満腹探検隊の探検先：つけ麺 是・空（ぜくう）
分類：ラーメン
所在地：あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。
所在地：金沢市西都２－６３【金沢藤江店】（国道８号線の下り線沿い，金石街道との交差点近く）
探検時期：２０１１年８月
今回の探検目的：昼食
今回のお品書き：つけ麺 並盛り
今回の所要経費：８００円
探検隊の報告：
駅西の地場産業振興センターへと研修である。そのお昼に出かけたのがここ８号線沿いのつけ麺専門店「是・空」である。８号線沿いといっても，８号線からは直接に入ることができず，下り方向だと，金石街道へといったん出るようにして，８号線をはずれ，側道を走らなければならない。そして，藤江交差点をつっきって，再び８号線へと合流するような測道沿いにある。そういう意味では若干地の利としては不利な立地ではあるが，それでもいっぱいのお客だった。とはいえ，今回は駅西にいたので，裏からたどり着いたのだが。
さて，１２時半も近い頃に店に入ったが，一応順番待ちである。入ってまずは食券をお求めください，とのことで，券売機で食券を買う。満腹探検隊お決まりの左上からの注文である。つけ麺並盛り８００円である。食券には１２時２６分と刻印された。
ちなみに麺の量が半玉ずつ増えるごとに８０円増しである。ｘを玉の数，ｙを価格とすると，ｙ＝１６０ｘ＋６４０という，実にわかりやすい１次関数である。
ｘ＝１で並盛り８００円，ｘ＝１．５で大盛り８８０円，ｘ＝２で特盛り９６０円，
ｘ＝２．５でメガ盛り１０４０円，ｘ＝３でギガ盛り１１２０円である。
メガ，ギガなんて使うなら，特盛りもキロ盛りなんて名称にしてほしいものである……なんてことは言わない。
まあ，メガからギガへと１０００倍じゃなく（そんな増え方をする麺なら大変だ！）気分で増えてるって感じだから，名称は何でもいいんだが。
ついでながら，辛めのつけ麺がありこれは１００円増しである。
ついでながら，つけ汁が６４０円換算だから，かなり高く感じる。今度２人で来たときは，並盛り２つ（２玉分）で１６００円よりもギガ盛り１つを分け合って１１２０円の方が麺も３玉でえらくお得感がするなあと思ったのだった。麺３玉を並盛りでまかなうと２４００円もするのである。この注文なら同じ麺の量で半額以下である。ちょっとせこいか。いや，２人で来たならそうするな。そういう注文を許してくれるのかどうかは分からないが。つまりはつけ汁の換算価格が高すぎるってことだ。
さて，食券を買って，入口近くのベンチに座ること１０分，１２時３６分頃ようやくカウンター席に案内される。まあ，カウンター席はもともと半分ほど空いていて，入ったときから６，７人は楽に座れるほど空いていたので，いくらでも案内してくれてもよさそうなものだが，見た感じ，座席数の割には調理が追いつかないってことらしい。一人，二人のお客なんていくらでも空いた席があるのだが，案内してくれない。自分の前も一人，後ろも一人の客だ。しかも座ったら，おねえさんが，麺を茹でるのに１０分ほどお時間をいただきますので，しばらくお待ちくださいと言う。要するに，待っているお客の数を見て，麺を早めに茹でればよさそうなものだが，そうしないので，席はたくさん空いているのに，順番待ちができる。つまりは調理に追いつかないほど客席を作り過ぎってことか。それとも調理の手際が悪いってことか。それともうがった見方をすれば行列のできる店を演出したいのか。
そんなことを考えながら，待つことしばし，入って１７分後，座って７分後の１２時４３分頃，ご所望のつけ麺並盛りが来る。
パッと見た目，大盛りでもいけるかなあと思ったが，やはり，ここは満腹探検隊，いつもの行動のまま，どれくらいの感触か試してみることとした。
ちなみに，食べ方がカウンターの前に貼ってある。まずはレンゲに入った魚粉をよくかき混ぜなさいとのことであった。このつけ汁，結構甘めの感じがした。濃厚であり，甘め。麺がつるつるっと入っていく。ということで，並盛りではこのつけ汁は結構余ってしまい，もうちょっと麺が多くてもいいかなと思ったのだった。
しかし，お汁好きの自分はこのちょっと濃いめでちょっと甘めのつけ汁をほとんど飲み干したのだった。まあ，前にどこだったかのつけ汁が濃すぎで，薄めないと飲めなかったものがあったが，これはなかなかいけたのだった。
