「読んでみまっし金沢弁」によせられたおたより大特集

金沢弁 「気の毒な」
      名古屋の塾講師さんより (おたより番号:41)

(このおたよりに登場する金沢弁→〜題目,気の毒な)

はじめまして。
読んでみまっし金沢弁のサイトを拝見いたしました,名古屋在住の塾講師です。

私は人生の大半を名古屋弁の圏内で暮らしてきたのですが,大学で出会った,石川郡(鶴来より白山寄りの奥のほうです。具体的な地名はちょっと控えさせてください^^;)生まれで金沢の高校に通っていた人と結婚を前提としたお付き合いをしています。

とはいえ,その人は金沢弁を大学ではほとんど使わず,今も仕事で石川にはいないので,ご挨拶にお宅に伺うまで,金沢弁というものを聞いたことがありませんでした。
新入生の時,カラオケに行って,彼が「一題目」と言ってしまい,金沢出身の先輩に「それこっちじゃ使わない」と訂正されていたのと,渋滞に遭ったりすると「あーもういじっかしいな」と言う程度だったんですね。

そんな状態で初めておうちに伺ったので,結構大変でした。

まず,手土産を差し出したところ,
「こんなぁ,気の毒なぁ,本当に気の毒なぁ」
と言われて???マークが頭を回りました。

それから何かをするたびに「気の毒な」を連発され,何か特別な方言で
「これ以上はやめてくれ」
と言われているのかと思ってしまい,悩んで彼に相談したら,彼は爆笑。

「ありがとうって言ってるんだよ」

何回か伺ったり電話を頻繁にするようになって,ようやくそちらの言葉に慣れてきたところです。
ただ,70過ぎのおばあ様のおっしゃってることはいまだに判らない時があってお互い困ってしまったり………(笑)

このサイトでもっと勉強して,ご家族とのコミュニケーションを図ろうと思います(笑)

田舎の雰囲気の仕切り線

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