分類:和食・洋食
所在地:京都府京都市下京区室町通木津屋橋下ル東塩小路町579-24 ハウス24ビル4階
探検時期:2017年9月
今回の探検目的:昼食と言うか昼呑み
今回のお品書き:料理3品+生ビール+サッポロ赤星2本
今回の所要経費:2570円
探検隊の報告:
京都へと1泊2日の旅に出た。「京都飲んだくれツアー」である。いや,「京都枯山水探訪ツアー」である。
朝7時40分,金沢駅発の高速バスに乗り,京都には予定通り11時55分ちょっと前に着く。駅にほど近いホテルを予約してあったので,とりあえず荷物を預けて,お昼ご飯とする。お昼ご飯といっても,もちろん昼呑みである。日本のいいところは,とりあえずいろいろな店で,お品書きにありさえすれば,酒が出るところである。なので,どこの店でも食堂でもいいのだが,今回は初めから立ち呑み屋である。事前にリサーチしてあったここ「天空の立ち呑み とさか」を目指してやって来たのだった。
さて,小さなエレベーターで4階に上がると,目の前の非常階段らしき部分は外へと解放され,これが「天空」なのかどうかはわからないが,眺めがよい。左手のビニールの仕切りをくぐって店内に入る。これがまた7割ほどの入りである。さすが日曜日の京都,ということであろうか。
7つあるテーブルのうち,5つは埋まっている。連れ合いと2人,空いているテーブルに向かい合って立つ。
ここは料理人が一人,給仕が一人。給仕のおにいさんは一人でフロアを切り盛りしており,とても忙しそうである。
さて,お品書きを見て,一気に注文をしてしまう。朝に金沢から乗った高速バスから始まっている「飲んだくれツアー」では,すでにおにぎりの味噌汁代わりにビールをいただいているのだが,ここへ来てまたもや当然のごとくビールである。連れ合いは「生中(アサヒスーパードライ)」,自分はここに「サッポロラガービール」通称「赤星」があったので,それである。生中378円,赤星486円。
まずは「デミグラス de すじ煮込み」がやって来る。牛すじの量は少ないのだが,味はとてもいい。横についているバゲットをつけていただくのだが,これがちょうどよいお昼ご飯。486円也。
しばらくすると夫婦らしき2人連れがやって来て,テーブルはすべて埋まってしまう。
直後にこれから結婚式の披露宴に参加するらしき男性4人組がやって来て,テーブルがないのでカウンター席に並ぶ。
さらに2人ほどお客が増えて,カウンター席もほぼ満席。
続いて「アジフライ」がやって来る。1匹194円也。揚げたてで美味しい。ほんのちょっとのタイミングで先に注文を済ませることができて,幸先のよい京都の旅(?)である。
いやはやしかし,お昼から盛況である。さすが京都というのか,さすがこの店が使い勝手がよいというのか,立ち呑みはお手軽である。これからきっと披露宴の宴会で酒を酌み交わすであろう面々も,事前のちょい呑みにちょうどよい店なのであろう。
さて,最後に「海鮮丼」がやって来る。お昼ご飯なので,一応ご飯ものも注文したのだった。単に醤油ではない甘辛いタレがかかり,ご飯が進む。ちょっと小ぶりの茶碗で,これで540円だから,これは立ち呑み屋にしては少々お高めだが,それでも,立ち呑みをして,お昼ご飯兼用としようとするのだから,これくらいの量で充分である。
ちなみに,携帯電話附属のカメラで撮影したのだが,保存を忘れて画像がない。この携帯,しっかりと保存ボタンを押さないと,画像が消えるのであった。
ということで,次にまた行ってこの海鮮丼をいただくこととしようか。
ということで(引き続いての「ということで」),ここから京都の旅が始まる。いよいよ「枯山水探訪ツアー」である。
探検隊おまけの報告:
このときの定番のお品書きいろいろ:
冷や奴,アジフライ,コロッケ→各194円
セロリ浅漬け→216円
にんにく丸揚げ→237円
たこわさ,枝豆→各248円
冷やしトマト,やみつき胡瓜,ミックスナッツ,山芋の唐揚げ,ポテトフライ→各302円
焼き茄子,胡瓜の唐揚げ→各324円
いくらおろし,ポテトサラダ→各378円
エイひれ炙り,明太子炙り,チーズ入りさつま揚げ,山芋の唐揚げ→各410円
アボガド塩こんぶ,生ハムシーザーサラダ→各432円
デミグラス de すじ煮込み→486円
トマトとモッツァレラチーズ,海老マヨ柚子風味→各540円
チーズ盛り合わせ→561円
ソーセージ盛り合わせ→810円 など
このほかごはんものいろいろ,そのほかにおすすめメニューがいっぱいあり
探検時期:2017年10月
今回の探検目的:夕食というかちょい呑み
今回のお品書き:料理4品+サッポロ赤星2本+スーパードライ
今回の所要経費:1663円+972円+(女性サービスデーで無料)→2635円
探検隊の報告:
再びの訪問であったが,駅近くで軽く呑める実にいい店であった。
京都1泊2日の旅である。今回の主目的は国立博物館の特別展覧会「国宝」。前日に行ったのだが,この日は台風が通過する悪天候にもかかわらず,入場待ちは40分間。混雑する中観覧をしてきた。