ということで次は大盛りか，辛めのやつに挑戦してみようかと思ったのだった。
ついでながら，席がたくさん空いてるのに，待ち席で順番待ちはさせないでくれ，とは思うんだけどね。
所在地：金沢市西都２－６３【金沢藤江店】（国道８号線の下り線沿い，金石街道との交差点近く）
探検時期：２０１６年２月
今回の探検目的：昼食
今回のお品書き：つけ麺 大盛り
今回の所要経費：９１０円
探検隊の報告：
久しぶりに来たのだが，このつけ汁がやはりなかなか濃厚で美味しかった。
日曜日のお昼である。仕事で出勤し，お昼は外食である。で，久しぶりにつけ麺でも食べようかとここ「つけ麺 是・空」へとやって来た。
入口で食券を買うのだが，ここの値段設定は麺の量の増え方に対して，お値段の上がり具合が少なく感じる。つまり「並盛り３３０ｇ」で８３０円だが，麺が倍量の「特盛り６７０ｇ」だとお値段が２倍の１６６０円ではなく，単にわずか１６０円増しの９９０円である。つまりは麺のお値段よりも「つけ汁」のお値段が高く設定されているようである。そんなことを１回目に来たときにも感じたが，２回目の訪問の今日もまた同じように感じる。なので今回はこれを数学的に分析して（というほど大げさなものではないが）グラフに表すと左のようになる。縦軸に価格，横軸には麺の量である。
今回数学的に考察すると，ここでは麺の単位，
すなわち１玉を約１７０ｇとするとわかりやすいことに気がついた。
つまり，
並盛りは２玉の３３０ｇ，
大盛りは３玉５００ｇ，
特盛りは４玉６７０g，
メガ盛り５玉８４０ｇ，
ギガ盛り６玉１０００ｇである。
そして，この麺の単位１玉増すごとに８０円値段が上がる。
つまり先ほどの例で言えば，「並盛り３３０ｇ」２玉が「特盛り６７０ｇ」４玉の倍量になったとしても，たかだが２玉分の１６０円しか価格は上がらないということである。
そういう意味ではお腹いっぱい食べたい人が並盛り３３０ｇの３倍あまりのギガ盛り１０００ｇを注文しても，４玉分の３２０円しか価格が上がらないというお得感あふれる価格設定である。麺の量は３倍すなわち２００％増しとなっても価格上昇率は２倍にもならず，たかだか４０％増しである。
またこの考察からすると，つけ汁が１杯６７０円ということになる。すなわちこのつけ汁には気合いが入っているということか。チャーシューにメンマに海苔に魚粉と，とにかくこの濃厚なしかも少々甘めのつけ汁がこの店のウリであろう。さらに「辛つけ麺」の方は「つけ麺」の１００円増しだから，「辛つけ麺」のつけ汁は１杯７７０円ということになる。
ということで，この日は何を注文したかというと「大盛り５００ｇ」であった。乾麺ならパスタでもだいたいが１人前１００ｇだが，茹で上がった麺なので５００ｇくらいいけるかと思ったが，楽にいけた。
食券を渡すと「冷たい麺でよろしいですか。」と聞かれたが「あつもり」もあるらしい。
ちなみにごはん１２０円也を注文する人も多く見られたが，それならば８０円出して麺を１７０ｇ増量した方がいいと思う。なにしろこの麺も美味しいので，せっかくだから，１玉増しにするのがよいだろう。いや，ごはん好きの人はそれはそれでいいから，止めませんが。
それと最後にスープをいただくために，カウンター席の前には「割りスープ」をどうぞ，と書いてあったが，この５００ｇの大盛りをいただいていると，結局はとろりとした濃厚なスープがからみ，飲むまでもなくすべてなくなったのだった。
「特盛り」以上だとスープの量は増えるのだろうか。次の探検テーマである。
探検隊おまけの報告：
くわしくはウェブサイトへどうぞ：「是・空」のウェブサイト（外部リンク）
このとき（2016年2月）のお品書きいろいろ：
つけ麺
並盛り（３３０ｇ）→８３０円，大盛り（５００ｇ）→９１０円，
特盛り（６７０ｇ）→９９０円，メガ盛り（８４０ｇ）→１０７０円，
ギガ盛り（１０００ｇ）→１１５０円
辛つけ麺→つけ麺の１００円増し
所在地：金沢市西都２－６３【金沢藤江店】（国道８号線の下り線沿い，金石街道との交差点近く）
探検時期：２０２１年５月
今回の探検目的：昼食
今回のお品書き：つけ麺（大盛り＋チャーシュー１枚増し）
今回の所要経費：８５０円＋０円（クーポン券使用）
探検隊の報告：
