教員研修センター 研修準備メモ

 このページは教員研修センター(つくば市)に研修に行くに際して,実際に準備したこと,準備したもの,準備した方がいいもののメモと,その解説です。
 私が実際に参加するに際して準備を進めていたものを元に,教員研修センターに行く方の参考になればと思い載せました。
 参加した研修は2005年度の「カリキュラムマネジメント研修」(5日間の研修)ですので,他の研修の場合にはちょっとちがう部分があります。ま,せっかくつくったから,ウェブサイトに載せてみようかな,なんてことで載せているので,あくまでも参考までに……
 ちなみに,1年前には市町村職員として,同じような施設である幕張の「市町村アカデミー」に10日間の研修に行ってきました。その時の研修準備メモも参考にしながら,今回の準備メモをつくりました。
 次の表の下にそれぞれのちょっとした解説があります。

準備の種類 準備の内容
▲研修のための持ち物▲ ●研修の通知文一式  ●印鑑  ●名刺  ●文房具,筆記用具いろいろ  ●キャリングケース  ●クリアホルダー  ●パソコン  ●パソコン外部機器 
▲持って行く資料
  →配布用▲
●課題演習のための資料 
▲持って行く資料
  →自己学習,発表用▲
●金沢の教育施策を紹介するための資料  ●職場にあった役に立ちそうな雑誌 
▲個人的な生活のための持ち物▲ ●共済組合員証  ●常用している薬  ●上履き  ●洗面用具  ●電気カミソリ  ●タオル  ●目覚まし時計  ●寝間着  ●着替えあれこれ  ●シューズあるいはスリッパ  ●傘(雨具)  ●ハンカチ,ティシュペーパー  ●身だしなみセット  ●携帯電話  ●デジタルカメラ  ●洗剤  ●ビニール袋・レジ袋  ●現金・キャッシュカード  ●読む本  ●切符  ●地酒・地元のお菓子 
▲事前準備したこと▲ ●宿泊予約  ●演習資料の作成  ●研修受講に要する費用の振り込み  ●携行品リストづくりと準備  ●往復の交通手段の手配  ●宅配便の送付 

▲研修のための持ち物▲

●研修の通知文一式

 事前に「しおり」だのなんだのって送ってこないのがこの教員研修センター。したがって,通知文一式を熟読するしかありません。この中にもいろいろと準備のしかたや,準備品などのリストがあります。

●印鑑

 不要です。必要な携行品一覧にも入っていません。なのに,なぜか当日の出席簿は印鑑を押す人がたくさんいました。なんで?
 ちなみに,出席簿はサインで大丈夫。

●名刺

 10枚くらいいります。全受講者は200名を超え,しかも,全員と交流するわけではないので,自分の班の人と交換しただけでした。「市町村アカデミー」では,自分のクラスの全員と名刺交換するので,その数(約40)は使ったけど,つくばのこの長さの研修ではほとんど不要。
 たまたま自分がステージでしゃべる機会があって,金沢の教育について知りたいという人に声をかけられて名刺をあげたくらいで,通常班員分で十分ではないでしょうか。
 もっと長期の研修で,いろんな人と交流するときにはいるかもしれません。ちなみに,教員というのはほとんど名刺を持っていませんね。自分は行政職で,日常的によく使うので持っていますが,教員の場合は必要な分だけパソコンで作れば十分ですね。

●文房具,筆記用具いろいろ

★赤・黒ボールペン
 ま,この2色があればこと足ります。
★蛍光ペン(ラインマーカー)
 まじめに学習するときの必需品。持っていったけど,日常的に使っていないので,今回持っていっただけ。
★シャープペンシル,換え芯
 今回すべてシャープペンシル書き。換え芯も売店には売っているけど,あるなら持って行けばそれでいいものですからね。
★消しゴム,定規
★コンパス
 今回イメージ図をかくのに,円を描こうと思ったけど,どこにもコンパスなし。しかたなく,自販機の紙コップで円を描きました。よもやコンパスなんかいるとは思わなかった,数学担当指導主事でした。
★はさみ
 本来の紙を切ったりというより,新品靴下のタグを切り離すのに必要でしたね。
★ルーズリーフまたはノート
 ノートにしっかりとメモをとったりする人がいました。私は開講式でもらったしおりにすべて書き込みました。書き込みスペースが十分あります。これを超えてたくさん書いても,あとで読み返す気にはなりません。ほどほどに聞いてまとめるのも研修を受けるときのこつでしょう。
 講義の要旨ももらえるので,1時間分を1ページにまとめればそれで十分です。
★付せん(ポストイット)
 次にちょっと必要なところはどこか,なんて印を付けたり,メモがわりにやらなければならないことを書いたりと便利です。
 講義中にむちゃくちゃ付せんを使い,メモをしている人を見かけましたが,どうやってまとめるんだろうと心配してみていました。(よけいなお節介?)
★見出し紙(タックインデックス)
 各時限ごとの資料の頭に見だし紙をつけておくと便利。といっても,たった5日間だったのと,資料も少なかったので,特になくてもいいようなものでした。
 資料について,よく使う「時間割」とか「名簿」とかの見出しを付けておくと,間に挟まっていてもすぐに見ることができます。
★クリップあるいはがちゃ玉
 ダブルクリップというやつでもいいですし,とにかく,綴じてはずして使えるものです。
 いわゆるがちゃ玉ってやつも便利です。
 いろいろな資料を分類して,まとめておくのに便利。

