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9月20日(月)
朝早い飛行機に乗るために,とっても早起きをして,ホテルのレストランで朝食を食べました。
初めは空港で軽食だけということだったのに,なぜかホテルで朝食を食べることができることになったのでした。
しかし,朝早くだったので,ほぼ誰もいませんでした。
バイキング形式で,種類が豊富。しかも,早い時間で,どれもほとんど誰も手をつけてなくて,食べ放題!という感じでした。
寿司とかもあったし,いろいろ食べてみたいものがあったけど,あんまりお腹がすいていなくて,ちょっとしか食べられなくて残念でした。
このあとホテルを出発。夜遅く暗いときに到着し,朝早くまだ暗いうちに出発したので,一体どんな外観のホテルかもわからないままホテルを離れたのでした。
また,ドンムアン空港に戻り,出国手続き。
(左・ドンムアン空港にて,これから乗るバンコクエアウェイズの飛行機。側面にはアンコールワットの絵が描いてある。)
朝早くだったのでお店も開いていなくて,しばし出発まで時間をつぶしてから,出発。
私はタイに初めて来たのですが,単に乗り継ぎでホテルで1泊しただけの滞在でした。
8時発,バンコクエアウェイズPG4930便で,乗ったら1時間くらいでカンボジアのシェムリアップ空港に到着。
(左はタイとカンボジアの国境付近です。右は飛行機に乗ったらすぐに出たバンコクエアウェイズの朝食。さっきしっかり朝ご飯を食べたばかりなのに,またもやご飯)
(左はシェムリアップに近づいてきたところ。雨期なので,一面がこのような茶色の水に覆われている。ほんのわずかだけ道路らしきところが見える。)
シェムリアップ空港は国際空港とはいえ,小さな空港で,飛行機を降りたら滑走路を歩いて入国審査の建物へ。
滑走路を歩くなんて初めてで珍しかった。
カンボジアに入国するにはビザがいります。
空港の窓口で申請したのですが,審査にはやたらと時間がかかりました。
そのあと,空港の玄関を出たら,ガイドさんと運転手さんに会って,アンコールトムへ。
2人だけのツアーに車一台を貸し切って,ガイドさんと運転手さんがついてるなんて日本じゃとっても贅沢だと思いました。
でも,この運転手さんはやたらとクラクションを鳴らしまくっててうるさかった。
カンボジアのビザがいるとはつゆ知らずにカンボジアに出発した私だった。
名古屋空港のカウンターでツアーの航空券を受け取るときに
「カンボジアのビザありますか?」
といきなり聞かれ,驚いてしまう。
「そんなものとってません。」
と答えると,問い合わせをしてくれて,現地の空港でとれるとのことで,ほっとして出発したのだった。
この旅行は最少催行人員2名のツアーというやつで,結局うちの娘と2人だけの旅行だったのだが,その案内にカンボジアのビザが必要などとはどこにも書いてなかったのだった。
しかも,日曜日に出発するのに,案内は木曜日に届き,もしもビザ取得について記載してあっても,当然日本では取得する時間などもなかった。
しかし,とりあえず現地の空港でとれるということで安心したが,飛行機の中でガイドブック読んでいると,申請には写真が必要とのことであった。(日本にいたときに早くからガイドブックちゃんと読んでいたら,ビザのことに気がついたのだったが……)
日本でも取得することはできるが,直接大使館への郵送はだめで,旅行業者を通さなくてはならない。でも旅行業者通すと結構高い。(だいたい5000円から6000円。現地調達の2倍以上)それに申請してもビザが届くまでに1週間近くはかかる。だから結局は現地で申請した方がいいみたいだ。現地ではそんなに時間もかからない。
しかし,そもそもその申請用の写真も全然用意していない。
アンコールワット入場パス用の写真が1枚あるだけであった。
果たしてカンボジアのシェムリアップ空港に写真撮影の設備があるのかも不明だし,バンコク乗り継ぎで,バンコクには1泊するのだが,到着時刻は夜遅く,次の日は朝早く出るので,バンコク市内に行くわけにもいかず,これまたどうしようかと思いつつ,バンコクに着いてしまったのだった。
バンコクに1泊し,次の日の朝早くバンコクのドン・ムアン空港に行ったが,そこで写真は撮れないのかと聞くと,なんと撮れることがわかった。
それは日本のプリクラの機械であった。
その機械は,日本のようにコインを入れて自分で設定して撮影するのではなく,お店の人がついて操作をする。
初めに行ったときは朝早くて,人がいない。そこでまずは先に搭乗手続きをして,しばらく待って行ってみると,係の人がいた。
パスポートに使えるサイズのプリクラ4枚を撮って,120バーツ。
これでなんとかビザの申請ができることになった。
名古屋空港の出発カウンターでカンボジアのビザの申請書類だけはもらってきていたので,飛行機の中でそれを書き,カンボジアのシェムリアップ空港で入国審査の前に申請をした。
シェムリアップ空港の発給カウンターでの申請料金はアメリカドルで20ドル。
これでビザがとれなかったらどうなっていたのだろう。
それにしても,ビザ発給までにカウンターに5〜6人の係官が並んでいる。そして,書類を順々に右から左へと流している。一人一人に役割があるのだろうかと不思議な目でながめてしまった。
プリクラの写真でもしっかりビザがもらえたのだが,しかし,プリクラでビザの申請をする人はいるのだろうか?