分類:和食・洋食
所在地:金沢市安江町12−1(金澤表参道沿い)
探検時期:2019年12月
今回の探検目的:宴会というか,ちょい呑み
今回のお品書き:ハートランドビール(中瓶)×2
+おつまみ(ソーセージ+能登豚串)はお隣の「能登まいもん堂」からの持ち込み
今回の所要経費:600円×2→1200円
+(おつまみはお隣の「能登まいもん堂」で1000円払う)
探検隊の報告:
なぜかお隣の「能登まいもん堂」でおつまみを調達し,ここでビールだけをいただくという,面白いことになったのだった。
いったいどういう経緯でここ「酒肆ライトハウス」に来ることになったのかは,「能登まいもん堂」のページの記述をご覧いただくこととして,とにかく,おつまみ持ち込みで,この店のテーブルに座ったのだった。
こんなことができたのもお隣の「能登まいもん堂」の大将のおかげだった。
さて,店に入るとご近所のおじさんらしき人が会計をして出ようとするところ。なので,店のお客は我々2人だけとなる。
ビールを注文すると「ハートランドビール」の中瓶が出てくる。「ハートランドビール」を置いてある店もなかなかないし,こいつは純粋ビールなので望むところである。
グラスはキリンビールのおまけグラスで,歴代のキリンビールのラベルがデザインされたもの。うちにもいくつもあったが,次々と割ってしまい,今はない懐かしのグラスである。
おつまみはお隣「能登まいもん堂」のソーセージと能登豚串だが,こいつは結構な濃い味で,ビールがぐいっと呑める。
座ったのはテーブル席だったのだが,カウンター席を見ると実に面白い。
何が面白いかって,見たことのないようなウィスキーをはじめとする濃い酒のボトルが山ほど並んでいるのである。
マスターによれば(そう,隣の店は「大将」で,この店は「マスター」と呼ぶのが似合う),同じボトルであっても,中身は違っているらしい。つまりは醸造所から樽ごと仕入れてきたものをボトラーがひとひねりして熟成させたボトラーズボトルのウィスキーが並んでいるらしい。こんなボトラーズボトルばかりを並べてある店は初めてだ。
この店がそんなこだわりのある店だというのを知る。
表にも明かりのついた看板もなく,店の名前も分かりづらい表示。お店だとは思わずにみんな通り過ぎてしまうような店だ。しかも,居酒屋というかバーだということも分かりづらい。
いや,立て看板はすでに店の中に引き込まれていたので,もう店を閉めるところだったのか。
昼間の主人はランチも出していて,夕方からは主人が交代するという店らしい。
ビールは1本なくなり,もう1本注文する。
一方の壁際にはCDが積まれ,この日はジャズが流れていた。
もう一方の壁際には漫画本が並んでいて,薄暗い店内と相まって,それだけでも面白い雰囲気を醸し出している店である。
「ここはご近所の人の憩いの場ですか?」
と連れ合いが聞くと,
「そうですねえ,たまに酒を呑みながら大相撲を見ようという,近所のじーちゃんも来たりしますねえ。」
とのこと。
いや,テレビの画面を見るよりも,ぜひマスターのうんちくを伺いながら,いろいろな味のウィスキーを呑んでみたいものである。
探検隊おまけの報告:今回は特にありません。