満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:中華そば 國禄商店
(くにろくしょうてん)

分類:ラーメン
所在地:石川県野々市市御経塚4−66(国道8号線上り線側。パチンコ屋の「DSCワールド」の建物の南側)

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年6月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚鶏白湯そば+ミニチャーシュー丼
今回の所要経費:780円+0円(サービス)
探検隊の報告:
 確かにかなり濃厚だった。そしてスープを一口すすれば,「あれれ,あの『天下一品』と同じ味がする」と思ったのだった。
 ついに閉店した「御経塚イオン」の向かいで元気にパチンコ屋は営業しているが,その一角にあった「らーめん 誠や」も閉店し,代わってできていたのがこの「國禄商店」というラーメン屋だった。
 お昼の「ラーメン探検隊」として,ここに新たに開店したと聞いてやって来たのだった。
 時間は1時も回り,店内は空いている模様。券売機で食券を買う。初めての店では「満腹探検隊」お決まりの券売機一番左上にしようとしたら,それは「特製」とついた,大きなボタンのなんだかトッピング盛りだくさんの200円高いやつだった。トッピングは望まない身としては,基本のラーメンを探すが,それは小さいボタンであり,ようやくそれを探し当てる。ここの券売機はラーメンの種類ごとに券売機のボタンの色を変えてあり,それは実にわかりやすい。しかし大きいボタンと小さいボタンでおすすめがわかりにくいし,基本のラーメンがどれかもわかりにくい。いや,この「特製」という200円高のものがおすすめということなのか。
 カウンター席に座ってから,目の前に紙のお品書きがあって開いてみたが,これはとてもわかりやすい(以下の写真参照)。この店には8種類のラーメンがあることが一目瞭然である。写真が8枚,同列に並んでいる。そして,トッピングなども何もない基本的なラーメンの値段が表示されている。それらの下に共通のトッピングの価格が並ぶ。左上が「濃厚鶏白湯そば」になっていて,これがこの店のおそらく一押しであろう事もよく分かる。
 できれば券売機もこの紙の「お品書き」と同じような配置にしてほしい。初めて来たお客にとっては,券売機で食券を購入するときに迷わずにはいられない。
 いろいろな店で思うのだが,「わかりやすく人に伝える」というのは大切である。まあ,いつもわかりにくい文章を書いていながら偉そうに言うのも口幅ったいが。
メニュー
 さて,食券を買って,カウンター席に座っているのだが,なかなか食券を取りに来てくれない。どうも接客担当のこのおねえさん,注意散漫らしい。人が入ってきたときには「いらっしゃいませ。」と言ったはずだが,人が座っても,食券を取りに来てくれない。この間自分の後ろのテーブル席のところに2回もラーメンを持って来たのに,お客から食券を受け取っていないことに気がついていないらしい。一体いつ気がつくのか,気がつくまで待ってみようかと思ったが,自分と同時に店に入ったお客のラーメンはすでに作り始めているようだし,このままでは次のお客が来ても,自分は取り残されるかもしれないとアピールすることにする。食券を持って手を上げたのである。そうするとようやく気がついて「お待たせしてすみません」と言って持っていく。
 ちなみに食券を渡してからできあがるまでの時間は短い。なにしろ紙の「お品書き」を眺め,そのわかりやすさに感心し,壁際のポスターを眺め,「サッポロラガー」通称「赤星」があるんだとか,「サントリー角瓶」のポスターで某女優(実は名前を知らない)の横にある「お好きでしょ」というセリフを読んで,彼女に「お好きでしょ」と言われたら,一も二もなく「はい,大好きです」と言うよなあとか,「ジムビーム」の横でウインクする女優(これもまた名前を知らない)は実に異国情緒たっぷりだなあなどと思っているうちにできあがってきた。
濃厚鶏白湯そば  そして冒頭の言葉に戻るのである。スープを一口すすって,「あれれ,あの『天下一品』と同じ味がする」と思ったのだった。
 どろりとした具合はもちろんだが,味がである。そして麺の感じ。細めのストレート麺のかみ応えのある茹で具合と,このどろりとしたスープに絡む感じが実に「天下一品」と同じに感じたのだった。
 自分のようにグルメとはほど遠い人間にとっては,同じ器に入れて2つ出されたら,どっちが「天下一品」の「こってり」で,どっちが「國禄商店」の「濃厚鶏白湯」なのか,判定できかねるのではないかと感じたのだった。
 ということで「天下一品」の「こってり」も好きなので,ここの「濃厚鶏白湯」も悪くない。今回は「醤油味」を選択したが,「塩味」だとまた違う味わいなのかもしれない。ただ,味は結構濃いので,スープは結局残してしまった。これが「天下一品」との差か。
ミニチャーシュー丼  そうそう,券売機には「開店記念」でミニチャーシュー丼サービスとあったのでボタンを押したのだが,おかげで満腹になった。まあ,おじさんはチャーシュー丼まではいらなかったなと思う。あとは,総計8種類のラーメンが制覇できる前に,また前の店のように閉店しないでね,と言いたい。
 それとバイトの女の子よ,混んでいるわけでもないのに,もうちょっと周りの状況を見なさいな。どんな仕事も「目配り,気配り,心配り」だよ。

