分類:和食・洋食・中華
所在地:金沢市武蔵
探検時期:2013年1月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:和食のコース料理
今回の所要経費:会費5000円
探検隊の報告:
今夜は某小学校の校下の町会連合会の新年会である。それに招かれてやって来たのだった。
会場は武蔵にあるスカイホテルの最上階の18階の宴会場「トップ・オブ・カナザワ」である。天気がよければ,市内が一望できる。
さて,この日の料理は和食らしい。箸袋には「和食 兼六」と書かれているから,このスカイホテル内の和食処の料理のようである。下の階には洋食や中華の店もあり,ここでの宴会では,お好みで和洋中華いろいろと選べる。
今回は,お品書き一式が印刷されたものがあったので,それを書き写し,満腹探検隊の紹介としよう。
「お通し 加賀野菜きらず和え」
おからで和えてある料理だが,それを「きらず和え」と言うとは知らなかった。「卯の花和え」とも言うが,そう書いてあればすぐにおからとわかるが,和食にもいろいろな命名があるものである。いや,そもそもおからのことを「きらず」と言うらしいので,「きらず和え」はわかる人にはすぐにわかる料理名なのであろう。単に自分が知らないだけだ。「からまぶし」,「吹雪和え」,「雪花和え」などとも言うらしい。おからであっても,ちょっと洒落た命名をすることで,いかにも美味しそうな料理に思えてくる。
「焼き物 赤魚西京焼き れんこん金平 出し巻き玉子 烏賊小松菜辛子和え 昆布有馬煮 五郎島レモン煮」
料理を見るとわかるが,お品書きの表記で,漢字で「金平」と書かれると,一瞬,はて何だろうと思ってしまう。これは「きんぴら」である。この文章を入力するために「きんぴら」と入力して,変換したら「金平」となった。何でこの字で書くのだろうか。やっぱりおめでたい「金」の字を使うのだろうか。
「有馬煮」とは,粒山椒を加えた煮物の呼び方らしい。兵庫県の有馬が山椒の名産地であったことからこの名が付いたとのことである。いやはや,50年以上生きてきてもまだまだ知らないことが多すぎる。いや単に自分に常識がないだけのことか。
「五郎島」は加賀野菜の一つのサツマイモである。レモン煮ということで,もともとほくほくの甘いサツマイモだが,一段と甘い。甘いけど,それでビールを飲むのだった。
ちなみに,4番目に書いてあった「焼き魚」が2番目に出てくる。
「作り 日本海の幸 三種盛り」
甘海老,鰤,そしてもう一品は何だったんだろう。
まあ,よく覚えていない。刺身というのも,よく食べるもののほかは,魚の名前がわからないものである。寿司屋に行っても,結局何という魚なのかわからないことがよくあるのであった。だいたいが,イカなんぞが出てきた日には,何というイカなのかは,すでに刺身状態ではまったくわからないのであった。
「炊き合わせ いしる仕立て 鱈 冬大根 焼葱 豆腐 花麩」
「油物 海老天ぷら 青唐 椎茸 南京」
「いしる」とは能登地方で古くから使われている魚醤である。これ,結構濃いめの味。
今回の新年会には石川県知事も金沢市長も参加しているが,二人とも忙しい。知事は来賓挨拶のあと,テーブルを回って参加者と写真撮影をして,早々に帰っていく。
市長も,テーブルを回って参加者と握手をして,早々に帰っていく。
二人とも次の会が控えているらしい。
あたり前だが,新年の土曜日の夜,二人とも忙しい。
「酢の物 蛸 生姜酢和え」
こちら酢の物。
結構ビールを飲んでいるので,お腹はいっぱいになる。料理は量的にはこんなものだろうか。
途中で出し物を求められる。基本カラオケだが,隣に座る知人は詩吟である。なかなか洒落たものである。
こちらも求められ,小学校の校下の新年会で,中学校側で参加しているので,中学校の校歌を歌うこととする。ステージに上がってくれる人を募ったら,10人ほどが集まる。つまり卒業生がたくさんいるということであり,地元に密着しているということであろうか。
「食事 鰊 茶蕎麦」
「水物 苺 ババロア 季節の果物和え」
最後に食事は茶蕎麦。鰊がのっかっている。
そして,デザートには苺とババロア。季節の果物ということでみかんが載っている。果物はいただくのであった。
今夜はお付き合いの会であったが,結構のんびりと,知り合いを探してはビールを注ぎ,宴会を楽しんだのだった。
さて,おまけの話だが,この会が終わったあと数名の知人と共に2次会に行った。それがこの片町のスナックの「927」(くつな)である。この職場に異動になってからというもの,よく行く。今夜も今夜とて,行けば飲み物の種類を聞かれることはなく,「ビールですね。」と言われて,ご常連扱いなのだった。ここでは自分たちはいつもセット料金3000円で,飲んで,時にはカラオケを歌うのだった。しばらくの時間を過ごした後,さて,帰るかと思いきや,あと2人と柿木畠方向へふらふらと歩く。そして,久しぶりに「がんば」へと行ったのだった。
