分類:和食
所在地:山梨県甲府市猪狩町(昇仙峡 仙我滝入口)
探検時期:2010年9月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ほうとう鍋+鳥もつ煮+ビール
今回の所要経費:1200円+500円+650円
探検隊の報告:
松本へとやって来た。昨日は結婚式の披露宴に出席し,松本に一泊した。そして2日目である。とにかく金沢へと帰ればいいのだが,せっかくなのでどこかへ出かけることとする。当初の予定では八ヶ岳の回りをぐるりと1周しようとしたのだが,ガイドブックにお隣山梨県の「昇仙峡」というのが出ている。めったに山梨まで足を伸ばすことはないので,目的地をこの「昇仙峡」とする。やって来た「昇仙峡」は確かに観光地である。なかなかの渓谷が続く。全部を歩くと2時間ほどもかかるだろう。そこで,要所要所を見たのだった。そしてお昼が近づく。昇仙峡ロープウェイのあと,水晶の細工の店に入って買い物をして,そこのおねえさんにどこか食事にいい店はないかと聞くと,ほうとうや蕎麦の店はたくさんあるとのこと。大きい店じゃなくて,小さい店に入った方が美味しいですよとのことだった。そこで,下流方向へとふらふら歩いたのだが,そこかしこに「鳥もつ煮」の幟旗が立っている。そして,あちこちにこの「甲府鳥もつ煮」が今年のB級グルメのコンテストでグランプリをとったと書いてある。昨日は松本で「甲州鳥もつ煮」というのを食べたのだが,ようやくこの甲州の地で「鳥もつ煮」が有名であることを理解する。確かに夕べ松本駅前の「どまんなか」で食べた「甲州鳥もつ煮」というのは,独特な感じがしたが,やはり地元の料理だったのかと感心する次第。
さて,何を食べるかだが,せっかく山梨に来たので「ほうとう」にしようということになり,おねえさんの助言通り小さな店を探すが,たどり着いたのが,仙ケ滝入口にある「橋本屋」という店だった。入ると,まあまあ空いている。2人で窓際の席に座る。そして注文したのが「ほうとう鍋」である。それと,うちの連れ合いは運転しないのでビールと「鳥もつ煮」である。
ちなみに,ほうとう鍋の写真はない。何しろ携帯が新しくなって,カメラ機能が変わり,タッチパネル式だが,思わぬ誤動作が多い。撮ったはいいが,なぜか保存されていなかった。
ビールを注文したので,最初に突き出しが出てくる。それから「鳥もつ煮」である。しかし,これが500円也。昨日の「どまんなか」に比べて3分の1くらいの量で,しかも値段が高い。さすが観光地料金である。それと,入っているのもレバーと砂肝くらいで,玉子なんかは一切入っていない。まあ,味の方はこんなものかという味だが,はっきり言ってこれは300円くらいで提供すべきものだ。昨日の「どまんなか」がいかに良心的な値段かが伺える。
ついでながら,この「ほうとう鍋」も1200円也。これも観光地価格だろう。たしかにいろいろと野菜が入っている。カボチャ,里芋,キノコ,山菜,かまぼこ,にんじんなどほうとうらしき取り合わせである。ただ,手打ちというのだが,ちょっとほうとうが柔らかい。パチンと火をつけられて,さらに暖められたせいか,もともとできあがりを持ってきてくれたのだが,ほうとうが柔らかくなってしまっている。ざるそばもよかったかと思ったのだが,せっかく山梨に来たのだしと,ほうとうを選んだ。もう少しあちこち偵察すればよかったかも知れない。ちょっと,観光地価格でなんでも高い。瓶ビールも中瓶で650円だから,居酒屋通常価格500円よりもかなり高い。さらに夕べの「どまんなか」の生ビール1杯100円に比べると6倍ってこと?
探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:橋本屋のウェブサイト