「焼きそば」は「焼きそば」だろうと,「焼きそば」を注文したのだった。ついでながらお腹が空いて100円増しの「大盛り」である。
待つ間にお品書きを眺めるが,10月の消費税増税後,お値段も少々値上がりしているようである。わかりやすくすべてが50円単位の値段になっている。それと,お品書きもいくつか整理されて,「塩焼きそば」のようになくなっているものもある。
それでも「ラーメン+ごはん物のセット」が750円だから,相変わらずの庶民価格の大衆中華料理屋である。
さて,待つことしばし,ご所望の「焼きそば大盛り」がやって来る。
これが実に美味しかった。
甘めのソース味の「焼きそば」だが,麺は焼きそば用の中太の平打ち麺で,こいつがなかなかのもっちり麺で美味しい。そして,シャキシャキの野菜が「焼きそば」に合う。
これまでここで食べた中では,この「焼きそば」が一番美味しいと思う。
次は「炒飯」である。
たくさんのお品書きに挑戦したわけではないので,ほかの中華のごはん物も一度挑戦してみなくては。
とにかく,この「焼きそば」はおすすめである。
最後に支払いをすると,おかみさんが,
「お客さん,前にもいらっしゃいましたよねえ。」
と言う。
「うーん,夏頃に来たことがあるかな。」
「やっぱり。おとうさんとね,『何だか見たことある人よね』って言ってたの。」
とまあ,顔をちょっとだけ覚えられていたらしい。
「『焼きそば』美味しかったですよ。また機会があったら来ますよ。」
と言って,店を去る。
探検隊おまけの報告:
このとき(2019年12月)のお品書きいろいろ
めん類(大盛り100円増し)
らーめん→500円
タンメン,チャンポン,もやしらーめん,天津めん→各600円
ベトコンらーめん,とんこつらーめん→650円
焼きそば→600円,五目あんかけ焼きそば→650円
ご飯類(大盛り100円増し)
炒飯,天津飯,中華飯,麻婆丼,酢豚丼→各600円
ライス→200円
一品
麻婆豆腐→600円,レバニラ,酢豚,ぶた天,野菜炒め→各650円,
唐揚げ→750円,ギョーザ→300円
定食
焼きそば定食→700円,
ぶた天定食,酢豚定食,レバニラ定食,野菜炒め定食→各750円,
唐揚げ定食→800円
当店おすすめセット
らーめん+(炒飯,天津飯,中華飯,酢豚丼,麻婆丼のいずれか)→750円
豚骨らーめん+(炒飯,天津飯,中華飯,酢豚丼,麻婆丼のいずれか)→800円
焼きめし+唐揚げ,焼きめし+焼きそば→各900円
ベトコンらーめん+ライス+ギョーザ→900円
らーめん+ライス+ギョーザ→800円
探検時期:2023年2月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:五目あんかけ焼きそば(大盛り)
今回の所要経費:650円(+100円)
探検隊の報告:
満足の焼きそばだったね。
久しぶりの「千番」である。前に来たときには,手指消毒もなく,マスクもしてなく,つまりはCOVID-19の流行前だから,すでに3年以上も前である。
しかし,見たところ,この物価高の中,お値段が3年前と変わっていないようで,まさしく頑張る町中華である。
さて,今日は「焼きそばを食べたい気分」ということでやって来たので,注文は単なる「焼きそば」ではなく,いかにも中華っぽい「五目あんかけ焼きそば」,しかも少々小腹が空いて「大盛り」である。
自分が入ったのと入れ替わりに次々とお客は食事を済ませて出て行ったので,即座に「五目あんかけ焼きそば」が作られる。大盛りなので麺は2玉。
しかも出てきたのが大きな丼だった。
これがまたいい感じの味。中華そばを引き出して,美味しいあんに絡めていただく。
野菜のほかに小海老や豚肉なども入り,結構な量であった。
最後の少々残ったあんもすすって,今日は完食。