分類:和食
所在地:金沢市野町(犀川大橋詰め)
探検時期:2008年1月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会コース
今回の所要経費:5000円
探検隊の報告:
久しぶりにここ犀川大橋詰めの「寺喜屋」に来た。
前はよく来た。今夜のこのメンバーの会も前はよくここを使っていたのだ。
昔来たころはまだ1階は魚屋で,店頭に魚が並んでいた。そして,この木造の建物だけであった。店に入るのに店頭に並べてある魚を眺めながら,その横をすり抜けて座敷に入ったものだ。
今は隣に(上流側に)立派な鉄筋建ての建物ができた。こちらの方はひらかなで「てらき」となっている。漢字だけで「寺喜屋」の方が,なんだか情緒がある。金沢では老舗の料理屋である。と言うより昔は庶民の料理屋という感じだった。
金沢にも高い金を払う料亭はいくつもあったが,ここは気楽に利用できる店だった。今のようにあちこちに洒落た居酒屋ができる前なので,20人程度の会では重宝したものだ。
この店のすぐそばの犀川大橋も昔からの姿のままである。ここを通る道路はいまでは国道157号線だが,以前は国道8号線だった。そしてこの先弥生,有松あたりでは「南端国道(なんたんこくどう)」と呼んでいたものである。
その昔,東京オリンピックの時(1964年)聖火リレーのランナーがこの南端国道を走るので,学校はお休みになり,有松交差点まで聖火ランナーを見に行ったものである。
ということで,寺喜屋の料理にもどると,当たり前だが魚料理中心である。
鰤大根は4人分くらいが大皿でどんと出てくる。
冬の味覚「白子酢」が美味い。
何しろ魚料理ばかりなのだが,やはり金沢の魚は美味いと思う。
とか何とかいっているうちに夜は更けるのであった。
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。