満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:立ち呑み処 ひょうたん

分類:和食
所在地:京都府京都市下京区室町通木津屋橋上ル東塩小路町592(京都駅北側,徒歩5分程度)
−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2018年3月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:瓶ビール(大瓶)×2+日本酒+ツブ貝のチャンジャ
+イワシの生姜煮+おでん(大根+がんも)+カレイの煮付け
+おねえさんの救出劇
今回の所要経費:570円×2+280円+350円
+300円+(150円+160円)+460円
+おねえさんの救出劇への参加はサービス →2840円
探検隊の報告:
 世の中どこへ行っても面白い出会いがあるというもので,そしてまた,面白い出来事があるもので,ここでもまた,なかなかに面白い旅の体験をしたのだった。
 大阪・京都1泊2日の旅の2日目夕方。京都駅6時過ぎの特急サンダーバードで金沢へ帰る。早めに京都駅に着いたので,毎度おなじみ立ち呑みである。まずは行ったのが,これで3度目の「天空の立ち呑み とさか」。月曜日は女性サービスデーで,連れ合いは飲み物一杯がサービス。ここでは軽く飲もうと,連れ合いは生中,自分は毎度おなじみ赤星1本のみ。酒のあてに生ハムとゴマサバのお造りをいただく。そして,帰り際にビルの4階のこの「とさか」からふと下を見ると目に入ったのがこの店「ひょうたん」だった。そこにはのれんに「立ち呑み」という言葉。「こんなに近いところにも立ち飲み屋があるのか」と,京都駅に向かう予定だった連れ合いを引き留め,まだ時間もあるからと,「とさか」から目についたこの店「ひょうたん」に行くこととする。
 店に入ると大きなコの字型のカウンター。先客が4人ほど飲んでいる。入って左のカウンターにはおじさんが一人。真ん中には若者が二人。そして,右のカウンターは一人飲みの本日の主役(?)のおねえさんが陣取っており,その奥が空いていたので,そこに陣取る。つまりはおねえさん,連れ合い,自分というように3人が並ぶことになる。これが運命の出会いの始まり。彼女は親切にもバッグやコートを入れるためのかごをわざわざ持ってきてくれる。
ビール  さて,飲み物はビールの大瓶。キリンラガーとする。大瓶で570円だから,立ち呑みにしてはちょいお高めかも知れないが,1mL1円の我が家の居酒屋基準からすると,十分な居酒屋価格。支払いは「キャッシュオンデリバリー」という,いかにも立ち飲み屋スタイル。目の前の木製のトレーに現金を入れておき,品物と交換にお金が減っていく。
ツブ貝のチャンジャ  お酒のあてに選んだのは,貝が好きな連れ合いは「ツブ貝のチャンジャ」350円也。自分は「イワシの生姜煮」300円也。
 「ツブ貝のチャンジャ」といった生鮮物は冷蔵庫から取り出され,ラップを外して供される。「イワシの生姜煮」は目の前にラップしてあるものの中の一品。こいつは電子レンジで温めて供される。「イワシの生姜煮」はやや濃いめの味付けだが,ゆえにビールが進む。
 そんなお品書きが小さな短冊に書かれており,目の前にたくさんぶら下がっている。お品書きの短冊を眺めて注文するのもいいが,目の前にラップされている調理済みの料理を直接見て選ぶのも面白い。店主に「これなあに?」と聞いて注文するのもまた一興。電子レンジで温められるという,お手軽さ,お気楽さではあるものの,立ち呑みだからこんなもの。
イワシの生姜煮  そうこうするうちに,どうしたわけか,くだんの一人飲みのおねえさんが,連れ合いと話し始める。いや,おねえさんと言うよりもおかあさんと言うべきか。それでも自分よりは20歳ほど若い。彼女は2時間ほどすでに一人飲みだったらしく,なぜか乾杯などもする羽目になる。そうして,身の上話ならぬ,家庭の状況などもあれこれ語る。子供の話やら,結婚の経緯やら,夫がお酒はあまり飲まないことなどあれこれ語るのだった。彼女はお酒が好きならしく,家庭では夫はあまり飲まないので,ちょっと寂しいらしい。それと,この店に来ることになったきっかけも,SNSで店長とちょっとした知り合いになったことかららしく,店長と同い年であることが判明して,結構足繁くこの店にやって来ているらしい。
おでん  さて,この店では軽く終えようと思っていたのだが,この彼女が親しげに話すので,盛り上がり,ビールも2本目に突入する。そしておでんを注文。大根150円,がんも160円也。これくらいの安さがいいねえ。金沢のいわゆる「金沢おでん」は高すぎる。店長にその旨話すと,「金沢おでん」の特徴とは何かと尋ねられ,ちょっとばかり説明をするのだった。
 若い店員のおにいさんの黒色Tシャツの胸になんだか黄色のマークらしきものがあり,それは何かと尋ねると,誰かがデザインしたこの「ひょうたん」のトレードマークらしい。ひょうたんらしくないデザインだが,一応ひょうたんが中にデザインされているとのこと。
カレイの煮付け  目の前にカレイの煮付けがあり,それが美味しそうだったのでそれを注文する。これまた電子レンジで温められて供される。このカレイがまた美味しい。豆腐が3切れ載っているのだが,こいつはカレイの煮付けの煮汁で,後でさらりと味付けをしたとのこと。しかもこの豆腐,柔らかいので絹ごしかと思ったら,木綿豆腐とのこと。この店で取り寄せている京都の豆腐屋の豆腐は木綿豆腐なのにこれくらい柔らかいらしい。この豆腐にも味がしみて美味しいのだった。ちなみにこれが460円。店長曰く
「これがこの店で一番高いお品書きかな。」
 確かにそのようだ。この豆腐のみというお品書きもある。それは250円だった。
 そして,「お得です」の意味の「得」と一文字書かれた日本酒のお品書きがあったので,この日本酒「酔桜(よいざくら)」を注文する。ぬる燗で注文したが,ポットにあった熱燗と冷や酒とを適度に混ぜるという,なんともはや立ち飲み屋らしい供し方。あっという間に出てくる。こいつが250円也。それでも酔っ払いにとっては美味しく感じるこの日本酒。
 さて,それからが大変。くだんのおねえさんは飲み過ぎたらしい。そしてトイレにこもってしまう。以下,なかなかトイレから出てこないそのおねえさんの救出劇が繰り広げられる。トイレに一番近い席にいた自分は,その救出劇に参加したのだが,このおねえさんの名誉のために,その話は割愛しよう。ただ,思わず笑えたということと,重たかったということだけは記しておこう。
 それにしても,面白い旅の一場面。旅に出ると楽しいことがあるねえ。
−−−ビールの仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き このときの短冊のお品書きいろいろ:

おでんのお品書きいろいろ
ちくわ,焼き豆腐,玉子,ウィンナー→各130円,大根→150円,厚揚げ,こんにゃく,がんも,ごぼ天,しらたき→各160円 など
−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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