満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:ニンニク げんこつ らあめん花月 嵐
(かげつ あらし) (2020)

分類:ラーメン
所在地:あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。

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 2018年までの報告
 2019年の報告
 このページは2020年の報告です。
 2021年〜2022年3月の報告
 2022年4月〜2023年3月の報告
 2023年4月〜2024年3月の報告

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年2月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:前田利家
今回の所要経費:780円
探検隊の報告:
 久しぶりにやって来たら,またもや期間限定ものがあった。あればまずほとんど注文してみる「満腹探検隊」である。
 今回は戦国武将シリーズ第三弾「前田利家」。何のことはない,地元石川県,旧加賀藩の藩祖である。
前田利家  うたい文句は「加賀味噌を使用した芳醇な味噌らーめん」。
 確かに好きな味噌味である。
 使われているのは「加賀味噌」らしい。さらに金沢ではよく見かける伝統的な「金沢おでん」の具でもある「車麩」が載っている。
 そして小さなかわいらしい「おてまり麩」も載っている。
 もちもちの太麺もスープに合い,美味しくいただけた。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年2月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:中華そば しば田
今回の所要経費:820円
探検隊の報告:
 スープのコクというより,出汁の旨味というより,醤油のコクが勝るラーメンだったね。
 珍しく雪の降った日,いや,本来なら降って当たり前なのに,降らなさすぎて,降ると珍しく思える金沢の2月のこの日,1人お昼ご飯に出かける。
 またもや期間限定ものの「中華そば しば田」をいただくこととする。
中華そば しば田  スープを一口すすれば前述の通り,「これって醤油だあ」というスープ。そう言えば,こいつを濃縮したら「富山ブラック」になるのではなかろうかといった趣。しかし,あの「富山ブラック」ほど濃いことはなく,美味しくいただける。
 麺はそうめんのような細麺。それゆえ麺にスープがよく絡む。ちょっと頼りない感じの細麺も,スープの味を味わうのだと思えば,納得の食感。
 ただ,メンマがちょっと濃い味すぎた。もっと薄味で,このスープを引き立ててほしい。
 ということで,醤油の旨味を味わうべくスープはほとんどいただく。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年3月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:嵐げんこつらあめん黒武者−大正浪漫編−
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
 毎度おなじみ期間限定ものを食すべく,ここ「らあめん花月 嵐」へとやって来た。
 本日一緒にやって来たのは,毎度おなじみ(?)アメリカからやって来たケイ女史である。日本文化になじみ,ラーメンをはじめとして日本の食文化にも大いに興味のある彼女とは最近よく昼食を共にする。今日も一緒にここ「らあめん花月 嵐」へとやって来たが,職場を出る前に,「今日は自分は期間限定ものにするよ。」と宣言して出てきたのだった。ちょっとだけ「???」という顔をしたので「limited term」と言ったのだが,変な英語でも一応通じるのだった。
 さてこの時期,期間限定ものは「嵐げんこつらあめん黒武者−大正浪漫編−」といささか名称が長い。入り口の大きなポスターを見て,ケイ女史は
「富山ブラックみたいな味なのか?」
 と聞くが,「きっと違う」と,食べてもいないのに答える。
 この日は彼女もこれに挑戦してみるということで,2人とも「嵐げんこつらあめん黒武者−大正浪漫編−」である。  少しお昼前の時間に来たので,お店はまだガラガラで,あっという間にご所望の品がやって来た。
嵐げんこつらあめん黒武者−大正浪漫編−  スープを一口すすれば,ちょっと甘めの醤油味である。浮いているのは背脂か。それにニンニクの香りが一瞬したが,2口目からはすでにニンニクの香りにも慣れて,感じなくなる。この手の甘めではあるがコクのある醤油味は好きである。
 麺は博多豚骨ラーメン風の細麺。スープからすくい出すと,スープの濃い色がしっかりと絡まっている。
 チャーシューもメンマも濃い醤油味ではなく,自己主張をするのではなく,スープの基本の醤油の味が味わえる。