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−−−中華の仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:
お品書き このとき(2021年6月)のお品書きいろいろ:
濃厚鶏白湯そば(醤油)→780円
濃厚鶏白湯そば(塩)→780円
濃厚鶏つけそば(醤油)→830円
濃厚鶏つけそば(塩)→830円
辛味噌そば→800円
辛味噌つけそば→850円
あご出汁鶏そば(醤油)→780円
あご出汁鶏そば(塩)→780円

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年6月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚鶏白湯そば(塩)
今回の所要経費:780円
探検隊の報告:
 昨日に引き続いての「國禄商店」である。味の違いを比べて見るべく今日は「濃厚鶏白湯そば」の「塩味」。
 今日はバイトの女の子はおらず,店内は2人で切り盛り。いや,昨日とはスタッフも違うような気が。カウンター席に座るとすぐに食券を取りに来てくれる。やはりこうでなくっちゃね。
 できあがりを待つ間に次々とお客がやって来て,待ちのできるような状態。今日は12時過ぎにやって来たせいか。
 それにしてもここのパチンコ屋は一杯の人である。昨日は結構駐車場が空いていたのに,今日は地上は満車。やむなく立体駐車場へと入る。なんでこんな平日の昼間からパチンコをする人間が多いのかと思うが,それはパチンコやる気のない人間の感想か。こんなの金と時間の無駄と思う人間と,自分の金と時間はどう使おうが勝手だろと思う人間の違いか。
濃厚鶏白湯そば(塩)  さて,やって来た「塩味」はこのような感じで,まずは海苔がない。豚骨醤油ラーメンに海苔はつきものだが,塩味になると,海苔はないってことか。
 スープを一口すすれば昨日ほどに「天下一品」風が感じられない。今日は濃厚ではあるが塩辛さが引き立つ。「塩味」だから当たり前なのだが。
 そしてここのラーメンは麺が美味しいのだと思う。「天下一品」風なのだが,この濃厚なスープにしっかりと絡む。つまりストレートの細麺であるが故に,麺を引き上げると,麺と麺の間にたっぷりとスープが残る。しかも濃厚なので,どろりと残る。それがちょうどいい塩梅である。いやまさしく「塩」という漢字を使った「塩梅」にふさわしい「塩梅」である。
 そして今日もまたスープはすべて飲み干さない。いや,飲み干せないと言うべきか。このスープはやはりこの麺に絡ませていただくのがよかろう。