●キャリングケース

100円のキャリングケース  私は100円ショップで売っているA4判の入る手提げつきのものを持って行きました。(去年使ったやつ)
 厚さが3.5センチくらい。もらった資料とルーズリーフ,筆箱を入れて,持ち歩いていました。
 100円で,とても役に立つ持ち物です。

●クリアホルダー

 まだ綴じない資料をちょっと入れておくのに便利。いくつかあるといいですね。課題演習のための資料なんか,一つにまとめるのに便利です。

●名刺を整理するバインダー用のホルダー

名刺を入れたホルダー  左の写真のものは去年市町村アカデミーで使ったもの。市町村アカデミーでは名刺が何枚もたまったので,今回いるかと思ったら,不要。なにしろ教員ってものは名刺交換しないんだから……。いや,そもそも持っていないのかも。

●パソコン

 これ班に誰も持ってきていなかったら必需品でしたね。でも,他の人たちみんな持ってきてて,研修のためにはなくても困らなかった。もっぱら部屋でLANに接続して,ウェブサイトの閲覧とメールのやりとりに使っていたのでした。
 今回の研修では個人レポートがないので,パソコンはなくてもこと足りました。
 個人レポートがあったら,必需品です。
 また,今回はIT研修が同時進行だったので,パソコンルームのパソコンは一切使えなかったのでした。
 ちなみに,職場のメールを自分のアカウントに転送するように設定しておけば,職場あてメールも点検することができます。
 また,今回パソコンは宅配便で送りました。緩衝材にくるみ,さらに衣類にくるんで割れ物として送りましたが,何ともなし。

●パソコン外部機器

★外付けハードディスク
 自分は普段から外付けハードディスクでデータ管理をしていたので,今回もそれを持って行きました。
 これに,イラストカットのデータや,仕事で使っていたデータ・様式などがあれば,課題演習にも活用できます。
 でも,個人レポートもなく,課題演習でもそんなもの必要なく,不要でしたね。
★USBディスク
 メーカーにより名称はさまざまですが,要するにUSB接続するメモリースティックとかいうものです。班員同士のちょっとしたデータの受け渡しに重宝します。
 プレゼンテーションのデータなどデータのサイズが大きいので,フロッピーディスクではデータ交換ができない場合が多いのです。

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▲持って行く資料→配布用▲

 課題演習のために自分の班で情報交換をするために相手にあげる資料です。10部作成でした。

●課題演習資料のための資料

 テーマは2つ。「カリキュラムマネジメントマインドを高めるための校内研修と組織づくり」と「総合的な学習の時間の全体計画のあり方」でした。

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▲持って行く資料→自己学習,発表用▲

 研修中のいろいろな場面で何か発表するときのための補助資料です。

●金沢市の行政・教育施策を紹介するための資料

★金沢の教育
 これは教育委員会発行のもの。これも教育施策を理解しておくためのもの。
 でも使うこともなく終わる。
 これらの各自治体の概要などの内容はみんなウェブサイトで検索すると出てくるので,インターネットに接続できる今日の状況では,もう冊子などを持って行く必要もないのかも。

●職場にあった役立ちそうな雑誌

 テーマの「研修」とか「総合的な学習の時間」に関連した雑誌を宅配便で送りました。
 結局,そんなに役に立たなかったけど……全く読まなかった雑誌もあったりして……

●金沢の観光ガイドあれこれ

 なんてなものは今回は一切持って行きませんでした。
 行政職の研修と,教員の研修とではかなり違うなあとつくづく思いましたね。

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▲個人的な生活のための持ち物▲

●共済組合員証

 「急病で医者にかかるときには必要ですので,持参して下さい。」ということで持って行ったけど,使わない。ということは健康で過ごしたってことですね。

●常用している薬

 常用しているものがある人は当然持って行くでしょう。私は常用しているものはないけど,一応風邪薬と,胃腸薬を持って行きましたが,使いませんでした。ということは健康で過ごしたってことですね。
 あと,薬じゃないけど持って行けばよかったなあと思ったのは,一つはリップクリーム。何しろ金沢と違って空気が乾燥しすぎ。それからのど飴。金沢は雪が降っているのに,このつくばは毎日毎日あきれるほどの青い空。こんなところで暮らしていたら,性格変わるかも。

