マレーシア・シンガポール旅行記
 −リトルインディアに出かける−

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 シンガポール2日目というか,最終日である。
 夜には飛行機に乗っている。
朝ご飯 朝ご飯 朝ご飯
(写真説明 上左:ビーフンとトマトスープ。上中:オムレツなど。上右:果物とヨーグルト。)
 
 まずは朝ご飯である。連日バイキング形式である。
 左のビーフンがとても美味かったので,今朝の主食はこれとする。お代わりした。それと温かいトマトスープがいい味である。ちなみに,ここのオムレツはいまいち。前日のマラッカのホテルではいろいろな野菜を炒めて混ぜてくれたが,ここは単純に玉子だけ。まあ,文句を言ってはいけない。単に前日のホテルのやつがうまかっただけ。ビーフンとトマトスープがうまかったので,シンガポールの朝食も二重丸である。

グッドウッド・パークホテル MRTの券売機 オーチャード駅
(写真説明 上左:スコッツ通り側のグッドウッド・パークホテル。上中:MRTの券売機。上右:オーチャード駅。)
 
 この日午前中は自由行動なので,リトルインディアに出かけることにした。
 もうMRTの乗車券の買い方も慣れたものである。
 「オーチャード駅」からMRTを乗り継いで「リトルインディア駅」へと向かう。
 MRTの中や地下道は冷房が効いていて涼しいのだが,やはり外に出ると暑い。

リトルインディア駅 リトルインディア駅を出たところ リトルインディア・アーケード
(写真説明 上左:リトルインディア駅。上中:リトルインディア駅を出たところ。上右:リトルインディア・アーケード(Little India Arcade)。)
 
 リトルインディア駅を出て,セラングーン通り(Serangoon Rd.)を目指す。
 通りに出ると,まずは向かい側にリトルインディア・アーケード(Little India Arcade)が見える。朝は通りの西側には日が当たって暑いのだが,こちら側にまず目的とするスリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple)があるので,日に当たりながら歩くが,やはり暑い!

スリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple) スリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple) スリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple)
(写真説明 上左:スリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple)を横から見る。上中:スリ・ヴィラマカリアマン寺院の正面。上右:スリ・ヴィラマカリアマン寺院を道路を渡って見る。)

 しばらく歩くと,スリ・ヴィラマカリアマン寺院(Sri Veeramakaliaman Temple)が見えてくる。このゴプラムという入り口がいかにもヒンドゥー教の寺院という感じである。昨日,今日とこのシンガポールに来て,ヒンドゥー教の寺院というのはこういう構造なのだと感心して見ている。
 このスリ・ヴィラマカリアマン寺院は1881年に建てられたらしい。ヒンドゥー教の破壊神シヴァの妃,カーリー女神が祭られているらしい。

ナンを焼くおじさん アングリア・モスク セラングーン通りの北東方向を見る
(写真説明 上左:ナンを焼くおじさん。上中:アングリア・モスク(Masjid Angllia)。上右:セラングーン通りの横断歩道を渡りながら,通りの北東方向を撮影する。)

 暑いので,横断歩道を渡り,東側の建物の陰になる部分を歩く。
 店の中でナンを焼くおじさんを1枚撮影。やはりリトルインディアなのだと感じつつ歩く。
 向かい側にアングリア・モスク(Masjid Angllia)が見える。
 これから龍山寺に向かうのだが,ヒンドゥー教,イスラム教,そして仏教が混在し,共存する,それがマレーシアであり,シンガポールである。

スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple) スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple) スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple)
(写真説明 スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple)。)

 しばらく行くと,スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple)にたどり着く。
 こちらは1855年に建立され,国の重要記念建築物らしい。
 これまた入り口のゴプラムがすごい。

スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple) セラングーン通りのガソリンスタンド (写真説明 左:スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院(Sri Srinivasa Perumal Temple)。右:セラングーン通りのガソリンスタンド。)


 通りを歩きながら,ガソリンスタンドがあったので1枚撮影する。ここでは,レギュラーガソリンが1リットル1.934シンガポールドルだった。そのときの為替レートで換算すると,1リットル155円だから,日本で1リットル180円を超えて大変だ,などと言っていることに比べると,まだちょっとは安い。それでも,シンガポールは水をマレーシアから輸入しているし,世の中持ちつ持たれつなのだなあとつくづくと感じるのであった。

龍山寺へ行く通り 龍山寺へ行く通りを反対から見る 龍山寺の外観
(写真説明 上左:龍山寺に行く小路の上には案内がある。上中:案内を小路から逆に見る。上右:龍山寺の外観。)

龍山寺 龍山寺の内部 (写真説明 左:龍山寺の入り口。右:龍山寺の中。)

 ここまで,ヒンドゥー教の寺院,イスラム教のモスクを見てきたが,次には仏教の寺院である。そして,これがいかにも仏教の寺院らしい外観である。あとでガイドブックを見ると,寺院内で撮影をする場合には3シンガポールドルのチケットを買うこととあるが,まったく気がつかずに撮影する。ただ,撮影地点は中に入っておらず,通りから撮影していたので,よかったのだろうか?

龍山寺の向かい 恆佛寺と千燈寺院 恆佛寺 恆佛寺
(写真説明 上左:龍山寺の向かい 恆佛寺と千燈寺院。上中&上右:恆佛寺。)

 龍山寺の向かいを見ると,お寺が2つ並んでいた。一つは恆佛寺,もう一つはガイドブックにも載っている千燈寺院(Temple of Thousand Lights)である。せっかくだからと2つとも拝観する。

千燈寺院 千燈寺院の仏陀座像 (写真説明 左:千燈寺院。右:千燈寺院の仏陀座像。)

 この千燈寺院の仏陀座像はシンガポールでは最大の高さ15mあるらしい。奈良の東大寺の大仏が約14.7mあるから,同じくらいの大きさである。しかし,こちらの大仏はコンクリート製で,かなりきらびやかな色が塗られている。

帰りに再び龍山寺と関帝廟 帰りに再びスリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院 帰りに立ち寄ったマーケット
ドリアンの山 (写真説明 上左:龍山寺とおとなりの関帝廟。上中:スリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院。上右:帰りに立ち寄ったマーケット。)
(写真説明 左:マーケットの前にはドリアンが山積み。)

 帰りには地元のマーケットに立ち寄る。お土産用のビールとお菓子などを買ったのだった。
 そして,リトルインディア駅の一つ隣のファラー・パーク駅(Farrer Park)から帰ってきたのだった。
 これがシンガポール2日目の午前の自由行動の概略である。