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年6月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚辛味噌そば(辛さ:普通)
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
 なかなかにいい感じの辛さだったね。
 またもやここ「國禄商店」に来てみた。お品書き制覇を目指し,今日は3つ目の「濃厚辛味噌そば」である。
 いや表の看板には「期間限定」などといって冷たいラーメンが新しく3種ほど並んでおり,「限定もの」に弱い満腹探検隊隊長はちょっとだけ惹かれたが,やはり基本のお品書きの中から選ぶことにした。
 券売機で食券を買うと「普・辛・激辛」と印字されている。で,食券を取りに来たおねえさんが「辛さはどうしましょう?」と聞く。初めてだと一体どういう辛さかさっぱり分からないので「どれくらい辛いんですか?」などと,無茶なことを聞いてみる。しかし,おねえさんも苦笑いである。「えっ〜とぉ〜〜……」と答えられず,彼女が調理担当の店主に「どれくらいの辛さなんでしょう?」と聞くと「結構辛いです。」との答え。とはいえ「結構辛い」などと味の感覚は人それぞれで,食べてみないと分からない。そもそも「どれくらい辛いんですか?」などと聞く方が間違っていて,まずは食べてみる以外にないのが料理である。で,結論は「じゃあ『普通』で。」と一番辛くない方を選択する。
 やはりここは一つおねえさんにも自分の店のラーメンを食べてみてもらいたい。そして「『激辛』は私には辛すぎました。」とか「『普通』でも結構辛いですよ。」くらいのコメントをにっこり笑いながら言ってくれると,「それなら『辛』にしようかな」とか「美形のおねえさんの『辛いっ!』って顔を想像しながら『激辛』にしてみようかな」などとくだらぬ事を理由に判断できるのであった。
濃厚辛味噌そば(辛さ:普通)  さて,待つことしばし,ご所望の「濃厚辛味噌そば」がやって来る。色は味噌の色って感じで,唐辛子の赤みが強調されているわけではない。
 スープを一口すすれば,辛さの中にも旨味があり,「普」はそこまで辛いわけではなかった。
 スープも結構そのまま飲めた。
 そしてこの麺がやはりここの特徴だ。やや硬めのストレート麺がいい感じなのである。
 店を去るときにはおねえさんが「ありがとうございました。」との声かけ。ここは一つ「辛さはどうでした?」くらいアドリブで聞いてくれると,接客も満点だね。
 聞かれたならば「思ったほどそんなに辛くはなくて『普通』でもいい味のスープでしたよ。今度は『辛』にしてみようかな。」なんて答えていたね。

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年6月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:あご出汁鶏そば(醤油)+あご出汁おにぎり+黒烏龍茶
今回の所要経費:780円+0円(サービス)+0円(サービス)
探検隊の報告:
 これも結構濃い味だったけど,コクのあるスープだったね。
 いよいよ4つ目の味である。今日の選択は「あご出汁鶏そば」味は「醤油」の方を選択する。
 入店して券売機の前に立つと,前回のおねえさんがやって来て,「ただ今『あご出汁おにぎり』と『黒烏龍茶』がサービスです。」と言う。「2つ共っていいの?」と聞くと,にっこり笑って「ええ,どうぞ。」との返答なので,2つともボタンを押す。いつから始まったのか,新しいサービスらしい。
 すでに時刻は1時を回り,すんなりとカウンター席の空いているところに座れる。先ほどのおねえさんが食券を受け取りにやって来たので「2つとも押しちゃいましたよ。」と言って食券を3枚渡すと,これまたにっこり笑う。
黒烏龍茶  まずはサービスの黒烏龍茶が届いた。
 あとから来たおじさんは平和にも生ビールを注文している。パチンコの合間の休憩なのか,昼呑みである。ご近所の人で,歩いてきているのだろうが,よもや飲酒運転ではあるまい。昨日は飲酒運転のトラックにはねられて小学生が2人死に,1人が意識不明の重体である。これは殺人である。失われた命は二度と戻ってこない。未来のあった子供達の冥福を祈りたい。
 サービスが変わったついでに,壁際のポスターも変わっている。「お好きでしょ」のおねえさんから,レトロなアサヒビールのポスターになっている。いよいよビールの季節か。
あご出汁鶏そば(醤油)  なんてことを見ているうちにご所望の品が届く。
 サービスの「あご出汁おにぎり」は小ぶりながらも2個もあり,いやはやなかなかのサービス。
 さて,メインの「あご出汁鶏そば」のスープを一口すすれば結構な濃い味である。ここへ来て初めて食べた「濃厚鶏白湯そば」ほどのドロドロ感はなく,さらりとしたスープだが,味は醤油の味がしっかりと効いており,それにあご出汁がふわりとあとから追いかけてくるという感じである。
あご出汁おにぎり  麺はいつもの硬めの茹で具合で,やはりこの麺にしっかりとスープがからみ,美味しい。
 このスープ,ほんとにそのまましっかりと麺に絡み,麺を食べるとスープの旨みが伝わってくる。
 「あご出汁おにぎり」はやや冷えているが,いわば鶏チャーシュー入りの炊き込みごはんという感じである。2個しっかり食べたので今日は満腹。

