分類:和食・洋食
所在地:長野県下高井郡山ノ内町志賀高原発哺(ほっぽ)温泉
探検時期:2021年11月
今回の探検目的:一泊二食
今回のお品書き:和洋折衷料理と温泉露天を満喫プラン
今回の所要経費:一人6500円+瓶ビール代700円+入湯税150円
探検隊の報告:
初めての志賀高原でのお泊まりである。
この土曜,日曜,月曜と三連休になり,お天気もいいことがわかったので急きょ予約しての旅である。
その一泊目が長野の志賀高原。前日の急な予約だったので,連れ合いが探し出した宿泊地は志賀高原でも「発哺(ほっぽ)温泉」というところ。とにかく温泉なのでこれでいいかということと,いつもなら素泊まりで居酒屋めぐりであるが,スキー場ではあっても周りには何も居酒屋なんぞはなさそうだったので,今回は我々にしては珍しく「一泊二食付き」である。
さて,朝の6時半頃に家を発ち,信濃大町の「霊松寺(れいしょうじ)」の紅葉を眺めたり,「縄文おやき村」なんてところにわざわざ立ち寄ってお昼ご飯を食べたりしながら,午後4時少し前に「発哺温泉」にたどり着く。金沢からは300キロあまりであった。
しかしこの「発哺温泉」,どこらあたりまでがこの温泉の湧き出る地区なのかはわからないが,あちこちのホテルはちょっとさびれている風情。スキーシーズンでも何でもなく,この時期にここにやって来るのは珍しい温泉巡りでもするのが趣味の人達か。それともここまでの紅葉を愛でて,たどり着く先が「発哺温泉」か。
この日は我々ともう一組の合計二組のお客のようであった。
で,着いても周りに行くところもなく,とにかく温泉に浸かるしかない。
もう一組は男性のみなので,男湯を使うから,どうぞ女湯をご自由にお使いくださいとのことで,通常は入れない,いや入らない女湯に入る。
といってもそこにいるのは,水も滴るいい女かといえば,源泉が滴るいつもの連れ合いなのだった。
さて,夕食は食堂である。
ここは100人は入ろうかという食堂。スキーシーズンにはここは満杯になるのであろうか。
その片隅で二組のお客が晩ご飯である。ビールをもらって,ひとときの宴会である。
和洋折衷料理ということで,一応ビールのお供にはいろいろとあって,ビールが進む。
こちらは鍋。
ビールを呑んでいるので,せっかくのご飯もいただかず,おかずのみの晩ご飯である。
いや,おじさんにとっては夕食とは宴会なのである。
ここは志賀高原初の温泉らしく,発見は1841(天保12)年に遡るという。昔歴史の時間に習った「天保の改革」の頃ではないか。
昔は湯治場だったらしいが,そんな面影はない。
湯治場らしい木造二階建てみたいな古びた建物があり,のんびり湯治するような雰囲気があるでもなく,いまどきの鉄筋の建物ばかり。
しかしそれとても,今はさびれた感じである。
スキーシーズンには賑わうのかといった感じである。とにかく晩秋のこの時期には周り中閑散としたものであった。
こちらは朝食。
朝出るときには11月上旬だが車のフロントガラスには白く霜が降りて凍っている。天気の良さゆえの放射冷却現象である。
さてではこの先二泊目の蔵王温泉を目指すとしよう。
蔵王温泉には何か面白いことが待っているかな。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。