分類:和食(焼鳥)
所在地:金沢市もりの里(山側環状線沿い)→金沢市片町
探検時期:2006年12月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:その場でいろいろ注文
今回の所要経費:ビール飲んでるし,一人2000円ってところ
探検隊の報告:
暮れである。
子どもが帰ってくるが,北陸道は事故のため速度規制で渋滞。高速バスも1時間以上遅れて来る。こちらもどうせ仕事なので,残業して待つ。
ということで,(何が「ということで」かわからないが)帰り道にここ「鳥珍や」に立ち寄る。
ここは店の名からもわかるように焼鳥屋である。(といってもわからないかもしれないが。)カウンターと掘りごたつ風の窓際の座敷があるが,その座敷に座る。
とりあえずビールと,つきだしは生野菜。
焼鳥屋といっても,鳥以外のものも焼く店が多いが,ここも少しばかりはそんな鳥以外がある。だが,大部分は鳥の料理である。
1日限定10食というものもある。その「1日限定10食」の中から注文しようと思ったのだが,4品中3品がすでになく,残っている1品の「地鶏の皮塩焼き」だけにありつけた。
あとはやきとりいろいろである。
最近食べたやきとりは,浅草の居酒屋だったのだが,そこよりうまい。というのも,注文しても焼けたものから順々に出てくるということで,焼きたてで,しかも適度な焼け具合である。鳥かわが少々焼きすぎであったが,あとはうまい。
ついでだが,焼き物には時間がかかる。最初のつきだしの野菜が出てきてから,最初のつくねが出てくるまでには15分。ここまでで,生ビールはほぼ1杯なくなるのがおじさんなのだった。
では,頼んで出てきた順に紹介しよう。ちなみに,焼き鳥はすべて1本150円。
左より「つくね」,次は「こころとレバー」つまり心臓と肝臓だね。右は子どもの注文した「鶏マヨ丼」500円也。
左より「ねぎま」,「若鶏の唐揚げ」,そして鶏ではないが「しろ」
焼鳥屋とはいえ,まあどこでも豚の串はある。ここでもいろいろあるが,その中でも「しろ」だけ注文した。
そして,1日限定10食とやらの「地鶏の皮塩焼き」である。
それから右が「秘伝の手羽先」600円也。この手羽先のたれは甘かった。このたれが秘伝なのだろうけど,好みは人それぞれであるな。自分には甘すぎた。
ちなみに焼き鳥は,味付けも,すべて塩にした。
その昔,千利休が言ったなあ。
「世の中に,塩ほどうまいものはないが,また,塩ほどまずいものはない。」
前もどこかで書いたような気が。しかし,塩だと素材の味がよくわかる。
それにしても,ここには若者が次々とやって来る。単に自分が年をとっているというだけのことだが……
ということで,ビールがよく進む今夜の焼鳥屋であった。
探検時期:2008年4月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:その場でいろいろ注文
今回の所要経費:不明
探検隊の報告:
いつの間にかこの「鳥珍や」が片町にできていた。木倉町の入り口近くである。
で,宴会の3次会でやって来て,まあビールなどいろいろ注文したのだが,細かいことは何も覚えていないので,報告することもない。まあ,杜の里に比べてやかましいということくらいであろうか。
やかましくしていたのは自分たちでもあったのだが……
ということで,酔っぱらいのおじさんはこの程度である。
探検時期:2011年5月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:宴会コース・飲み放題付き
今回の所要経費:きっと5000円
探検隊の報告:
この「鳥珍や」という店も,いつの間にか金沢の繁華街片町にできていたと書いたのが,前回,3年前であったが,今では杜の里の店はなくなった。(今は同じく焼鳥屋だが「吟たま」という店になっている。)
そして,前回は単に宴会の3次会で来たのだが,今回は1次会である。2階の2部屋をぶち通しての我々の団体のみの貸し切り部屋となっている。今回の参加者は18人。
さて,最初にお通しは鶏皮ぽん酢和え。そして,最初に出てきたサラダである。料理は基本的に大皿盛りで出てくる。何人かで取り分ける。
手羽先である。骨をうまいこと取る食べ方があるのだが,よくわからずとにかくかぶりつく。こんな方法だ,あんな方法だとみんなで言い合っているうちにそもそも手羽先がなくなるのであった。
ちなみに,一般のお品書きにはその食べ方が書いてあったのだった。今回はコースなので,普通のお品書きを広げてみることはなかったので,みんな気がつかなかったのだが,よくよく考えると,自分は早くこの店に着いてしまって,宴会前に置いてあったお品書きを眺めて,食べ方の書いてあるページを見ていたのだった。
そして,ユッケ。要するに鶏の刺身である。
つい先日,焼肉チェーン店の「えびす」で牛ユッケによる死者が出て,いろいろな店でユッケの提供が控えられていたが,ここでは鶏のユッケがどんと出てくる。しかし,自分の近くの3人のメンバーはユッケはいらないから食べてくれという。ということで,これは3〜4人分だったのだが,一人で食べることとなる。こんなもん,魚の刺身と一緒だろ,と言うのだが,いや,鶏はちょっと違う,ということで,誰も食べないのであった。このユッケは一応表面が熱処理してある。上にかかった生玉子をかき混ぜて食べる。まあ,鶏ってやつはあっさりとしていて,ユッケで食べてもなんだかサワラの刺身のような感じである。
ということで,特に問題もなく,ユッケをたくさんいただく。こうやってあとでこの原稿を書いているので,ユッケで何か起こることもなく,いたって元気で,生きているのである。当たり前か……
左,野菜炒め。きっと鶏肉入り。
今回は飲み放題でよく飲んだ。自分はほとんど瓶ビールであった。
右,から揚げと炭火炙り焼き。揚げたてから揚げ美味かった。単純料理がなかなか美味い。炭火の炙り焼きはかなり焦げ臭い香りがする。まあ,これがウリなのか。
左ねぎまである。これぞ焼鳥屋って感じのお品書き。
そして,締めは雑炊である。
よく飲み,よくしゃべり,よく飲んだ宴会であった。
探検隊おまけの報告:
一般のお品書きいろいろ:
手羽先→3本399円,5本609円,10本1029円
炭火炙り 薩摩もも焼→80g504円,串焼き1本120円から,鶏のユッケ→780円,そのほか多数のお品書きあり。