 これに半熟玉子が載っている。ケイ女史は玉子が好きなのだが,
「この玉子はperfect!」
 と言う。ついでに「こんな時は日本語では『この玉子は完璧』でいいのか?」と聞くので,「完璧」というのはどうも玉子には似つかわしくないから,「この玉子はちょうどいい」くらいかなあと答える。「ちょうどいい味」「ちょうどいい半熟の茹で具合」「ちょうどいい柔らかさ」ということなのだろうが,だとすれば「完璧」でもいいか。
 そういえば昔漫画で「パーペキ」というのがあったなあ。小林よしのりの「東大一直線」だったっけか。ということは「この玉子はパーペキ!」ということか。
 さて,食べ終えると時々彼女は5段階評価をする。
「私は『2』ね。」
 という厳しめの評価である。
「俺は『3.5』だなあ。これくらいの甘めの醤油味は好きだから。」
「私は濃いめの味が好きだから,ちょっと物足りない。」
 それが彼女の判断基準らしい。
 お互いに味の好みは人それぞれ。
 さて,また彼女と「満腹探検隊」に出かけますかね。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年5月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:喜多方ラーメン はせ川
今回の所要経費:770円
探検隊の報告:
 あっさり目で,しっかりと味わうとコクを感じるスープだったね。
 そして何よりもこの麺が特徴的。薄めの色の平打ち麺が,喉ごしよくいただける。
 久しぶりの外食ラーメンである。なんと言っても外出自粛に輪をかけて,お店がそもそも開いていない。出勤も「三密」を避けて,時間差出勤。で,外食の機会もなかったが,いよいよ本県も「緊急事態宣言」は解除となり,ぼちぼちみんな動き始める。そんな月曜日のお昼に,久しぶりにここ「らーめん花月嵐」にやって来る。そして注文は以前に出るとは知っていたが,来られなくて食べられなかった期間限定ものの「喜多方ラーメン はせ川」をいただく。
 11時半頃に着いたので,お客もまばらである。
喜多方ラーメン はせ川  さて,やって来たご所望のラーメンはこんな感じ。まずは載っているものが飾り気もなく,ネギとメンマと大きめのチャーシュー。最初にネギと共にスープをすするが,実にこの味も飾り気のない醤油味。ネギとの相性もよく,「喜多方ラーメン」もこんなんだったっけな,と思わせる味。いや,ポスターには「お店の数だけ味がある」とあるが,実に当たり前の原理。この店のものはこんな感じの味なのだろう。
 そして,先述の通り麺が特徴的。つるつるっといける麺であった。
 そんなに濃くはないスープだったので,ほとんど飲み干す。
 やはり,たまに外食できるってのはいいねえ。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年6月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:冷やし中華そば 彩夏(あやか)
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
 久しぶりに外食で「冷やし中華」なるものをいただいた。
 何しろ「冷やし中華」は家庭でもお手軽にできる。買ってきた麺に添付のタレでそこそこの味になる。そういうことで,外食でわざわざ食べようとはしない。もしかしたら外食の「冷やし中華」なんて人生初かもしれない。何しろ食べるならラーメンの方だし。
 さて,そんな「冷やし中華」をなぜ食べることにしたのかというと,この「満腹探検隊」では最近おなじみのアメリカからやって来たケイ女史が先日一緒にラーメンを食べていて,「『冷たいラーメン』というのはあるのか?」と聞いたのが起こりである。で,夏場には「冷やし中華」といって,スープが冷たいというよりも,ポン酢を振りかけたようなラーメンがあると説明したのがきっかけである。何しろ日本の食には好奇心旺盛なケイ女史である,「じゃあ一度食べに行こうか」といってやって来たのがここ「花月 嵐」であった。
 まあどこの店でもいいし,むしろ大衆食堂の方が雰囲気が分かるだろうと思ったが,ここ「花月 嵐」にも夏季限定で「冷やし中華」があると知り,まずはここへやってきたのだった。
冷やし中華そば 彩夏(あやか)  さて,出てきた「冷やし中華そば 彩夏」はこんな感じである。
 専用の透明などんぶりが夏の涼しさを演出している。何しろ今日の金沢も6月上旬だが夏日である。
 上には「冷やし中華」お決まりのキュウリ,錦糸玉子のほかにチャーシューとカマボコの千切りが載る。そしててっぺんには紅ショウガ。どんぶりの縁には辛子である。
 自宅で食べるときにはどんぶりの縁にはマヨネーズであるが,辛子もありかと思う。
 このタレに辛子を混ぜると,ピリ辛で,ところてんを食べた時の味を思い出す。
 麺は結構量的にある感じがした。で,タレに絡ませなかなかにいい味だった。
