満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:山代温泉(やましろおんせん)山下屋(やましたや)

分類:和食(温泉1泊2食) 所在地:加賀市(山代温泉総湯近く)
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探検時期:2009年9月  今回の探検目的:1泊2食で宴会
今回のお品書き:宴会のお品書き  今回の所要経費:会費は12000円。幹事お任せだが基本は1泊2食6700円+宴会コースは3000円増額+さらに飲み放題は2000円プラス
探検隊の報告:
 温泉で宴会である。ここ山代温泉の山下屋は加賀の温泉郷の旅館の中でも結構由緒正しきものだと思う。中に加賀藩主の使った湯壺とか,豊臣秀吉にもらった何とやら(忘れてしまった)などがあり,歴史を感じさせる。しかし,いつの間にか大江戸温泉物語のプロデュースとなり,中に寄席などができている。
 今回は,某学校の同窓会に参加したのだった。
 この山下屋の通常の1泊2食では夕食も,朝食もバイキング形式で,大きな食堂で食べ放題という形だが,宴会コースを選ぶと,広間で宴会ができる。ただし,そのために3000円増額である。ついでに,今回どうだったのかは幹事お任せだが,飲み放題はさらに2000円増額である。今回宴会を広間でやっていたのは我々の団体のみである。みんな,バイキングの夕食だった。
 ちなみにその案内表示が最初は「●●中学校同総会」となっていて,思わず笑ったのだった。
宴会の始まり  しかし,座敷での宴会もしないほど世の中気楽に温泉1泊にやって来るようになったと言うべきか,安くあげて楽しもうというようになったと言うべきか,あるいは山下屋も経費節減をやっていると言うべきか,まあ,温泉とくれば,座敷で宴会,畳に仲居さん,大広間でしょもない個人芸,という感覚しかないおじさんにとっては,由緒正しき「山下屋」も,今では薄利多売でやっているなあと感じたのだった。
 そうそう,浴衣も玄関にサイズ別に山積みにされており,その中から大きさを選び,デザインを選ぶ形だ。デザインと言っても,男物の特大は選択の余地がない。女性用は結構色,柄等の選択はあるが,男物は選択の幅が少ない。部屋に仲居さんが来ることは全くなく,最初に玄関から部屋の場所まで案内されるだけ。昔は確かお姫様がお出迎えをしてくれたような気がしたが。部屋でのお茶はセルフサービス。かろうじて,宴会を広間でやるときのみ,我々15人に対して,仲居さんが1人やって来る。とまあ,最近の不況を反映してか,あちこち経費節減だなあと思う温泉の宴会だった。
 寄席があったが,自分たちの宴会は7時からなので,第1部の5時半からの部を聴いたが,ちょうど5時からが夕食バイキングの時間なので,一般のお客はほとんど来ない。たった8人で落語を聴いていたのだった。
 ちなみに,以前満腹探検隊「草津温泉 ホテル櫻井」のページに書いた,温泉宴会の当たり前のことというのが,ここではほとんどないのだが,この値段ではなくて当たり前である。なにしろ,ここの2倍以上のお金を払った「ホテル櫻井」であり,あの旅館ランキング4位のホテルだからこそ,なんだこれはと思ったのだが,ここ「山下屋」のように薄利多売で,しかも,大きな風呂や屋上露天風呂があって,おまけに落語をタダで聴けてこの値段だから,文句は言ってはいけない。
天ぷらだよ  ということで,7時からの宴会の内容を紹介しよう。
 まずは最初の写真が最初の状態。パチンと火をつける陶板焼きだが,仲居さんもいない宴会だから仕方あるまい。
 まあ,何にせよ,楽しくビールが飲めたので,文句は言わない。
 次は途中で出てきた天ぷら。
 宴会の途中にいろいろと近況報告やら,催し物がある。幹事もいろいろと考えて,企画している。
  ごはん  最後の締めはごはんだが,これはお釜の下に火を入れる。そうすると,炊きあがるのだった。これは,なかなか美味かった。
 あと味噌汁は食べる直前にやってくる。これ常識。こうじゃない,いったいいつから裏に置いてあったのというぬるいのが「ホテル櫻井」だったのだ。(結構しつこく文句を書いている。)
 おじさんも年をとると,結構しつこいね。反省しなければ。でも,反省もせず,またもや今日もビールを飲むおじさんだった。
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探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。

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