●上履き(スリッパ)

 上履きといっても,教員研修センターでは外履きで歩けるし,室内にスリッパも用意してあるので,特になくてもかまいません。
 楽にはける靴があると研修中はいいかもしれません。
 自分はスリッパを持って行きました。
 私は,研修中は靴で,それ以外は持って行ったスリッパで過ごしました。
 朝食も,夕食も,お風呂行くのも,みなスリッパでもたいしたことありませんし,楽!
 だたし,12月の筑波は寒い。金沢のように雪は積もってないので,スリッパでも歩けるけれども,足は冷たくなりますね。

●洗面用具

 歯ブラシ,練り歯磨き,クシ
 ドライヤーはお風呂に備え付けのものがあります。ちなみにドライヤーを使わない私には関係ないけど……

●電気カミソリ

 充電式の場合は,充電器をお忘れなく。

●タオル

 私は4枚宅配便で送りました。バスタオル1枚と洗面用,風呂用,手ふき用に計3枚です。

 おまけのお話だが,どう考えても風呂の注意書き5つはおかしい。
 1,浴槽に入る前によく体を洗いましょう。
 ま,これはいいな。常識だとは思うんだが,銭湯なんかがすたれた現在,こうまでして書かないとだめな世の中なのかもしれない。
 銭湯にもよく書いてあるし……
 2,浴槽内で体を洗ってはいけません。
 おいおい,誰だい,欧米の生活から抜けきれないやつは。いきなり2番目の注意書きがこれか!
 3,浴槽内でタオルや手拭いを使ってはいけません。
 これも銭湯ではよくある注意だな。
 4,浴室内で用便をしてはいけません。
 そりゃ,赤ちゃんでお風呂につかって気持ちよくなってウ○チする子はいるけれど,教員でいるのか?
 それとも過去に誰かやったのか?あきれる注意書きである。銭湯でもこんな注意書き見たことがない。
 5,浴室内で大声を出すなどして,他の入浴者の迷惑になるようなことをしてはいけません。
 これもいたんだろうなあ。こんな入寮者が。
 1と3は銭湯ではよくあるとして,それ以外の3つも含めてみると,教員ってやつは常識知らずなのかい?と思ってしまう注意書きであった。

●目覚まし時計

 宅配便で送るときには電池を抜くようにしましょう。電池入れたままで,荷物の中でベルの鳴る人がいるようです。

●寝間着

 私の場合はTシャツ風,ジャージ風のパジャマで,風呂上がりに館内を歩いても,朝ご飯を食べにいっても,スポーツウエアみたいに見えるものを着ていました。ちなみに,外を歩くことになり,そのままじゃ朝はかなり寒かったので,上にトレーナーを着ていました。
 特別に寝間着じゃなくても,Tシャツとジャージで寝てても十分かもしれません。そして,そのまま館内を歩くのが楽。
 研修以外の時間にずっと着ていることのできるものが便利で楽です。

●着替えあれこれ

 東京で余分に宿泊した私は,普段着としてハイネックのセーターを宅配便にて送っておきました。
 スーツではなくブレザーでずっと研修中過ごしたので,研修以外ではネクタイなしでブレザーでいたのでした。
 あと,夜に班で飲みに行ったりしましたので,そのためにはセーターを1枚。
 コートは1枚。
 日常的な着替えで下着類は,もうかなり古くなったTシャツを何枚も持って行って,それを着て,最後に捨てていました。(海外旅行のときによくやる方式。帰りの荷物がぐっと少なくなる。)
 去年は市町村職員のつくばみたいな市町村アカデミーに行きましたが,そこでは,研修の受講に特にネクタイが必要でないので,とても楽でした。(開講式,修了式は除く。)ラフな格好でみんな受講していました。市町村職員は日常的にはスーツにネクタイがあたり前なので,研修では逆にラフな格好でもよく,教員の場合はその逆なのかと,おもしろく感じましたね。

●スポーツウェア・シューズ

 毎日ジョギング,ウォーキングしる人なんかは持って行くといいですね。

●傘(雨具)