 駐車場にほったらかしの車の車内温度は45度。本格的な夏が近づいている。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年8月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:ベジラーメンNANA(ナナ)+ベジ餃子
今回の所要経費:880円+340円
探検隊の報告:
 久しぶりの外食である。何しろ7月は一度も外で食べなかったのであるが,こんなことは「満腹探検隊」発足以来初めてのことである。もちろんCOVID−19のせいであるのだが。
 このラーメンも5月頃には告知されていたと思う。でも,COVID−19のせいで発売が延期され,もしかしたら食べずに終わるかと思っていたのだが,ここ8月に来ても,まだ続いていた。
 で,せっかくなので,まずは期間限定ものに弱い「満腹探検隊」はこれを選択する。それと共に,珍しく「餃子」である。それもまた野菜で作られた「ベジ餃子」である。
ベジ餃子  まずは「ベジ餃子」がやって来る。餃子の皮からして緑色で,野菜だらけですよオーラ満載である。
 肉が使われていない割りには味わいがある餃子である。
ベジラーメンNANA  そして,待つことしばし,ご所望の「ベジラーメンNANA」がやって来た。
 見るからに野菜だらけ。
 載っているものは「大根,なめこ,オクラ,三つ葉,水菜,ネギ,ラディッシュ,柚子,プチトマト,レンコン,唐辛子」らしい。
 スープを一口すすれば,野菜での出汁とはいえ,実にいい味である。動物性の食材を使わず,昆布やら野菜からこのように旨味が出てくるのかと思わせる味である。
 時々柚子が口に入り,香りがただよってくる。
 ちなみに,スープに使っているのは「キャベツ,白菜,生姜,ニンニク,ジャガイモ,タマネギ,もやし,ネギ,ホワイトアスパラ,昆布」らしい。
 そして,野菜をよけて,麺を探り出すと,これが先ほどの餃子のように緑色の麺。細麺のストレート麺で,あの冷や麦を連想させる感触である。
 このラーメンには穴あきレンゲが付いてくるところがよい。細かく切られた野菜類をすべてすくっていただける。
 とは言えスープはすべて飲み干した。いい味だったのでついついすべていただいた。このようにすべて飲み干したとしても,411キロカロリーらしい。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年8月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:濃厚鶏白湯つけ麺 風雲児(中盛り)
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
 「つけ麺界に『鶏白湯』で挑んだ規格外の大行列店」というのだが,「白湯」とくれば澄んだスープという先入観があった。しかしこれはどう見ても「白湯」とは思えない。しかも,旨味が鶏から来るかということはよく分からず,何しろ魚介の味が濃厚で,濃いめのどろっとした味であった。もちろんこの手の濃いめの味は好みであり,つけ汁に絡んだ麺がなかなか美味しかった。
濃厚鶏白湯つけ麺 風雲児(中盛り)  夏の1日,今日もまた期間限定ものを食すべくやって来たのはここ「らあめん花月嵐」である。
 職場に戻って上司から「今日はどこで?」と聞かれて「8号線沿いの『らあめん花月』でした。」と答えると,「ああ,あの真似っこの……」と言われたが,まさしくその真似っこである。
 東京へ行くことなんて,まずなく,そこでの大行列にはつく気もしない金沢人としては,ここで,行列につくことなく,それらしい味が味わえればそれでよいのであった。
 それにしても,都会人は行列が好きだ。いや,それが当たり前と思っているのだろう。コストパフォーマンスなどと言いながら,行列につく時間で,軽くラーメン代をしのぐ時給が稼げると思うのだが……
 ちなみに,同じ値段で200gの並盛りと300gの中盛りが選べるが,スープなしなので,300gでもいけるだろうと,中盛りの方にする。
 ということで,とにかく濃いめのどろっとした味わい。「白湯」というよりも「魚介醤油」といった味わい。濃厚なスープに絡む麺が美味しかった。中太のストレート麺だったが,やはり麺が美味しくなければ,つけ麺は美味しくない。この麺はスープに合い,なかなか美味しいつけ麺だった。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年10月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:嵐げんこつらあめん EPISODE1〜背脂の覚醒〜
今回の所要経費:790円
探検隊の報告:
 久しぶりにやって来たらまた期間限定ものがある。そして,これは食してみねばなるまいと食べるのが「満腹探検隊」である。
嵐げんこつらあめん EPISODE1〜背脂の覚醒〜  このとき2種類の期間限定ものがあり,その一つがこれ「嵐げんこつらあめん EPISODE1〜背脂の覚醒〜」であった。なんて長い名前なんだ!
