分類:和食(麺類)
所在地:金沢市もりの里(山側環状線沿い)
探検時期:2007年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ぶっかけ2玉
今回の所要経費:610円
探検隊の報告:
久しぶりにここ「うどんこ」に来た。讃岐うどんのセルフサービスの店である。
小さい頃は小麦粉のことを「メリケン粉」だとか「うどん粉」だとか言っていたことを思い出す。
そう言えば,最近はこの2つの呼び方はどちらもしないなあ。昔,石臼で引いたものを「うどん粉」それに対して,アメリカ産の精製したものを「アメリカン粉」これが「アメリケン粉」となり「メリケン粉」となったなんてことを聞いたのだが,今時はもはや「メリケン粉」も「うどん粉」もどちらも死語の状態である。
おまけに小学生の頃,名前をひっくり返して言うのがはやって,「近藤」さんをひっくり返したら「うどんこ」さんだったので,みんなでおもしろがったことを思い出す。つまり,そのころは,「うどんこ」というのは小学生にとっては当たり前に知っている単語だったのだ。いまどきの小学生は「うどん粉」など知るまい。だけど,近藤さん40年前は,からかってごめんなさい。
さて,店の紹介をすると,とにかくここは讃岐うどんのセルフサービスの店で,この店ができた頃は金沢でも珍しい店だったが,今は金沢でもあちこちにこの手の店があるようである。
休みの日の昼時ということもあるが,混んでいる。入口から入ると,やや細長い店内で,まずは好きなうどんを言い,あとはおかずや,のせるもの,おにぎり,いなり寿司などを横に流れながら選択し,最後に会計をする。しかし,結構なお客で順番待ちである。
これは,順番待ちしながら撮影した,カンターに並ぶおかずである。
今回は「ぶっかけ」の冷たいやつの2玉を注文した。うどんの上にかき揚げが載り,大根おろしにネギに天かすが載り,出汁がかかっているものである。暑い日だったので,冷たいうどんがつるつるとうまい。天ぷらも食べるので,結構お腹もいっぱいになる。最後は出汁に浸かった大根おろしをすべて食べ尽くし,丼を空っぽにしたのだった。
ちなみに,この店のうどんの体系(?)が表になっていたので,それを紹介しよう。次のように分類されていた。(いずれもお店の説明書きに書いてあったことを表形式にしてみた。)
温かいうどん | かけうどん | 260円 |
釜揚げうどん | 460円 生麺から茹でるので,12分待ち。つけだれと薬味が小ネギ,ショウガ,すりごま。 |
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湯だめうどん | 360円 釜揚げの即席版。釜揚げの麺より1,2mm太い。つけだれと薬味が小ネギ,ショウガ,すりごま。 |
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冷温(ひやあつ)うどん | 410円 冷たい麺と温かいダシが絶妙!白髪ネギたっぷり。かまぼこをプラス。 |
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冷たいうどん | 冷やしうどん | 310円 つけだれに薬味は小ネギ,ショウガ(以下同じ)。 |
もりうどん | 310円 ざるうどんの即席版。 |
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ざるうどん | 360円 生麺から茹でるので,12分待ち。 |
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とろろうどん | 460円 冷えたうどんにたっぷりのトロロ。ヘルシーなお薦め品。2玉610円,3玉810円。 |
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ぶっかけうどん | 510円 温かいも冷たいもお好み次第。少し甘めのタレ。大根おろし,ショウガ,白ごまたっぷり,天かす,サクサクのかき揚げ,万能ネギ。かき揚げをくずして食べるのが通好み。 |
「ぶっかけ」は特殊なお品書きのようである。冷やうどんに単にかき揚げを載せただけではない,そのほかにも入っているので,別物として扱われているようなのだった。
座席数はカウンター10席くらい,テーブル席4人掛け5席,2人掛け1席だったか。しかし,隣の席の若い女性ができあがるのを待つ間,連れとしゃべりまくりながらタバコをすぱすぱ吸っている。短い時間に2本も吸っている。
この店は,うどんはうまいが,狭い店内なのに禁煙にしていないのが最大の欠点である。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。