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年7月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:あご出汁鶏そば(塩)+黒烏龍茶+あご出汁ごはん
今回の所要経費:780円+0円(サービス)+0円(サービス)
探検隊の報告:
 魚介の味と香り広がる美味しいスープだったね。
 いよいよ今日は5つ目のお品書きである。「あご出汁鶏そば」でお味の方は「塩」である。
 ついでながら前回と同じ「黒烏龍茶」と「あご出汁ごはん」のサービスのボタンをどちらもポチッと押す。
 いやそれ以上に毎回思うが目的の品を探すのが大変である。単純な「あご出汁鶏そば(塩)」ってやつなのだが,一体どこにあるのやらという感じで探す。まずは券売機の上の写真で名前を確認し,その名前のボタンを探すのだが,ようやく見つけたって感じ。
 あとから来たオッサンが「冷たいの食べたいけど,ボタンはどこにある?」とおねえさんを呼んで聞いている。そりゃ聞いてもおかしくないよな。わかりにくいんだもの。
あご出汁ごはん  まずは「あご出汁ごはん」がやって来たが,今日はおにぎりではなく小さな茶碗入りである。おにぎりを作るのは手間がかかるのか,海苔の節約なのか,それとも量の節約なのか,などとどうでもいい詮索をしつつ,まずはごはんから行くかなどと思っている間もなくすぐにラーメンがやって来た。
あご出汁鶏そば(塩)  これは「醤油味」よりもさらに魚介の香りが漂う。やはり塩味だからか。醤油の香りもないので,まったくもって魚介の出汁の香りがやって来る。
 そしてスープを一口すすれば,期待を裏切らない魚介味。そこまで濃い塩味ではないので,魚介の味わいが広がる。
 そして何と言ってもここの麺が美味しいのだと5回目にして改めて確認した。この麺にしっかりと魚介スープが絡んでいい感じなのだった。

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−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2021年7月 今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚鶏つけ麺(醤油)(中盛り)
今回の所要経費:820円
探検隊の報告:
 今日はいよいよ「つけ麺」である。
 食券を買い,いやその前に特別サービスの「黒烏龍茶」と「あご出汁ごはん」のボタンを押してから,食券を買う。
 食券を件のにっこりおねえさんに渡すと,「並と中がありますが,どうしますか?」と聞く。2択であるとは知らず,「これって麺の量?」と聞くと,「はい『中』の方がちょっと多めです。」との答え。それではと「中」にする。
 空いているカウンター席に座って,8つの写真のあるお品書きを眺めると確かに「つけ麺」には「並・中」と書いてあった。そして「並」は「180g」,「中」は5割増しの「270g」らしい。「270g」ならばごはんと一緒でもいけるだろうと踏む。
濃厚鶏つけ麺(醤油)(中盛り)  さて,待つことしばし,ごはんと「つけ麺」がやって来たが,「つけ麺」を持って来た店主が「『中』でしたが『並』の量で作ってしまいました。今すぐ追加を持って来ますのでお待ちください。」と言う。こちらとしては結果的に「中」であればよいので「いいですよ。」と答えて,食べ始めるのだった。
 ここの「つけ麺」は「冷や盛り」である。そして麺が通常のラーメンとは違って平打ちの中太麺である。そうなのか「つけ麺」は「つけ麺」で専用の麺を使っているのかと感心する。
 そして「つけ汁」は確かに濃い味。これまたざる蕎麦の通のようにちょっとだけつけて食べるといいかと言うとそうでもなく,やはりどっぷりと浸して,食べる方がいい感じだ。ただし,汁が多すぎると濃い味すぎる。
 それはやはり「濃厚」の名に恥じない。

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