さて,今日は午前中は大覚寺をじっくり巡る。午後は前から乗ってみたかった嵯峨野トロッコ列車に乗る。ついでにそこの大きなジオラマでもじっくりと楽しませてもらった。鉄道好きなのであった。
さてそのあとはバスの1日乗車券があったのだが,とっとと京都駅へと戻るべく,JRで向かった。京都駅に着いて,帰りの高速バスの発車時刻まではあと1時間半。バスの中でお弁当を広げるよりも,どうせならちょい呑みをしようと,前に来たここ「天空の立ち呑み処 とさか」へとやって来たのだった。しかも前に来た時に「月曜日は女性サービスデー ワンドリンクサービス」というのを連れ合いが覚えていて,「やはり行くならここ『とさか』でしょう」とここに決めたのだった。
店に入ると先客は2人。それぞれに立ち呑みを楽しんでいる。テーブル席にもまだまだ余裕があったので,一番の角の眺めのよいところに陣取る。いや,月曜日の夕刻だ,多くの人がまだまだ働いている時間である。
まずは飲み物を注文する。接客担当のお兄さんがやって来て
「今日は女性はワンドリンクサービスです。」
と言う。連れ合いがすかさず
「この間来て,それ見たので来たんですよ。」
と嬉しそうに答える。
自分はもう「赤星」こと「サッポロラガービール」と決めているのですぐに決まるが,ワンドリンクサービスの連れ合いが悩んでいる。そして結局は「アサヒスーパードライ」である。「なんだ,それか!」という選択である。
ちなみにいずれも瓶ビールは486円也。つまりはこの日は486円をおまけしてもらったってことで,実にいいサービス。
飲み物がやって来て,続いてはおつまみの注文。前に頼まなかったものから選択する。
こちらは「海老マヨ柚子風味」。おつまみにぴったりである。今回の注文の中では一番高いお品書き。540円也。
前回も思ったが,ここの盛りつけはいずれもしゃれている。見た目にいかにも美味しそうに見える。
こちら「チーズ入り薩摩揚げ」揚げたての熱々で美味しい。410円也。
窓際がガラス張りで,真下が見えるのだが,いい眺めである。4階なのでたいした高さではないが,高いところの嫌いな連れ合いが,「ちょっと怖いわ。」と言っている。「じゃあ,この席選ぶなよ。」と突っ込みどころ満載であるが,厚いガラスに阻まれている分,カウンターの方を向いている分,いや,楽しくビールを飲んでいる分,高いところであることを忘れているらしい。
こちら居酒屋の定番「ハムカツ」。厚めのハムが美味しい。302円也。
連れ合いが「そうだった。前に来た時にこれ食べたかったんだ。」と思い出した,テーブル上のお品書きにはなく,カウンター席の上に張り紙のしてある「生ハム」を注文しようとしたら,この日は品切れとのこと。いかにも残念そうな連れ合いである。
そうこうするうちに「赤星」も2本目である。
そして,食べたかった「生ハム」の代わりに連れ合いが注文したのが「大山地鶏の鶏ハム」410円也。
これはとてもあっさりした味のハム。鶏のハムだからそんなものだが。
こうやって夕方の夕食代わりのちょい飲みが終わる。いやはや,バスの中であれこれ食べるよりも,この飲み方がちょうどいいね。
とはいえ,缶ビールとちょっとしたおつまみを買って高速バスに乗り込んだのだが……
探検時期:2018年3月
今回の探検目的:夕方のちょい呑み
今回のお品書き:赤星+生中+生ハム+ゴマサバのお造り
今回の所要経費:486円+(女性サービスデーで無料)+529円+464円→1479円
探検隊の報告:
大阪・京都1泊2日の旅の2日目夕方。京都駅6時過ぎの特急サンダーバードで金沢へ帰る。早めに京都駅に着いたので,毎度おなじみ立ち呑みである。まずは行ったのが,これで3度目の「天空の立ち呑みとさか」。
店に入ると先客は一人だけ。我々は前回と同じ角の席に陣取る。真下の道路が見え,気分は天空(?)。
さて,飲み物だが月曜日は女性サービスデーで,連れ合いは飲み物一杯がサービス。連れ合いは生中,自分は毎度おなじみ赤星ことサッポロラガービールを注文する。
酒のあてに前回振られた「生ハム」を注文する。今回はしっかりとある。
この「生ハム」,お品書きの中にあるのではなく,1枚ものの掲示物のお品書き。今回ようやく注文できたが,量も結構あり,適度な塩味で,ビール1本は軽く飲める。
それと黒板メニューのお造りの中から「ゴマサバのお造り」を注文する。
このゴマサバがなかなか美味しかったね。いつもは鯖とくればしめさばばかりなのだが,今回はお造りでいただいた。なかなか甘みのある身で,その美味しさを改めて実感した次第。
ここでは軽く飲もうという予定だったので,これ以上お酒を注文することもなく,短い時間で去ったのだった。
ところで,この店から下の道路を見ると,これまで気がつかなかった店が見えた。表ののれんに「立ち呑み」とある。それが「ひょうたん」という店で,まだ時間があるから次はここへ行こうということになり,立ち呑みのはしごをしたのだった。
しかし,この「ひょうたん」で今回の旅での椿事に遭遇する。いやはや,旅は面白いねえ。
探検隊おまけの報告:
このときのお造りのお品書き
(黒板メニュー,いや,黒板じゃなくてホワイトボードメニュー):