分類:ラーメン
所在地:金沢市進和町59(野田専光寺線(県道25号)間明町交差点近く)
〜2020年の報告
このページは2021年〜の報告です
探検時期:2021年1月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:味噌野菜らーめん(並盛り)
今回の所要経費:900円
探検隊の報告:
久しぶりにやって来たら,新しいお品書きがあったので,さっそく注文してみた。「味噌野菜らーめん」である。
低気圧が猛烈に発達し始めている中,それでもお腹は空くので,強風の中,お昼ご飯にと出かけた。
まず行こうと思ったのは「らーめん天水」だったが,表には「閉店しました」とある。このコロナ禍でご多分にもれず閉店してしまったのだろうか。次にそれならばと,50mほど南下し,すぐ近くの「和香居」に行ってみたら,開いていない。どうも定休日らしい。ということで,さらにそこから30mほど西進したところにある,ここ「海誠家」を目指して,直ちに車を回す。
さて,券売機を見ると,そこには「味噌野菜らーめん」というのが登場している。しかも「味噌らーめん」の20円増しである。ならばこれにしようとボタンを押す。
ちなみに「味噌野菜らーめん」は「並盛り」と「大盛り」のみの設定である。
程なくしてやって来たのはこんな感じ。
結構な野菜の量である。
そして,それよりもゴロゴロと載っているチャーシューのかたまりの多さに驚く。これはチャーシューのかたまりの切れ端らしい。やたらと多い。通常のチャーシューに換算したら何枚分だろうか。
さて,まずはスープを一口すするが,いい感じのちょっと甘めの味噌味。以前の単なる「味噌らーめん」はこんな味だったのかは忘れているので,変化があったのかは分からないが,豚骨らしさはどこにもなく,味噌の旨味が強調されたいい味である。ただ旨味はあるが若干濃いめである。
そして何よりも野菜たっぷりのところがよい。たったの20円増しで,このたっぷりの野菜がありがたい。逆に言うと,自分はチャーシューは全然なくてもいいので,野菜がもっとたっぷりでもよい。何しろチャーシューはスープ以上に濃い味である。
麺はいつものストレート麺で,スープに絡んで美味しくいただける。
この「味噌野菜らーめん」はおすすめではなかろうか。いや,自分の好みということである。
探検隊おまけの報告:
このとき(2021年1月)のお品書きいろいろ:
並サイズのお値段
らーめん(豚骨醤油)→730円,味噌らーめん→780円
野菜味噌らーめん→800円,塩らーめん→730円
チャーシュー麺→930円
小→100円引き,大→100円増し,特大→200円増し
ランチセット(ライス付き)→50円増し
トッピング
チャーシュー,豚バラチャーシュー→各200円増し
ほうれん草,海苔,メンマ,ねぎ,味付き玉子,キャベツ,岩のり→各100円増し
バター→50円増し
探検時期:2021年3月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:辛味噌らーめん(並・2辛)+味玉
今回の所要経費:800円+0円(クーポン使用)
探検隊の報告:
実に辛みと甘みの混ざったいい味だった。
今日は「ラーメン探検隊」である。クーポン券の使える店に行こうとやって来たのがここ「海誠家」である。
さて注文はと券売機を見ると,赤い色のボタンが目立つ。それはまだ食べたことのない「辛味噌らーめん」だった。そして「期間限定」とある。期間限定ものに弱い探検隊隊長は迷わずそれである。ちなみに大きさは「並」と「大」しかない。
席に着くと「辛さは1,2,3とありますがどうしますか?」と聞かれた。辛さの選択ができるらしい。で,何でも真ん中の「2」を選ぶ。
待つことしばし,ネギのたっぷりと載った「辛味噌らーめん」がやって来る。スープの色がかなり赤っぽく,唐辛子が浮いているのが見える。
スープを一口すするが,これがまた,ほどよい辛さで,旨みと甘みもある美味しいスープだった。
相変わらず麺は美味しく,この麺に甘辛い味噌スープがからみ,実に美味しくいただけた。
トッピングもネギとチャーシューだけという単純なものだが,この方がよい。このネギをすくい出しつつ,辛めのスープを飲む。ネギがこのスープにも合う。
結局はこのスープを飲み干した。あとで喉が渇くことは間違いがないが,それでも飲み干さずにはおれないいい味の,コクのある辛さのスープだった。
探検時期:2021年6月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:カラ旨豚骨らーめん
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
暑くなる季節にはぴったりのピリ辛ラーメンだったね。