久しぶりの「是・空」である。なにしろタウン誌のクーポン券の期限が迫る。ならばとて，行かねばなるまい。商業主義にのっからねばなるまい。せっかく広告費を出したのに，元をとらせてあげなければなるまい。「なるまいぞ，なるまいぞ」……いやあれは「やるまいぞ，やるまいぞ」だったか。
ということで，午後１時を回ってから職場を出てやって来る。そんな時間だったので，待つこともなくカウンター席に座る。
いつからか並盛りも中盛りも大盛りも同じ値段らしい。あの「岩本屋」の店だから，ラーメンと同じように並盛り，中盛り，大盛りが同一価格になったのか。
さて，待つことしばし。いや，この麺は茹でるのに時間がかかるから，待つことそこそこ，ご所望の「つけ麺 大盛り チャーシュー１枚増し」がやって来る。
で，チャーシューはつけ汁の中に埋まり，まあ，中を探れば出てくるんだなという感じ。
久しぶりだったがこのつけ汁が甘めで美味しい。
麺は太麺で食べごたえがあり美味しい。
うむ，合格だね。
チャーシュー増しなのだが，本来はおじさんはそれはどうでもよかった。ただ単に「クーポン券もったいないな」の根性で注文したのだった。でもクーポン券がなかったらわざわざ来ないから，広告は偉大である。いや，それにのっかる「バカなおじさんもある意味偉大」と言っておこう。
探検隊おまけの報告：
このとき（2021年5月）のお品書きいろいろ：
つけ麺
小盛（２５０g），中盛（３３０ｇ），大盛（５００ｇ）→各８５０円
特盛（６６０ｇ）→９８０円，メガ盛（８３０ｇ）→１０４０円
ギガ盛（１ｋｇ）→１１７０円，テラ盛（１．１６ｋｇ）→１２５０円
辛つけ麺→つけ麺の１００円増し
トッピング
豚増し（チャーシュー），レアチャーシュー→３２０円，メンマ増し→１８０円
味付き玉子→１２０円，海苔増し→８０円，スープ増し→５０円
そのほか一品もの，ごはん，飲み物などあり
所在地：金沢市西都２－６３【金沢藤江店】（国道８号線の下り線沿い，金石街道との交差点近く）
探検時期：２０２１年９月
今回の探検目的：昼食
今回のお品書き：焦がし醤油昆布水つけそば（大盛り）＋味玉
今回の所要経費：９８０円＋０円（クーポン券使用）
探検隊の報告：
これは通常の「つけ麺」の方が美味しいと思った。
チラシが入っていて，そこに「期間限定」と出ていたので，相変わらず「期間限定もの」に弱い「満腹探検隊」の分身「ラーメン探検隊」はやって来る。
中身もよく知らず，まあ食べてみるかと，「大盛り」を選択する。
ちなみに今回は「ラーメン探検隊」のいつもの隊員であるアメリカからやって来たケイ女史と共にやって来ている。
テーブル席につくと，食券を取りに来るが，マスクを入れておく紙をくれる。確かにラーメン屋では食べたラーメンの汁が飛び散り，マスクにも点々と飛ぶ可能性がある。
ちなみにエプロンもサービスでくれた。
さて，待つことしばし，ご所望の「焦がし醤油昆布水つけそば」がやって来る。
ケイ女史は通常の「つけ麺」なので，見た目の比較ができる。
そもそも「焦がし醤油昆布水つけそば」はつまりは昆布水に浸かっているということか。何か特別な水なのかなとはじめに何もつけずに麺を食べてみたが，よく分からない。昆布出汁の味でもするのかと思ったが，いかんせん「満腹探検隊」はグルメではないので，そんな微妙なところまでは判別できない。
そこでやはりつけ汁につけていただく。
ちなみに麺は通常の「つけ麺」よりも細い。これもケイ女史が「つけ麺」を食べていなければ，気がつかなかっただろう。なにしろ「是空」の常連でもないし，「つけ麺」の麺がどうだったかなど覚えていない。今この場で見てそうなんだと判別できる。名称も「つけ麺」ではなく「つけそば」というのはそのためか。「満腹探検隊」はこの程度である。
このつけ汁確かに醤油味。そして，焦がしたネギが入っているのが特徴。醤油自体が香ばしく焦がされているのかというと不明。
麺の上に載っているのはチャーシュー，三つ葉，おぼろ昆布。これらはつけ汁に投入していただく。
ただ，このつけ汁があっと言う間に冷めてくる。麺が冷や盛りのせいか，すぐに冷たくなるのだった。特に大盛りで麺がたくさんあったのでなおさらそうなのかもしれない。
それとこのつけ汁最後の方にはかなり脂が浮かんできて，脂っぽい感じであった。これもまた通常の「つけ麺」の方があっさりとした感じでいい。
以上「満腹探検隊」の感想は「『是空』はやっぱり『つけ麺』の店だよなあ。」であった。
探検したお店の一覧表のページ→
