分類:中華・和食
所在地:金沢市米丸町1(米丸町交差点と米丸町北交差点の間)
探検時期:2021年11月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:中華飯+ラーメン セット
今回の所要経費:850円
探検隊の報告:
結構な濃い味だったね。
今日もまた地図を検索して出てきて店に行ってみることにした。やって来たのは米丸町一番地にある「一龍」。「一」番地だから「一」龍なのか。「龍」のつく中華料理屋もたくさんあるなあと感心する次第。いつもの通勤路からはちょっと入るのだが,職場からそう遠くもない中華料理屋である。店ののれんは「中華そば」,店の前には「焼きそば」やら「中華飯」ののぼり旗。結構年季の入った風情で,大将も女将さんもこれまた年季が入っている。
お昼の1時も少し回った時間で,もうお客は誰もいない。空いているカウンター席に座り,お品書きを眺める。中華料理屋のはずなのに「うどん類」といった分類や,和食類の丼物にカレーライスや焼肉なんかもある。大衆中華料理屋というよりも,大衆食堂といった感じ。
初めての店ではやはりラーメンを味わってみようと,単品のラーメンとご飯ものがセットになったものを選ぶこととする。いくつか種類はあるが,「ヤキメシ+ラーメン」ではあまりにも芸がないかと「中華飯+ラーメン」とする。だが考えてみたら,先週も「中華飯」だった。「やま田食堂」で「鍋焼きうどん」に振られて,代わって頼んだ「日替わりランチ」の中身が「中華飯」だった。まあそれでも野菜が結構取れるだろうと「中華飯」である。
それにしても,なんだか愛想のない夫婦である。「いらっしゃいませ」のあと,水が出てこない。いや,これは勝手に積んであるかごから適当なコップを選び,カウンター席の上のペットボトルの水を入れたらよいのかと思ったが,「コップを選んで水を入れてくれ」と言われるわけでもなし,まあラーメンでスープがいただけるかと,お品書きなどを眺めていたら,水を入れてくれた。でも「どうぞ」でもなく,黙って水が置かれる。
さて,しばらくして,まずは「中華飯」が置かれる。先週の「やま田食堂」の「中華飯」と違って,こいつは中華料理らしい顔をしている。平らなお皿に,結構とろみのついた具である。一口いただくと,これが中華味なのだが,結構に濃いめの味付けであった。そもそも薄味に慣れている身としては,調味料はこの半分で十分味わいが出るのではないかと思えるような濃い味だった。
続いて「ラーメン」がやって来る。これまた大衆中華料理屋らしい顔をした「ラーメン」である。澄んだスープ,上に載るのはチャーシュー,赤巻きはべん,ネギ,メンマという顔ぶれ。スープを一口すするが,これも濃いめの味だった。ただ,「中華飯」が結構濃い味なので,「ラーメン」の方はまあこんなものかと思わせる濃さ。麺は大衆中華料理屋らしい,細麺のストレート麺でスープに絡んで,「ラーメン食べてる」って気分である。
で,とにもかくにも全般に濃い味というのが感想であった。もしかしてこの大将の味覚がどんどん濃い味に慣らされてしまったせいか。
探検隊おまけの報告:
このとき(2021年11月)のお品書きいろいろ
ラーメンとのセット(ごはんもののサイズは中)
ヤキメシ,カレー→各800円,
天津飯,中華飯,麻婆飯,肉丼→各850円,
カツ丼,カツカレー→各900円
麺類
ラーメン→450円,
もやしラーメン,味噌ラーメン,塩ラーメン,焼きそば→各550円,
チャンポン,五目ラーメン,チャーシューメン,天津メン,広東メン,ワンタンメン麻婆豆腐ラーメン→各600円
味噌チャーシューメン→650円
うどん類
うどん→350円,いなりうどん→450円,
玉子うどん,カレーうどん,なめこうどん,わかめうどん→各500円,
肉うどん→600円
料理
餃子→350円,もやし炒め→500円,野菜炒め,麻婆豆腐→550円,
八宝菜→650円,トンカツ,焼肉→各700円,
酢豚,肉野菜炒め,豚テン,鶏唐揚げ→各750円
ご飯類
ヤキメシ,玉子丼,いなり丼,カレーライス→各550円
天津飯,中華飯,麻婆飯,肉丼→各600円
カツ丼,カツカレー→各650円
麻婆豆腐定食,野菜炒め定食→各750円,八宝菜定食→800円,
カツ定食,焼肉定食→各850円,
酢豚定食,唐揚げ定食,肉野菜炒め定食→各900円
など