 ということで,待つことしばし,ラーメンを運んできたのは人件費削減のために新しく導入されたC3−POであった……なんてことはなく,この店のおじさんであった。
 見るからに豚骨の雰囲気である。スープを一口すすれば豚骨醤油味と言うべきか。そんなに濃い味ではなく,結構薄めの味わい。
 上に載っているチャーシューがえらく濃い味に感じる。
 麺は豚骨向けらしき中細のストレート麺。昔ながらのラーメン屋にあったような感じでちゅるちゅるすするのだった。
 しかし,このラーメンスープに載っているネギを浮かべてレンゲでいただくと実に美味い。ネギスープがいい感じであった。
 もやしはシャキシャキ。結構量が多い。まあもやしよりも刻みネギが実にいい感じなのだった。そして,スープは薄めだったのでしっかりといただいた。
 このシリーズの続きは「EPISODE2〜最後のチャーシュー〜」か,「EPISODE3〜豚骨の夜明け〜」か?!

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年10月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:琴平荘(こんぴらそう)
今回の所要経費:840円
探検隊の報告:
 またもや期間限定ものを食べようとやって来た。
 今回は「琴平荘」。山形で季節限定で営業をし,行列のできる店「中華そば処 琴平荘」とのコラボ企画だそうである。
 カウンター席前のチラシには「3時間の行列が……」などと書いてあったが,自分は決して並ばない。自慢ではないが,行列が大嫌いなのである。行列するくらいなら,空いている店に行く,という方針である。
 さて,この日は12時前にたどり着いているので,行列どころかこの店はまだまだ空いており,食券を渡してから10分以内にご所望の「琴平荘」がやって来た。
琴平荘(こんぴらそう)  目の前にラーメンが届くと,いい醤油の香りがした。こういう香りも実に食欲をそそる。
 そのスープを一口すすれば,かなり濃いめの醤油味。うたい文句には「煮干しや、あご出汁といった魚介の旨味がたっぷり溢れる淡麗醤油スープ!」とあったが,いやいや色も含めて結構濃厚な醤油味だった。昔懐かしのラーメンというよりも,さらに味は濃いめかというスープであった。もちろんしっかりとしたコクがあり,味わいがある。
 麺はちょっと変わっていたが「こだわりの超多加水麺!! プルプルとした中にある, もちもち食感」といううたい文句通りで,なかなかいい食感だった。しかも結構麺が入っているなと思ったら,200g入っているらしく,十分に満足できた。
 チャーシューは味が薄く,ラーメンスープの味を邪魔をしない薄めのいい味だった。
 全般的に,昔懐かしのラーメンの麺がちょっともちもちタイプって感じでスープは美味しかったのでたっぷりいただいた。
 うたい文句の「余韻までしっかり堪能しよう!!」の通り,スープまでしっかりと堪能した。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年11月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:明智光秀
今回の所要経費:970円
探検隊の報告:
 「敵のラーメンは本能寺にあり!」ということで,またもや期間限定ものを食した。
 しかし,スープが実に美味かった。お店のうたい文句によれば「西京味噌をベースにした合わせ味噌と豚骨の出汁を合わせた芳醇な香りの特製スープ。まろやかな味わいと,すっきりした甘さが特徴。」ということであったが,いい味の味噌スープだった。
明智光秀  特に甘からず,辛からず,味わいのあるスープで,しっかりと最後まで飲んでみた。
 麺は中細ストレート麺。このスープに絡んで,これも美味しくいただけた。
