分類:洋食(フランス料理,イタリア料理,スペイン料理)
所在地:金沢市東山(ひがし茶屋街近く,観音院参道,寿経寺向かい)
探検時期:2006年8月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:コース料理
今回の所要経費:ワリカンで1人9000円
探検隊の報告:
今夜はいつもの気の合う仲間の会なのだが,特別なお客として,当ウェブサイトの「藤井肇仮想美術館」の藤井肇氏を招いての会である。
いつもは少々にぎやかな会であるのだが,今日はそれに輪をかけてにぎやかになる。
ここ東山には,いつの間にかたくさんのちょっとしゃれた店ができている。
この「くりゑンテ」もその一つだ。七稲地蔵で有名な寿経寺の向かいにこの店はある。大正時代に建った民家を改装したらしい。
さて,この店に入ろうとしてすぐには入れなかった。なぜなら,紅殻格子の扉を横に引こうとしたからだった。ここの扉は押すのだった。そこからしてハイカラである。(ってほどのものじゃないが)結局はおねえさんに開けてもらったのだった。
予約してある2階の部屋に通され,まずはしっとりした雰囲気の食卓の写真を撮る。
そして,まずはお茶が出てくる。
内装や,食器からしてしゃれているのである。
会が始まるが,まずは前菜。
しかし,いったいこの前菜がなんだったのか,もはや覚えがない。
おねえさんが懇切丁寧にそれぞれの食材と料理法を説明してくれるのだが,複雑かつたくさんあって,覚えきれないのであった。
それにしても,いろいろとしゃべっているので,ゆったりとした時間が流れる。7時過ぎに会は始まったのだが,スープが出てきてすでに8時半である。
このあとまだ,主菜が来る。
スープは2種類選べたが,自分はきのこの何とやらにした。もう一種類はカボチャの何とやらであった。
要するに記憶は何とやら程度なのであった。
さて,8時ちょっと前に前菜その2の魚料理が出てくる。
これも,どんな魚だったのか覚えなし。それと,左右と,前と,奥とでソースが違っていて,これまたおねえさんが懇切丁寧に説明してくれたのだが,覚えていない。西洋料理の名前を覚える方が無理というものである。
それから,飲み物は自分はずっとハートランドビールだった。ハートランドが置いてあるのも珍しい。
最初はビールで乾杯した面々も,途中からはワインである。
9時半を過ぎて,いよいよ今日のメイン料理が出てくる。
宴会開始からすでに2時間,話を肴に酒がはずむ。主菜にも選択枝はあったのだが,みんなそろえて,牛テールの何とやらにしたのだった。
藤井さんはここ東山の民家をスケッチに来たそうである。そんな話が出て,それを葉書にしたものをもらう。その作品は,おまけの報告をご覧いただきたい。
しかし,料理はすべてうまいね。
じっくり時間をかけて食べて,おしゃべりをして,今日は「うまい酒の条件」(岩魚茶屋のページ)にすべて当てはまるね。
さて,最後にデザートが来る。
2種類も来る。さて名前はというと,何とやらである。
10時半をまわり,4時間近くの楽しい時間を過ごしたのであった。
ここを出たあと,ふらりと夜の淡い照明に映えるひがし茶屋街に行ってみて,夜の金沢のしっとりとした風情を楽しんだのであった。
探検隊おまけの報告:今回はありません。