分類:洋食・喫茶
所在地:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町(トロッコ嵯峨駅併設 19世紀ホール内)
探検時期:2017年10月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ナポリタンスパゲッティ+きのこスパゲッティ+生ビール×2
今回の所要経費:450円+450円+420円×2→1740円
探検隊の報告:
お手軽価格のお手軽昼食で充分のんびりできたね。
京都1泊2日の旅である。今回の主目的は国立博物館の特別展覧会「国宝」。2日目の午前には大覚寺をゆっくり回ってきた。そのあと午後からは乗ってみたかった嵯峨野観光鉄道に乗ろうとやって来た。しかし,1時1分発はすでに満席。次の2時1分発も残るは立ち席のみ。これはまた次の機会かと思い,とりあえず食事とする。
そうしてやって来たのが,このトロッコ列車の駅に隣接する「SL喫茶」である。単に喫茶かなと思ってやって来たら,一応簡単な食事ができる。しかも生ビールがある。なので,ここならお手軽,お手頃価格でお昼ご飯とできると判断し,席に着いたのだった。いや,席はほとんど空いている。ここまで歩いてきたあの嵐山の喧噪に比べると,ゆったりした空間で,取りたてて待つこともなく食事にありつける。
さて,ここの注文はセルフサービス。レジのところで注文し,受け取って食事が終わったらまた返却口に返しに行く。だからさらにお安く食事ができる。
今回注文したのは,たくさんの選択肢があるわけではなかったので,2人ともパスタである。「ナポリタンスパゲッティ」と「きのこスパゲッティ」。それぞれ450円。ドリンクセットにすると200円増しの,650円というお得価格。といってもソフトドリンクのみ。生ビールは別であるので,生ビールを2つ注文である。
ということで,出てきたのはこちら。まあ価格相応という感じ。充分ビールのおつまみにいける。いや普通ならパスタのお供にビールなのだろうが,我々はビールのおつまみにパスタなのだった。
あの混雑の嵐山近辺で,おそらく観光地価格の食事をするよりも,京都名物ではないが,京料理でもないが,お手軽に,しかも静かに自動演奏のピアノが流れる中,大好き蒸気機関車を眺めながら食事ができて,充分満足なのだった。
さて,トロッコ列車はあきらめていたので,すぐ隣にあったジオラマのところへ行ってみると,トロッコ列車の利用者は100円引きだという。ならば,とりあえずトロッコ列車に乗れるかと切符売り場に行ってみると,指定席は売り切れと表示されているが,実際にはわずかばかりは残っているとのこと。そこで行きは2時1分発で,2人とも通路をはさんでいるが指定席,帰りはその折り返しで1人が指定席,もう1人が立ち席で取れたのだった。そうして,トロッコ列車に乗ることとなり,ではそれまで充分時間があるので,ジオラマを眺めることとした。
こちら時間待ちの間にいただいたご当地缶ビール。
ジオラマはこれまた嵐山近辺の喧噪ともかけ離れ,あとで乗ったトロッコ列車の満席状態ともかけ離れ,ほぼ貸し切り状態だった。時間帯によっては夜の風景に変わったり,火事が起こって消防車が駆けつけるという設定の場面があったりと,なかなか凝ったジオラマだった。
ちなみにトロッコ列車は中国人だらけ。帰りに至っては1号車は全部中国人で,嵯峨野の一つ前の嵐山でみんな降りて,1号車が空っぽになる始末。恐るべし中国人パワー。まあ,人口が日本の10倍以上なのだから,GDPが日本を超えて当たり前。GDPが日本の5倍を超えたあたりで少し驚くこととしよう。しかし,GDPよりも民度を上げてほしいのだが。
以下に少しそのジオラマの様子を紹介しておこう。鉄道好きにとってはなかなかの楽しいジオラマだったね。
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
ナポリタンスパゲッティ,きのこスパゲッティ,たらこスパゲッティ,チキンライス,カレーピラフ,エビピラフ→各450円,ドリンクセットは各650円
ホットケーキ→300円,ドリンクセットは550円
クロワッサン→180円,ドリンクセットは400円
飲み物
ミルク,オレンジジュース,メロンソーダ,カルピスソーダ,コーラ,カルピス→各300円
コーヒー,レモンティー,ミルクティー,抹茶オーレ,ココア,ゆず茶,レモンスカッシュ→各350円
カフェオーレ→400円
以上はドリンクセットにセットできるもの
日本酒→270円,生ビール→420円,トロッコビール→600円,トロッコワイン→640円