久しぶりのここ「海誠家」である。今日はこのあたりでお昼を済まそうと,やって来た。
店に入りいつもの券売機を見るとまずは「新登場」として「豚骨つけ麺」のボタンがある。おおこんなお品書きができたのか,と思いつつさらに見るとその横には「期間限定」として「カラ旨豚骨らーめん」とある。どちらもお初にお目にかかる。で,「限定もの」に弱い満腹探検隊は「カラ旨豚骨らーめん」のボタンをポチッと押したのだった。
お客は入れ替わり立ち替わりなので,カウンター席も2つほど空いており,そこに座って店主に食券を渡す。「麺の硬さ」を聞かれて「普通」にし,次に「辛さ」を聞かれてそれも「普通」にしてみた。「辛さ」は何段階くらいあったのだろうか。
水を飲みつつ待っていると,この店のいつものおばちゃんがにっこり笑ってこっちを見ている。そしてつかつかと寄ってきて「今日はお一人ですか?」と言う。なにしろここへ来るのはたいていは「ラーメン探検隊」のいつもの隊員のアメリカからやって来たケイ女史と一緒である。彼女はここによく来るアメリカ人として印象に残っているだろうから,連れである自分も覚えていてくれたのだろう。だいたいが3か月ほどもこの店には来ていないが,さすがおばちゃんの「愛想力」はすごいと感心する。こう言われると今度はまたケイ女史と共にやって来ようかという気になる。
さて待つことしばし,ご所望の「カラ旨豚骨らーめん」がやって来る。
スープを一口すすれば,まずは適度な辛さがやって来る。そのあとじわりと豚骨の風味がやって来た。
辛さを「普通」にしたので,これはそんなに辛いという感じがしない。ただ辛さで豚骨くささが消えている。確かにコクがあり「旨辛」いや「辛旨」という感じである。
これはもうちょっと辛くてもよかったかと思ったが,さて,次来るときには「期間限定」の期間は終わっているだろうか。
ということで先ほどのおばちゃんににっこり笑って送り出されて店を去る。
探検時期:2021年7月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:豚骨つけ麺
今回の所要経費:800円
探検隊の報告:
つけ汁自体は結構濃い味なのに,麺に絡めるといい感じなのだった。
今日は新登場の「豚骨つけ麺」にしてみる。やはり新しい物好きの「満腹探検隊」にとっては,新登場は試してみねばなるまい。
先週に引き続いての訪問である。今日はいつもの隊員のアメリカからやって来たケイ女史と共に来ているのであるが,彼女の選択は「カラ旨豚骨らーめん」である。
いつものおばちゃんには「麺の硬さはどうしますか?」ではなく「麺の硬さは『普通』でしたか?」などと,あたかもご常連さんのように聞かれるが,一応顔は覚えられているようだが,それほどまでのご常連さんではない。
ケイ女史には「辛さはどうしますか?1・2・3とありますが。」と聞くので彼女は「普通で」と答えている。横からちゃべちゃべと(って金沢弁だったか)自分が「じゃあ『2』ってことかな。」などと答える。先週自分が注文したときには「辛さは『普通』で」と番号ではなく答えたのだが,「普通」というのは「1・2・3」のどれだったのだろう。「普通」「中辛」「激辛」の3段階なのか「やや辛」「普通」「辛口」の3段階なのか,世の中「普通」なんてな基準もよく分からないものである。
それにもかかわらず「普通」なんて答える自分は「普通」じゃない人間なのかもしれない。
さて,まずはつけ汁がやって来て,その次にケイ女史の「カラ旨豚骨らーめん」がやって来る。あとから来たお客のラーメンも先にやって来るから,この「豚骨つけ麺」の麺は手間がかかるらしい。
ほどなくして麺もやって来て,いよいよ食することとする。
この麺は通常のラーメンの麺と違い,平打ち麺であった。なるほどそれゆえ,そして冷やすゆえ時間がかかるのであった。
で,つけ汁につけていただくが,ふわりと豚骨の香りも漂いいい感じである。
で,ついでながらつけ汁のみをいただいてみたが,これが結構な濃い味だった。
いわばざる蕎麦のつけ汁みたいで,つけ汁は濃いめだが,麺に絡むとちょうどよく,いい味わいになるようである。
途中ケイ女史に「このスープ味わってみる?」といわれて,レンゲに1杯いただいてみたが,いい感じの辛さいわば「旨辛」であった。先週はもうちょっと薄めに感じたが「普通」というのは「レベル1」だったのか。
ということで「豚骨つけ麺」の方は結局つけ汁の方は残す。ほうれん草や海苔などもつけ汁につけると結構濃い味に感じたのだった。
でも麺に絡むと実にいい味。これぞつけ麺というものか。
探検時期:2021年12月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:辛味噌らーめん+味付き玉子
今回の所要経費:850円+0円(クーポン券使用)
探検隊の報告:
