
分類:和食(蕎麦)・洋食
所在地:金沢市小立野4丁目2−3(天徳院門前)
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探検時期:2026年2月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会コース料理
今回の所要経費:確か飲み放題付きで9000円
探検隊の報告:
ここ小立庵への初訪問で初宴会である。
ここにこの店があることは前から見かけて知っていたが,来る機会がなくいた。しかし,ちょうど地元団体の懇親会ということで設定され,期待してやってきてのだった。
そして,ある意味,とてもいい意味で和食だろうという期待がはずれ,美味しい料理をいただいたのだった。
さて,左は始まりの状態。プレースマットには「拝み観て 感じ食して 味合って 身をも心も 浄く豊かに」とある。
加賀藩3代藩主・前田利常(まえだとしつね)の正室,珠姫(たまひめ 江戸幕府2代将軍・徳川秀忠の次女)の菩提寺,天徳院(てんとくいん)の門前で,美味しい料理をいただき,浄い心になりましょう。
右はいわばつき出し的な「蕎麦寿司」。左の汁につけて食べる。
これがまた,半分くらいにかみ切ると蕎麦がパラパラと落ちて,散らばる。では一口でいけるかというと,それには多い。なので,出汁につけて,その皿を持って来ていただく。こぼれても皿の中である。なかなか食べにくいものだと分かった。
さて,まず出てきたのがこのいわば「カルパッチョ」。
そもそも蕎麦屋だから,和食だろうと思っていたのが大間違い。以下,蕎麦以外はすべて洋食,いや,エビチリは中華,それとも和風中華?
どちらにせよ,料理の盛り付けが洒落ていた。中味的には凝った洋食ではないし,手間暇かかる味付けでもないと思われるが,ちょっとした盛り付けで洒落て見えるのだった。
右は「エビチリ」。
下にはパスタのサラダ。プチトマトが2個載っているだけで洒落て見える。
もうこれが出てきた段階で,お造りではなくカルパッチョ,先付はエビチリということで,ワインがほしくなったが,この飲み放題にはワインがなく,とりあえずビールである。
ちなみにビールは「アサヒスーパードライ」しかなく,筋向かいの「キリン一番搾り」大好き会員が「じゃあないか」と言いつつスーパードライを呑む。「そういえば,あんたは『ヱビス』が好きだったなあ。」と言われる自分も「しゃあないか」と思いつつスーパードライを呑む。
いよいよ次に来たのは「ムニエル」。
ぱっと見た目にはムニエルには見えない。おねえさんに「これは何ですか?」と聞いて初めてムニエルと知り,どこに魚があるんだと思えば,下に埋もれている。
レタスの上に載り,ムニエルの上にはキノコや野菜のサラダ,イクラが載って豪華に見える。
右は何かと思えば,蕎麦寿司の上に蟹のむき身が載る。
よく考えれば,すべてが海鮮料理だった。
ちなみにこの店は天徳院の塔頭(たっちゅう)の一つの尼寺だった建物だそうで,入り口からしてお寺らしい雰囲気がある。
床の間には般若心経の掛け軸があった。
つまりはこのあたりはすべて天徳院の寺領の範囲内だったのだろう。今では民家も建っているが,もともとは寺領らしい。そういえば隣接する小立野小学校の敷地も天徳院の寺領の一部だったと聞いたことがある。
調べてみると,創建当時,藩主・前田利常によって定められた敷地は約4万坪(約13.2ヘクタール)に及んでいたらしい。金沢城が約30ヘクタールだから,かなりの広さである。利常がいかに妻珠姫に思い入れがあったのかがうかがえる。
さて,途中から冷酒に変える。
この店はすべて福光屋のお酒が置いてある。確かに同じ小立野台だからそうだろう。
冷酒を頼んだら「加賀鳶」だった。「超辛口」とあり,なかなか美味しかった。
別の面々は熱燗を頼んでいたが,ちょっともらったけど結構な熱燗。
この冷酒がなくなって「冷や酒ください。」と頼んだら「常温」の酒が出てきたのだった。冷酒といえば冷やしてあり,冷や酒といえば常温が出てくるという,いかにも居酒屋らしい対応。なので,再び「冷酒ください。」と頼んだのだった。
締めは蕎麦屋らしく蕎麦。
後半ひたすらぽん酒を呑んでいたので,和らぎ水代わりに出汁はすべて飲み干す。
そしてデザート。果物はいただいたが,真ん中はババロアらしく,それは遠慮しておいた。
いやはや今日の宴会,期待に反して洋食。
いい意味で期待が裏切られた。
尼寺だった建物でごちそうをいただき,たっぷり呑んで,知人達と会話し,「身をも心も 浄く豊かに」なりましたねえ。
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探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。