分類:和食(麺類)
所在地:京都府京都市北区紫野下門前町27−1(大徳寺南東側)
探検時期:2020年10月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:徳寿うどん+ざるそば+瓶ビール×2
今回の所要経費:1250円+750円+600円×2→3200円
探検隊の報告:
お昼ご飯を食べるのも,いやビールが飲める店を探すのも一苦労である。
久しぶりの京都への旅。
COVID−19(新型コロナウィルス感染症)のせいで,ずっと旅もできなかったが,しばらく前から始まった「Go Toトラベル キャンペーン」を利用して,通常価格の半額になるホテルを探してやって来た。
1日目は京都国立近代美術館のコレクション展を鑑賞した。
2日目の今日は,まずは仁和寺に行き,次に大徳寺へとやって来た。
このあたりに着いたのはお昼過ぎだったので,何か食べるところはないかと歩く。
バスを降りて,商店街らしき通りを歩くが,なかなか食べ物屋が見つからない。喫茶店を見つけたが,軽食はあるがビールがあるかは不明。ランチの看板の出ている洒落た店があったが,すでにランチの時間は終わったらしい。
そうやって歩いていると,自転車に乗ったおじさんが「何かお探しですか?」と聞いてくる。それで「何か食べられる店を探している。」と言うと,「このあたりには何もない。」との答え。「あるとすれば大徳寺の近くで,つい今し方も外人さんに紹介したうどん屋がある。」と言う。店の名前を聞くと,「大徳寺の近くだから,なんだか『徳』の字がつくんだったか何だったか。」と曖昧な返事。それでも,「あの角を曲がっていけばたどり着ける。目の前には消防署がある。」とのことで,たどり着いた。
で,いったん店頭にあるお品書きを見るが,結構いいお値段だったので,先程の喫茶店にはお安いピザなんかもあったし,そこで軽くビールを呑もうということになり,その喫茶店に入ってみる。しかし,聞くとビールは置いてないという。なので,またこの喫茶店を出て,結局は舞い戻ったのがここ「徳寿」であった。
昨日もお昼ご飯にたどり着くまでには紆余曲折があったが,今日もまたお昼ご飯にたどり着くまでに紆余曲折がある。町の一つの区画を1周したのだった。
さて,注文はまずは,おねえさんおすすめで,この店の名を冠した「徳寿うどん」と連れ合いは「お昼は軽くでいいわ。」と「ざるそば」とする。
「ビールは最初に持ってきていいか?」と聞かれ,もちろん直ちに持ってきてもらう。連れ合いとともに,ようやくありつけたビールで乾杯をする。
まずは「ざるそば」820円也がやって来る。
こちらはまあありきたりか。
そしてこの店のおすすめの「徳寿うどん」がやって来る。
内容説明には「京ゆば,京豆腐,月見を使った京風味」とある。
優しい味のうどんである。
豆腐がビールのアテになる。
この豆腐には「大」の字の切り込みが入っている。
「これって,京都の風物詩の『大文字焼き』の『大』の字か?」
と言うと,連れ合いが笑って,
「そんなわけないわ。『大徳寺』の『大』でしょ。」
と言われ,そういえばここは「大徳寺」の門前だったと思い出す。
お汁好きの自分としては,瓶ビール1本のほかに,この京風味の出汁をすべて飲み干す。
では「大」の字にあやかって「大徳寺」に向かいますかね。
探検隊おまけの報告:
このとき(2020年10月)のお品書きいろいろ
徳寿名物 各1250円(うどん,そば選択可)
徳寿(とくじゅ)うどん(京ゆば,京豆腐,月見を使った京風味)
紫野(むらさきの)そば(とろろ,山菜,生玉子を使った冷やしそば)
門前(もんぜん)そば(にしん,京ゆばを使った名物そば)
おすすめ(限定10食) 1500円
湯豆腐定食(湯豆腐,ちりめん山椒ご飯,一品)
麺類(うどん,そば選択可)
かけ→550円,山菜→750円,きつね,月見,おろし→各850円,
やまかけ→1000円,たぬき,けいらん→各1100円,
鍋焼きうどん→1350円
冷やし麺類(うどん,そば選択可)
ざる→750円,冷やし山菜→850円,
冷やしきつね,冷やしおろし→各950円,
とろざる→1000円,冷やしにしん→1250円
うどん,そば大盛りは200円増し
ご飯
じゃこご飯→300円,ご飯→200円