探検時期:2014年1月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:和食のコース料理
今回の所要経費:会費5000円
探検隊の報告:
今夜も1年前と同じ会合で,同じ場所にやって来た。
そしてまたお品書きがあったのでそれを書き写して紹介としよう。
ちなみに,1年前に比べて一品「蒸し物」が多いのだった。
左,「お通し 加賀野菜きらず和え」
これは去年と同じ。しかし,これ以外はすべて違っていて,料理が楽しめた。
右,「造里 がんど,かじき,甘海老」
左,「炊き合わせ 鶏治部煮 里芋,すだれ麩,青身,粟麩」
金沢の郷土料理治部煮である。鴨ではなく鶏。それでも十分美味しい。
右,「焼き物 鰆香草パン粉焼き 五郎島レモン煮,昆布有馬煮」
付け合わせは去年も登場したものなので,解説は一年前のものをご覧あれ。
左,「蒸し物 七福蒸し」
茶碗蒸しなのだが,「七福蒸し」とはどういう意味だろう。中の具が7種類あったのか。今となっては確かめる術がないが。
右,「油物 キス,烏賊天婦羅 蓮根,青唐」
左,「酢の物 蛸生姜酢和え」
右,「食事 紅白饂飩」
今年の食事はお正月らしく,おめでたい紅白のうどんである。
ところで,出てきていたビールのラベルには「2015年春 北陸新幹線 金沢開業」という文字入りである。来年北陸新幹線が金沢まで開業するのだが,こんなラベルのビールがあるとは知らなかった。
右,最後の締めで「水物 うす密仕立て いちごババロア オレンジ 黒豆,寒天,ミント」
ということで,今年も2次会に行かないかと誘われたが,この会自体がご招待のお付き合いの会なので,地域の方々だけでどうぞと,お断りしたのだった。
だがしかし,この1次会の料理だけでも十分美味しく,満足したのだった。
探検時期:2014年11月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:コース料理
今回の所要経費:会費6000円
探検隊の報告:
いつの間にか,このホテルの名が「スカイホテル」から「ANAホリデイインスカイ」に変わっていた。ANAホテルとホリデイインとスカイホテルが合体したような名である。ANAホテルというと金沢駅前にあるので,このホテルの場所を人に教えるときには,結局は「ANAと言っても駅前じゃなくて,武蔵の昔のスカイホテルのことだよ。」と言わなければならないのだった。
さて,今夜はここで講演会の後の懇親会。だけどゆっくりと料理の写真を撮るゆとりがなかった。というのもこの懇親会の幹事となっていて,同一テーブルの面々は忙しく立ち働いていたのだった。ということで,写真は宴会開始前の1枚だけ。間もなく来春には北陸新幹線が開業するのだが,ビールは今回も「2015年春 北陸新幹線 金沢開業」という文字入りスーパードライであった。
探検時期:2015年4月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:コース料理
今回の所要経費:はていくらだったのやら
探検隊の報告:
4月である。歓迎会である。
いつもならば畳のお座敷が多いのだが,今回はホテルのテーブル席。と言うのも,幹事としてお座敷のお店がとれなかったらしいのである。自分としてもおすすめの店を紹介していたが,この4月第2週の金曜日,どこも一杯だったらしい。そこで,結局はホテルの宴会場が選ばれた。
本日のコースは和洋折衷。しかし,洋食のお品書きは大皿で出てくるのだが,いずれもいたって彩り華やか。ちょっとして工夫で,とても彩りよくきれいに見えるのだった。
ということで,最初に出てきたのはマリネ。ビールが進むねえ。
そうそう,先月いよいよ北陸新幹線が開業した。で,ビールは相変わらず北陸新幹線開業ビール。
左サラダ。彩り豊かだねえ。
右はお造り。和食は個別の器で出てくるのだった。
左焼き物。このサツマイモがかなり甘い。蜂蜜で煮てあるのだったっけか。
右エビマヨ。中華料理屋でエビマヨというのはよくあるが,マヨネーズだからやはり洋食に分類すべきか。
左蒸し物。ヨモギ入りの蓮団子だったか。とにかく忘れているので適当。
右はステーキ。上にシメジたっぷりのソースがかかり,これも美味しかった。
最後に蕎麦である。ナメコ入りおろし蕎麦。
右デザート。
いやはや,なかなかいいご馳走でした。
それじゃま,ちょいと2次会に行きますかね,と残った少人数と共に,このホテルのとなりのビルへと向かったのだった。
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:金沢スカイホテルのウェブサイト