 上に載るのは甘辛く味付けした牛肉だったが,これは濃い味で,結構甘め。チャーシューの代わりだろうが,この牛肉の分単価が上がっているということか。美味しいには美味しいが,これなくて,もっとお安いお値段でもいいかなって感じ。
 ということで,とにかくスープがいい味だった。
 しばらくするとは「期間限定もの」が出る店なので,はたしていつ基本のお品書き(レギュラー メニュー)にたどり着けることやら。

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所在地:金沢市森戸2−211【金沢西インター店】(国道8号線下り線沿い)
探検時期:2020年12月  今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:しょうゆらぁ麺 飯田商店
今回の所要経費:1100円
探検隊の報告:
 結構濃いめの醤油のコクの効いたラーメンだった。
 「明智光秀」以来の「花月嵐」である。毎度おなじみ期間限定ものを食しにやって来た。
 それがこの「しょうゆらぁ麺 飯田商店」。お値段は1100円と,これまでここで出費した中では一番高い。いや,そもそも単純なラーメンとしてはかなりのお高めの値段設定である。本来のお店の値段は知らないが,うちの社員食堂のラーメンの3倍以上である。ちなみに値段が3倍以上だから美味しさが3倍以上かというと,そうはならないのが食べ物の面白いところ。
 いつものおねえさんに食券を渡すと,あとでB5判の小さなチラシをくれた。うたい文句がいろいろと述べてある。
しょうゆらぁ麺 飯田商店  さて,やって来た「しょうゆらぁ麺 飯田商店」のスープを一口すすると,かなり濃いめの味。醤油のコクがしっかりと伝わるスープである。
 麺はやや柔らかめ。いやそもそも「柔らかくしっかり茹で上げた麺」といううたい文句なのだから,柔らかくて当たり前か。
 この麺を食するときの香り立つ感じ,どこかで食べたような気がするのだが,あちこちでラーメンを食べ過ぎて,とんと思い出せない。
 薄く切られたチャーシューは薄味で,スープの味を邪魔しないいいできのようである。時々かなりの濃い味で,スープの味をこわしてしまうチャーシューに出会うことがあるのだが,このチャーシューはそんなことはない。
 しかし,もらったチラシやテーブル脇のチラシのうたい文句を読むと,原材料に結構なこだわりがあるらしい。確かにこれだけのこだわりをもって材料を調達したら,ラーメンは高くなるはずである。
 化学調味料をまったく使っていないそうだが,グルメでもない自分にとっては,使っているのかないのか,スープをすすったくらいでは分からないので,実に店主としては,作り甲斐がないかもしれない。
 化学調味料の有無にはまったくこだわりのない「満腹探検隊」としては,化学調味料を使っても,値段が半分の方が嬉しいのだった。
 何しろこの醤油も大豆を化学的に発酵させた調味料であり,味噌も同じ化学的発酵調味料だから,化学調味料なしにはきっとラーメンは成立しないだろう。
 などとどうでもいい感想は別にして,せっかくだからこの醤油のコクの広がるスープはしっかりといただく。そしてやはり結構濃いめであることを確認する。麺に絡めていただくのはいいのだが,スープ単体だと結構濃いめに感じるのは,普段から薄味に慣れているせいか。
 全般的には昔懐かしのラーメンという風情だったが,甘みよりも醤油のコクの勝るラーメンだった。
 世の中にはいろいろなラーメンがあるものだと,改めて確認した次第。

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−−−中華の仕切り線−−− 探検隊おまけの報告:
くわしくはウェブサイトへどうぞ:
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