分類:喫茶・バー
所在地:金沢市東山(東茶屋街でもちょい裏通り)
探検時期:2015年3月
今回の探検目的:宴会の2次会
今回のお品書き:2人で飲んで野菜スティックいただく
今回の所要経費:2人で5800円
探検隊の報告:
いつの間にかこんなところにもこんな店ができていた。
知人との楽しい宴会の2次会である。1次会は梅の橋近くの「居酒屋割烹 田村」であった。ここで結構食べて,せっかくだから東山あたりをふらついて,2次会に行こうと梅の橋を渡る。茶屋街の1本裏通りあたりを歩いて,以前に来たことのある「Ryomon(りょうもん)」の前を通り過ぎる。「Ryomon」は2回目に来ようとしたときに,とても印象が悪くて,やめたので,今夜も「Ryomon」は通り過ぎる。するとほどなくして見つけたのがこの店「ゴーシュ」だった。
「いつの間にこんな店ができたんだろ?」
「ほんとだね。まあいいんじゃない。ここ入ろうか。」
などと言いつつ店に入る。
店は町屋というよりもお茶屋を改装した店か。間口は2間くらい。奥に長い。まっすぐな土間の左側に座敷がある。右の壁は本棚ならぬ,酒の棚。各種お酒が並ぶ。奥がカウンター席となるように改装されていて,座敷には座卓が置いてある。通り沿いの2つの座卓は掘りごたつ式で,床暖房が入っている。今回は通り沿いの座席を陣取る。
さて,自分はボウモアをロックでいただく。連れはカクテルを所望する。オレンジかピーチで微炭酸などと,いろいろ条件付きで頼んで,適当に作ってもらう。こんな風にやってくれるところが,いかにもバーである。
「サラダでもあるといいけど。」
と連れが言うので,やって来たおねえさんに聞くが,サラダはなく,代わって「野菜スティック」を注文する。
やって来た「野菜スティック」がこれ。オリーブオイルがぐつぐつ煮立っている。おやまあ,こんな演出のあるのかと感心する。あとはマヨネーズと塩。これらに適当につけて野菜をいただく。
そうして,またもや連れの旅行の珍道中の話を聞く。いやはや,いつも何かをやらかす人である。いや,何かをしようとしてやるのではなく,勝手に事件になる。それを笑いながら聞きつつ夜が更ける。
結局ボウモアのロックは2杯飲み,連れは2杯目はジンジャーエールとし,ゆったりとした時間が過ぎる。
まあ,飲み物が1杯1000円ほどだから,結構お高め。本日1次会の「居酒屋割烹 田村」も結構お高めだったから,今夜は贅沢な夜である。贅沢な夜はのんびりゆっくりと過ごすに限る。
最後に支払いを終えると,店主が表まで送ってくれる。
「この店の名前は何ですか?」
と聞くと,「ゴーシュです。」とのこと。店の名もわからずに入っていたのだった。
「ゴーシュ」と聞くとつい「セロ弾きのゴーシュ」を連想したので,つい「セロ弾きのゴーシュ?」と口に出すと,
「はい,店の中にもその絵があります。」とのこと。暗い店の中だったので,よくわからなかった。
表の立て看を見ると,営業時間は平日は午前3時まで。日曜日は午前0時まで。それほどこの東茶屋街あたりも人が訪れるようになっているのかと感心した次第であった。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。