棒田書店がおすすめするボーダホン。今回は「児童文学の10冊」です。
これまで日本の名作や世界の名作に対して触れてこなかったお子様に,そして,もう一度読んでみたい大人の方に,ぜひ読んでもらいたい迷作揃いの「児童文学の10冊」。
本は読んでみると面白いんです。ほんと!
魔法使いでも何でもない主人公ハリーが,師である二重扉先生(あだ名は「ダブルドア」先生)の予言で「死の秘宝」を求めて,庭を掘って掘って掘りまくる。
最後には「掘ったー!!」と叫ぶが,そこからは「死の秘宝」は現れず,みんなからは「阿呆じゃないの!」と言われ,ついには頭にきたハリーが「師の阿呆〜〜〜」と叫ぶまでの経緯を描く英語と日本語ごちゃ混ぜの長編ファンタジー。
つまりは「ハリー」は「掘ったー」けど「師の阿呆」と叫んだという物語である。
日本昔話の中からいくつかの名作を選んで岡絵里が送ります。
ラインナップは次の8冊。おすすめですよ。
「桃太郎(ももたろう)」
「桃太郎の出てこない桃太郎」
「花咲かじいさん(はなさかじいさん)」
「金太郎(きんたろう)」
「舌切り雀(したきりすずめ)」
「こぶとりじいさん」
「かぐや姫(かぐやひめ)」
「耳なし芳一(みみなしほういち)」
遠部 楊さん(ここまでをカタカナで書くと「トーベ・ヤンサン」)が綴る,惰眠をむさぼり,いつも夢を見ている愛すべき登場人物「夢民(ムーミン)」の物語。
「夢民谷」にすむ「夢民」はいつもぐうたら生活を送っている。料理,掃除,洗濯などは家政夫の「砂布巾(スナフキン)」に任せっきりである。そして,なぜかいつも事件が起こる。
遠部 楊さんはこのあと「家政夫の砂布巾」を主人公にした新作「家政夫のミタゾノみたいな夢民谷の砂布巾」を発表する予定である。請う!ご期待!
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