分類:和食(麺類)
所在地:加登長という名の店はあちこちにあります。加登長総本店およびその支店は現在3店舗。探検場所は以下の報告を参照してください。
また,ここでは,加登長のうち総本店ついて紹介しています。加登長総本店以外については満腹探検隊「加登長」のページをどうぞ。
所在地:金沢市香林坊【香林坊アトリオ店】(香林坊アトリオ地下)
探検時期:2007年2月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:いなりうどん(大盛り)
今回の所要経費:650円
探検隊の報告:
「加登長」(かどちょう)と「お多福」(おたふく)といえば,金沢の大衆食堂の双璧である。
このような大衆食堂は,子供の頃は「うどん屋」と呼んでいた。うどん以外にラーメンや焼きめしといった中華ものや,オムライスといった洋食があっても「うどん屋」と呼んでいた。
街を歩けば,あちこちでこの2店の名が目につく。とはいえ,それぞれが本店支店等の関係ではなく,どうも単独で名乗っている店が多いようである。
で,今日やって来たのは香林坊アトリオの地下にある「加登長」である。ここは「加登長総本店」を名乗る店であるが,ということは「加登長」を最初に名乗った店なのであろうか。総本店の本店(なんだか変な言い方だ)は金沢の台所「近江町市場」に近い下近江町にあるし,その店は大通り沿いなのでよく見かけていたのだが,このアトリオ店はその支店らしい。総本店の支店は2店あり,そのうちの一つがここである。
さて,何を注文するかということになり,やはりうどん屋であるから基本のうどんを注文する。
「いなりうどん」である。しかも,ちょっと小腹が空いていたので大盛り100円増しである。
それにしても,結構な量であった。
2玉であったのだろうか。ちなみに麺は期待していた手打ちのコシのあるものではなく,なんだかどこにでもあるような軟らかめの麺だった。総本店とはいえ,庶民向けの店なので,こんなものなのだろうか。
出汁の方は薄めで美味かった。ほかの地域でうどんを食べるということはまずないので,うどんの出汁とはこんなものだと思っているのだが,関東方面では違うらしい。
それにしても,お昼時はにぎわっている。席は40席はある。4人掛けが6席ほど。あとは2人掛けになっている。1人で行くと2人掛けに1人で座るのだが,満席である。
この時間帯やたら平均年齢が高い。もちろん若い人もいるが,かなりが50歳を超えている。やはり,庶民が気軽に行く店ということができるのだろう。
探検隊おまけの報告:
このとき(2007年2月)のお品書きいろいろ:
うどん(そばはそれぞれ50円増し)
いなり→550円,かけ→450円,玉子→650円,山菜→650円,
かやく→650円,天ぷら→750円など
ざるそば→600円,そのほか弁当,丼ものなどいろいろあり。