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夜は,アプサラダンスを見ながら夕食です。
舞台に近い前の方の席で見られてラッキーでした。
(左・いろいろとその場でつくってくれます。右・今日の晩ごはんだよ。)
バイキング形式だったので,少量ずついろんな物を食べてきました。
串焼きとか揚げ物とか炒め物とかいろいろありました。
フォーが一番おいしかったです。
ドラゴンフルーツという,白い実にイチゴのような小さな種がたくさん入った珍しい果物があったので食べてきたけど,甘くもなくすっぱくもなく,いまいちおいしくなかった。
(まずはじめは少年と少女たちによるダンスでした。)
(続いては美女に言い寄る虎(?)それとも蛙(?)東南アジアでよく見る何を象徴するのかお面をかぶった男性が登場しました。)
(メインダンサーを中心に踊っています。アプサラとは「天女」という意味だそうで,アンコールワットの遺跡にもあちこちにアプサラのレリーフがありました。)
(ポルポト政権下ではアプサラダンスは王に捧げる踊りだということで弾圧され,アプサラのダンサーたちは虐殺の対象になっていたそうです。)
(男女たくさん出てきての踊り。男性は魚を捕る様子,女性は穀物を収穫する様子なのでしょうか。最後はうまく男女のペアをつくって去っていくという趣向です。)
(メインダンサーです。ダンスが終わったあとには一緒に記念撮影をしてくれました。)
帰りに,この町で唯一のコンビニによってアイスとビールを買いました。
アイスは着色料のすごい色だったけど,味は普通においしかった。
(左・この町にただ一つあるコンビニです。ガソリンスタンドに併設されています。次の日に撮影しました。)
ちなみに,この町には信号機も2ヶ所しかないそうだけど,1つは壊れているそうです。
(左・この町にあるただ一つ稼働している信号機のある交差点。)
最近になってたくさんのホテルができたそうである。
ここ3,4年のことらしい。
つまり,治安がだいぶよくなったということだ。
シェムリアップでは観光客は必ずホテルに1泊しなければならないらしい。
自分たちの泊まったホテルは国道6号線沿いにあったが,なかなか立派なホテルである。
しかし,お湯は1回に30リットルくらいしか出ず,シャワーをおすすめしますとのことだった。
このホテルの所有者はカンボジアの国会議員であるということだった。
それと,新しく舗装した道路もできたということであった。(その舗装は日本の援助でできたらしい)
その道路沿いの地面は価格が急騰し,1平方mあたり100ドルにもなったと言っていた。
それでも坪当たり300ドル,3万円あまりだから,日本の感覚では「安い!」ということになるだろう。
ここではそもそも土地の売買なんてものが必要のない場所なのだ。
ちなみに,日本の東京には1平方あたり約3万ドルの土地もあると言ったら驚いていた。
(これは1坪1000万円ということで概算で答えたのだが,もっともっと高い土地もあるね。なんて国だ日本は。)
「それじゃ,1平方m売ったら大金持ちになるね。」と笑っていた。
確かにカンボジアの1人あたりの年間国民所得は270ドル。約3万円であるから,1平方m3万ドルだと100年分の所得になる。(ちなみに,ベトナムの年間国民所得は1人あたり410ドル,日本の年間国民所得は1人あたり36000ドル)
逆にここシェムリアップで考えると,値上がりした土地1平方m100ドルというのは年収270ドルでは1坪も買えないのだから,いかにとんでもなく高いかということである。
ちなみに,ホテルのうちでも高級なやつの宿泊料金は1泊の値段がカンボジアの国民所得1年分である。
ちなみに,日本の土地でも自分の年収で1坪も買えないところがたくさんある。
自分も言いたい。「それじゃ,その東京の土地を1平方m売ったら大金持ちになるね。」
世の中,なんて貧富の差って大きいんだろう。
(左はアンコールワットの入場パス。3日間通用で40ドル)