分類:和食・洋食・中華
所在地:京都府京都市南区九条町
探検時期:2009年3月
今回の探検目的:軽食
今回のお品書き:いろいろ
今回の所要経費:以下の報告をお読みください
探検隊の報告:
京都へとやって来た。
別に計画的だったわけではないのだが,ちょうど京都に行った21日は,東寺では毎月弘法市という縁日があることを知り,それに出かけることにした。
そして,それがまた何で「満腹探検隊」なのかというと,この弘法市にはいくつも飲食店(というか露店というべきか,的屋というべきか)があり,いろいろと買い物をしつつも,いろいろと食べ歩いたので,その報告である。
今回は京都駅を9時過ぎに出発して,朝ご飯は食べずに,大宮通を下った。東寺に近づくにつれて,どんどん人が増えてくる。そして,すでに買い物を終えて帰ってくる人にもすれ違う。
大宮通を下って,北東側にある慶賀門(東門)から入る。
入ってすぐに,自分の好きな鯖寿司を売る店があったが,2分の1本で800円だったので,やめる。まあ,これもそれなりの価値があったのかもしれないが,ちょっと高めと思ってやめたのだった。
それから西進し,食堂(じきどう)の方へと向かう。そして,そこまでの道のりで威勢よく売られていた「イカめし」を買うこととする。1つ630円と出ていたのだが,「半額」との大きな表示,しかも「2つなら500円にしとくよ。」と言われて,2つ買ってしまう。今食べるので,できたての熱いやつをもらう。それにしても,よくわからない値段設定である。
その向かいあたりにたこ焼きを売る店があり,そこでビールを調達し,そこの後ろのテントの縁台に座る。350mlのレギュラー缶が500円である。よくある居酒屋では1mlが1円換算であり,通常220円程度の缶ビールのレギュラー缶は350円なのだが,500円はちと高いか,と思ったが,これが縁日相場のようである。どの店も500円だった。そういえば,以前に来た京都の十日戎の縁日では1本が600円だから,それに比べると安い。
「イカめし」はイカは美味いんだが,ご飯はちょっともち米中心のようで,粘り過ぎって感じ。まあ,作り方を見ていると,炊いたご飯を詰めてから,そのイカを鍋で煮ているので,たれの味がご飯にしみるという感じではないが,1個250円だから文句を言ってはいけない。
さて,この「イカめし」だけでは物足りないので,この店で「たこ焼き」を買う。大ぶりの「たこ焼き」が6個300円ということで,熱々のできたてを食べることができたし,座る場所も確保できたことだし,よしとしよう。
買い物の途中にちくわも買ってみる。ちくわ1本100円。海老ちくわ1本150円である。
このあとはいろいろと買い物をし,お寺にもお参りをして,歩いたのだが,やはり,朝ご飯,昼ご飯まで兼用で食べようと思うと,まだ足りない,そこで次に,南大門の近くにあった「大鮎の塩焼き」と「ワカサギの天ぷら」を食べることとする。それにしてもこの「大鮎の塩焼き」は大きい。
岩魚の塩焼きも好きでよく食べるのだが,この鮎,よく食べる大きさの岩魚どころではなく,もっと大きい。これでいて1匹500円であるから,なかなかよい。それからワカサギの天ぷらも揚げたてで美味い。これが400円である。見ていると次から次へと揚げているのだが,それがまた次から次へと売れていく。もう,作っては売り,作っては売りと流れ作業なのだが,これだけ売れると面白いくらいである。まあ,作って売る方も大変であるのだが。
さて,これで終わったかというと,そうではなく,途中から子どもたちと合流して,最後におでんとラーメンの店に入る。これだけではなく,うどんやどて焼きなどいろいろとある。
まあ結局思ったのは,一番酒類が割高だということである。いろいろと軽食を食べるぶんには,結構多種多様なものがあり,へたな夜店よりもよっぽどいいが,ちょっとビールを飲もうと思うと,食べ物よりも高いのだった。
最後に,ここで買ったもののうち,お気に入りを紹介しておこう。
一つはぐい呑みである。何焼きと言うのかは知らないが,昨日窯出ししたばかりとのこと。
そのデザインが,日本の陶器でありながら,なんだかインドといった感じである。宇宙をデザインしたような感じでもあり,ヒンズー教でよく見るようなデザインだったりして,気に入って白と黒の2種類を買った。
もう一つは,花器である。小さな犬が花を抱えるようになっているものであり。ちょっと心和むデザインである。これは今我が家で近所に咲く野の花が飾られている。
探検時期:2010年3月
今回の探検目的:軽食
今回のお品書き:いろいろ
今回の所要経費:以下の報告をお読みください
探検隊の報告:
1年ぶりにまた再び弘法市へとやって来た。3連休ということもあってか京都の宿の連泊がネット予約で取れず,大阪に連泊である。朝,大阪の宿からJRでやって来た。
今回は前回買いそびれた三色の花が咲く桃の花や,桜の花まで買った。そして,毎度おなじみ,あちこちで食べ歩いた。ちなみに,前回ここではビールが一番高いということを学んだので,東寺に入る前に途中のコンビニで缶ビールを買う。
前回と同じワカサギ唐揚げを食べたが,やはりこれが一番美味い。今回は鮎の塩焼きがなかった。
これは我々が好きなすじ煮である。しかし,これはいけない。こんにゃくの半分が干からびている。最初はこれがスジか,たくさん入っているなと思って食べたら,何のことはない,こんにゃくが干からびたものであった。かなり黒くなっており,縮んでおり,硬い。まるでスジ肉のようである。こんにゃくの半分が今日入れたらしき新しいもの,あと半分は硬くなったものだった。
ちょっとおばちゃん,煮込むのならもうちょっとおつゆの中で煮込んでよ。こんにゃくが干からびるじゃないの。そして,鉄板の上でおそらくだいぶ前の売れ残りをそのまま使って,それでぼろ儲けせんといて。弘法さんのバチが当たるよ。
探検時期:2014年3月
今回の探検目的:軽食
今回のお品書き:いろいろ
今回の所要経費:以下の報告をお読みください
探検隊の報告:
久しぶりの東寺弘法市である。4年ぶりである。たいてい来るとしたら3月になる。と言うのも21日で確実にお休みになるのは3月21日の春分の日である。年によっては3月21日でないこともあるが,今年は21日だったので,日帰りでやって来たのだった。今回も3色の花が咲く桃を探したがなかったのだった。
で,お天気が悪く,風も強く,雨も降り,いい状態ではない。寒いのであっという間にテントの中に入り,いろいろ頂く。最初は牛串である。あとは,熱燗と牛すじとおでんを頂いたのだった。
我々と同じテーブルに我々のような熟年夫婦が座る。こっちははじめから一杯やるつもりでいて,飲んでいるが,お隣のお父さんの方が飲みたそうである。おでんを食べながら,思案顔である。きっと近くで,車で来ているのだろう。こちらは電車で,2人ともしっかり飲んでいる。で,妻との交渉成立か,お父さんが飲み始める。やはり,飲みたいときが美味いとき。
しかし,午後からはいいお天気になり,清水などへも出かけた。写真はそこで珍しく食べた甘いものである。「京あみ」とかいう店にあった「八つ橋シュー」。まあ,大部分はうちの連れ合いが食べたのだが。
ということで,お天気も回復したので,あとはふらりと清水から歩いて祇園の方へと向かう。で,また一杯軽くやったのだった。(「壹錢洋食」のページがその報告。)
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。