 と言っても関東地方の人には不要かも。ちなみに金沢は出発の時は雪は積もっていなかったけど,つくばにいる1週間の間に雪が降り始め,帰ったら雪が積もっていました。

●ハンカチ,ティシュペーパー

 ティシュの箱を宅配便で送っておいてもいいですね。売店にもありますけど。

●身だしなみセット

 身だしなみセットと呼ぶべきか,とにかくうちにあった8センチ×12センチくらいのケースに入っていたセット。
 中身は,爪切り,ヤスリ,耳かき,針と糸,小さなはさみ。

●携帯電話

 これも充電器をお忘れなく。
 私はもっぱら目覚ましタイマーの予備として使っていました。

●デジタルカメラ

 私は持って行きませんでした。何か撮ろうかと思ったけど,特に撮るものなど何もなし。
 屋上からの筑波山はきれいでしたが……

●ティーバッグ,1杯分のコーヒードリップセット

 食後のコーヒーや,ちょっとお茶を飲みたいときなどに,煎茶や紅茶のティーバッグ,それに1杯だけ入れることのできるコーヒードリップセットは便利でした。
 各階に給湯コーナーもあり,熱いお湯がポットに入っているので,ほっと一息ティータイムに便利です。
 ついでに,ちょっと大きめのマグカップも宅配便で持って行きました。

●洗剤

 洗濯するためには洗剤がいります。(当たり前だけど)
 家庭で小さな袋に1回分小分けして入れてくるか,もともと売ってる小袋を何回か分持ってくるかどちらかが便利です。

●ビニール袋・レジ袋

 何かと役立つビニール袋。洗濯物入れ,ゴミ入れ,持ち帰る資料入れ,とりあえずの分類用,いろいろ使えます。

●現金・キャッシュカード

 まずはじめに使ったのは1万円分の食事用のプリペイドカードの購入。これでちょっと足りなくて,積み増しして,前泊の夕食から最終日の朝食までまかないました。都合13回の食事です。(1回は情報交換会,1回は班で飲み会。)
 あと使った現金は,情報交換会の会費,帰りのチャーターバスの代金,自分たちの班の懇親会の費用,それと毎晩の風呂上がりのビール代金といったところ。
 自販機にエビスビールがあってよかったね。
 つまり,こんなところにカンヅメだとそんなに使うところもないってことです。
 あとはここを出たときの諸費用ですね。
 ちなみに,毎日懇親会だとお金がいりますね。当たり前だけど。

●読む本

 暇があったら読もうと思って本を持って行ったけど,そんな暇など一つもなし。
 往復の電車で読んだだけ。

●切符

 往復の電車の切符も買って持って行きました。当たり前か……
 何でも事前にできることはしておいた方がいいってことですね。

●地酒・地元のお菓子

 1年前の市町村アカデミーには交流のために地酒持参。今回もいるかなあと思ったけど,持って行くのは重いので途中東京で買おうと思ったら,行った東京のデパートにはなかった。
 まあいいや,ということで何も持って行かなかったけど,結局は何もいらなかった。
 研修が短かったせいか,声かける人がいなかったせいか,今回は全国の地酒は飲めませんでした。

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▲事前準備したこと▲

●宿泊予約

 宿泊予約は個人申し込みだったので,申し込み解禁日の午前9時過ぎに,いの一番にインターネットで予約しました。
 3種類ある部屋のうちの,ちょっと高いけどトイレ付きの部屋を予約したのでした。
 何しろ,事前に行っていた人に,やはり部屋はトイレ付きが便利と聞いていましたので……

●演習資料の作成

 課題演習の初日にお互いに書いてきた資料の交換と説明をしました。つまり,研修初日までにつくって持って行かなくてはならないということです。

●研修受講に要する経費の振り込み

●携行品リストづくりと,準備

 要するに,今ここに書いてあるようなものを表にして,準備をしたのでした。

●往復の交通手段の手配

 帰りの新幹線の切符までしっかりと用意しました。きっと遠い人はみんな用意しましたね。
 私は東京経由で,秋葉原からつくばエクスプレスで行きましたが,前泊だったので,チャーターバスもなく,バスは1時間に1本くらいだったので,行くのはちょっと不便でした。
 結局タクシーで行きましたが,2500円くらいかかりました。この場合,同じ電車で着く人がいるので,それとなく雰囲気を察して,声をかけてワリカンで行くのがいいですね。

●宅配便の送付

 金曜日に段ボール箱に詰めて,宅配便で送りました。前泊だったので日曜日の午前中に着くようにしました。
 段ボール箱じゃなく,旅行用のスーツケースに荷物を詰めて送ってきた人もいました。これもいいやり方かもしれません。キャスター付きで持ち運びにも便利ですし……。必ずスーツケースの鍵を持参することですね。はい。

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