満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:居酒屋割烹 田村(たむら)

分類:和食 所在地:金沢市並木町(浅野川沿い)
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探検時期:2015年3月  今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:5品注文して飲む
今回の所要経費:2人で7668円
探検隊の報告:
 いったいいつからこの店がこんなにも広く有名になったものかと思ってしまった。
 久しぶりの訪問である。前回は1980年代だから20年以上も前か。橋場町交差点の「金城楼」の向かいにあった頃である。そのころは結構老舗の居酒屋で,金沢にすれば繁華街でもなく,夜は人通りも少なくなるような立地だった。だが,地元人では知る人ぞ知るといった店で,ドジョウの唐揚げや柳川などが名物だった。当時は薄汚れた居酒屋で,いかにもディープな金沢といった感じだった。観光客などは寄りつきもせず,地元の金沢人が夜な夜なくだを巻くような酒場だった。
 それがこの浅野川沿いの梅の橋のたもとに移転してきたのはいつのことだったのやら。えらく小ぎれいなビルになっていた。「こんな所に来たんだ。」と思いつつも,前の店よりもさらに繁華街ではない立地で,やはり1次会で設定でもされていないと来ることはなく,だから今夜は久しぶりの訪問である。
 とまあ,こう書いているのだが,本当にこの店はあそこにあった「田村」なんだろうね。まあ,田村うどんというのがあるから,間違いないと思うのだが,なんでこんなにも芸能人が来るのかよくわからない。きっとお忍びで来るにはいい立地なのだろう。最近ではこのあたりにも観光客が増えたが,それでもこの店の前を頻繁に多くの人が通るわけではない。特に夜は店の前は薄暗く,人通りもほとんどなくなる。なので,タクシーで乗り付けても,騒がれる心配もないからなのだろう。
 さて,今夜なぜここが選ばれたのかというのは次のような理由だ。
 一つにはうちの職場が2週間後に歓迎会をここ「田村」でしようと予約をして,うまくいったかと思ったら重複予約で店に解約されたのだった。そのため,またもやこの店に来ることはないなあと残念に思っていた。一度来てみたかったのにダメかと思っていたのが選んだ理由の一つだ。
 そして二つ目は,今夜は久しぶりの女友達との飲み会である。彼女があちこち予約をしようとしたのだが,日曜日は休業の店が多い。で,どこか知らないかと聞くので,この度行きそびれたここ「田村」はどうかと言ったら,即電話して,空いていたので予約を取ったのだった。
 さすが女の決断力と行動力はすごいと変に感心する。
 さて,やって来てみて驚いたが,日曜日なのにほんとに賑わっている。自分は予約しなくてもいいんじゃないかと思っていたが,女友達の予約電話は正解だった。カウンター席は2席空いていて,その端っこに座る。つまり我々で満席である。小上がりも一杯で,2階席も賑わっているようである。
 飲み物は瓶ビールを注文して,各自で好きなものを注文する。ちなみに,これはつき出し。いや,レシートによれば「つけ出し」。まあ,昔どこかの店にあった「つけたし」よりはいいだろう。しかし,この「つけ出し」540円也。いったい昔のディープな安いお値段の居酒屋はどこへ行ったのやら。いいお値段である。ブリの炊いたやつで美味しいのだが,つきだしにしては高い。500円以下のものはない。いや,ほとんどが800円以上だ。とりあえずビールが中瓶で594円。これとても満腹探検隊の標準居酒屋価格1mlで1円,すなわち中瓶500円の2割増しに近い。
 まあ,今夜の飲み会は値段にこだわるような面子ではない。と言っても自分と2人だが。会話で酒を飲む2人なので,料理が適度に美味しければよい。もちろんお値段が安いにこしたことはないのだが。
 こちら自分が好きな鯖の「トロ鯖たたき」。864円也。
 しかし,ニンニクはよけいだと思う。鰹のたたきならともかく,せっかくの鯖のうまみがニンニクに消される。確かこの鯖は有名どころの鯖と言うことであったし,結構肉厚の美味しい鯖だったが,ニンニクを混ぜなければよかったとあとで思ったのだった。
 左,「鰤かま塩焼き」864円也。右「ドジョウから揚げ」864円也。
 しかし,あとでレシートを見て思ったが,なんでこの「ドジョウから揚げ」が800円以上もするのか。ほんとに「田村」も「居酒屋」から「高級割烹」に変身したなあと思うのであった。前に橋場町の店に行ったときには目の前の水そうでドジョウが泳いでいたものである。いや,ドジョウそのものが高くなったのか。そんなことはないだろう。庶民の居酒屋「白山茶屋」では390円だったなあ。
 連れの女友達が「はす蒸しいいわねえ。」と言うので「好きなもの選べばいいよ。」と言って注文。
 いや,こちらはとりあえずしめ鯖食べたので,あとは彼女のお好みで何でもいいのである。
 でこの「はす蒸し」も864円。値段は高いが味はいいので,ビールが進む。
 最後にこちらがなんだったかの「グラタン」。和食の店のようでありながら,このような洋食まで供するのであった。ちなみに1944円也。この大きさでいい値段であるなあ。
 とまあ,今夜は居酒屋といいながらも結構いいお値段ということばかり感想を述べている。自分も連れも,値段を気にするよりも,そんなことを忘れて,飲んで語るのが中心なので,楽しく宴会をして,まあこんなものかと支払いをした。しかし,あとでレシートを見ると,よくある大衆居酒屋のまあ2倍の値段なのだった。
 あの薄汚れたディープな庶民の居酒屋はどこへ行ったのやら。
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探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:「居酒屋割烹 田村」のウェブサイト(外部リンク)
−−−お箸の仕切り線2 箸袋つき−−−
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