いわな ぢゃや
岩魚茶屋(いわなぢゃや)

岩魚茶屋 岩魚茶屋  岩魚茶屋は金沢の郊外,医王山の麓にある,岩魚料理の店です。
 店の前には生け簀があり,岩魚,そしてゴリが養殖されています。
 それらを使ったうまい料理を出す店,それが岩魚茶屋です。

(左・岩魚茶屋の前にある碑は,元金沢市長の岡良一氏の文字)
(岩魚茶屋の玄関付近です。・右)

店の前の生け簀 ごりの養殖のようす (左・店の前の生け簀です。)
(ゴリの養殖のようす・右)

 この二俣で岩魚の養殖が始まったのは1971(昭和46)年のことです。現在はこの岩魚茶屋を経営する大瀬さん一人が養殖をしています。
 岩魚茶屋は1988年に,今のような飲食もできる店として改築・改装されました。
 現時養殖しているのは,イワナの稚魚約3万匹,成魚1万匹,ゴリの稚魚約1万4千匹,成魚約4千匹です。

 この岩魚茶屋は2002年に大改装され,建物が新しくなりました。
岩魚茶屋  店の横の池の方から,建物を眺めています。
岩魚茶屋 (玄関を入ると,このような控えの部屋があります。)

 なお,イワナの養殖については,医王山小中学校のウェブサイトに地域紹介,「いわなの養殖」というページがありますので,それを参照して下さい。
  医王山小中学校ウェブサイトの「いわなの養殖」にジャンプ
 医王山については 医王山のページへどうぞ。

  岩魚茶屋近辺の地図
 岩魚茶屋は,二俣町の富山よりの町外れより,林道を約1.5km入ったところにあります。
 金沢の中心部(角間方面または田上方面)から来ると,田島町をすぎ,二俣町に入ります。
 町の中をしばらく走ると,左に森本,国道304号線方面,右に福光富山方面となります。
 このT字路を右に曲がり,本泉寺,消防の前を通り過ぎると町外れに来ます。
 そこより案内があるので,それに従って行くとたどり着きます。
 まだかな,まだかなと思っているうちに見えてくるという寸法ですね。

ご主人の写真
(左・いわな茶屋の大瀬さん。実はこの写真,能登半島の観光用ポスターとして撮影されたものです。いわな茶屋の17畳のいろりのある部屋です。隣にいる女の人はモデルさん。)

  予約先 920−1102 金沢市二俣町子30
      電話 076−236−1238
        (上の電話で出ないときまたは夜間)236−1040
  (フリーダイヤル)0120−187005(イワナレッツゴー)

 収容人員 50名までなら何とでもなりますとのこと。
 いつも医王山小中学校の育友会で新年会,その他の会がここでありますが,まとめて40人以上,1階の部屋に入ります。
 ここには,いろりのある部屋などいろいろな大きさの部屋があります。
 昼は電話をして確認したら,飛び込みでも昼食を食べるのは可能だそうです。
 ただし,夜については予約がいります。

おしながき

(1996年秋取材)
岩魚フルコースです
 岩魚フルコース(山菜3品,岩魚の塩焼き,刺身,田楽,ぬた,ご飯,みそ汁)・右3500円
 ただし,頼めば,2000円,2500円などの料理もしてくれます。

 (これにご飯とみそ汁がついてフルコース・右)
 

岩魚の塩焼き
 岩魚の塩焼き 1匹 500円
 炭火で焼いたこの塩焼きがとってもうまい!
 それから,岩魚の骨酒も最高!

岩魚の刺身
 岩魚の刺身 500円
 岩魚が刺身になるなんて,実は知りませんでした。ここで初めて食べて,うまさがわかった私。
 なにしろ,前にある生け簀からもってくる岩魚ですから,新鮮この上もありません。
 ついでですが,ゴリの刺身もできます。

岩魚の田楽
 岩魚の田楽味噌 
 何食べてもおいしいんですけど,これも美味です。
 岩魚が好きな人は,この店に何度でも来るそうです。
 私が医王山中学校に勤務していた頃は,年に2回ほど宴会があって,たまに昼食を食べに来て,という感じですが,常連さんもいるそうです。
 そういう人は,お皿以外すべて食べ尽くすそうです。岩魚の頭の骨も全部食べ,残すのは本当にお皿だけという人もいるそうです。

岩魚のぬた
 岩魚のぬた
 ぬたも私の好きな料理の一つです。
 現在このいわな茶屋は,市内の割烹で修行をしてきた息子の太郎さんも板場に加わり,もしかしたら,今に新メニューが登場するかも?

岩魚の卵のおろし和え
 岩魚の卵のおろしあえ
 秋だけのメニューです。
 イクラの直径の半分くらいですが,色は透き通っただいだい色。
 舌触りのいい一品。

ごりの唐揚げ  ゴリの唐揚げ・右 1500円(5匹です。山菜付き)
 (右の写真は撮影用。5匹で1500円です。山菜もその季節によっていろいろ変わります。)
ごりの骨酒
 岩魚の骨酒・右 500円
 ゴリの骨酒・右 500円
 ちなみに左の写真はこれまた撮影用に竹に入れてもらいました。
 しかし,日本酒にこの岩魚やゴリの塩焼きを入れると,そのお酒の味が突然変わって,また一段とうまくなるのが不思議。