実にいい味の辛旨ラーメンだった。
いよいよ寒い季節になってきたねえ。そして,寒い季節に始まるのがここの「辛味噌らーめん」らしい。そこで,クーポン券もあることだし,さっと職場を抜け出してやって来た。
12時ちょっと過ぎにやって来たが,混んでいて,残るはカウンターの1席のみ。食券を買って,その席に滑り込む。
いつものおばちゃん,いや,おねえさんに食券とクーポン券を渡すと,
「辛さはどうしましょう?1から3までありますが。」と聞く。
「うーん。」と悩んでいると,
「辛いのはお好きですか?」と聞いてくる。
で,「はい。」と答えると,「じゃ,『3』にしましょう。」と決めてくれるのだった。そして,調理場に「『3辛』いっちょ〜」とのかけ声。
そういえば前の季節にもこの「辛味噌らーめん」というのを食べたという記録があって,その時はまあ真ん中がよかろうと「2」にしたのだった。今回は最も辛いやつなので,はてどんな塩梅だろうと楽しみに待つ。
待つことしばし,やって来た「辛味噌らーめん」のスープを一口すすれば辛味よりも旨みが広がるいい感じの味のスープである。「3辛」といっても,辛いだけではなく,甘みも感じられる美味しい味噌味だった。
これを書きながら,前に「辛味噌らーめん」を食べたときの記録を見てみると,若干の違いがある。海苔が載っていること,チャーシューはスライスタイプではなくごろごろっとした端っこ切り落としタイプであることだ。たっぷりのネギに唐辛子が振りかけられていることは変わりがない。
ついでながらチャーシューにはまったく未練がない身としては,「チャーシューたくさん入っているなあ」という印象である。
で,やはりこのスープが実に美味い。飲み過ぎれば塩分過多と思いつつもたっぷりとスープをいただくのだった。
あとからやって来てカウンター席の右に座った若いおねえさんはラーメンにバターとチャーシューを1枚追加。彼女には「ダイエット」なんてな甘っちょろい言葉はなくて,「生きているなら,食べたいもの食べるわよ。食べたいもの食べなくて死んでしまっていいの?」ってな感じ。
「やるねえ,お嬢さん!」と思いつつ店を去る。
探検時期:2022年5月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:味噌らーめん(並)+味玉
今回の所要経費:810円+0円(クーポン券使用)
探検隊の報告:
久しぶりにここで「味噌らーめん」をいただいたが,結構な濃い味の中にもコクがあり,美味いスープだった。
店に入り,券売機を眺め,基本の「らーめん」では面白くないと,「味噌」を選ぶ。
いつものおねえさん,いやいつものおかあさんに食券を渡すと「麺は『かため』でしたっけ?」と聞かれる。「いや,普通で」と答えたが,これまで「かため」を所望したことはない。このおかあさんはいつものおかあさんなのだが,どうも自分の顔を覚えているらしい。なにしろ食べ終えて帰るときも,ほかのお客には「ありがとうございました。」なのだが,自分には「またお願いしますね。」だった。ちょっとしたご常連のような扱いである。いや,自分勝手な思い過ごしか。
ちなみにタウン誌についていたクーポン券で「味玉」を追加したのだが,これについてもおかあさんが「ネットで調べて,画面表示をしてもらえたら,いつでも味玉サービスしますから。」と説明してくれた。
ということで,いつものように味のことより余計なことばかり記録する「満腹探検隊」であった。
探検時期:2023年2月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:辛味噌らーめん(2辛)+味玉
今回の所要経費:950円+0円(クーポン券使用)
探検隊の報告:
久しぶりの「海誠家」で久しぶりの「辛味噌らーめん」で,このピリ辛が美味しかったね。
タウン誌にクーポン券があったので,今日はそれを握りしめ,ここ「海誠家」へとやって来た。
注文は期間限定の「辛味噌らーめん」。3段階の辛さを聞かれて,真ん中の「2」にする。
調理場へは「2辛いっちょ〜」という声かけ。
11時半を回ったあたりだが,お客の入りはすでに半分。空いているカウンター席に案内される。
待つことしばし,ご所望の「2辛」がやって来た。
スープを一口すすれば,ピリ辛の中にも味噌の旨味とスープの旨味が感じられる。適度な辛さで食欲をそそる。
麺はいつもの通りいい感じの歯ごたえ。
途中で珍しく三つの壺の中の一つの「おろし生姜」を入れてみた。味噌味にはきっと生姜が合うだろうと入れてみたが,味わいがちょっとマイルドになり,これもいい味だった。
やはりここのラーメンは美味いね。
探検時期:2024年6月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:青辛とんこつ(中辛・並)
今回の所要経費:950円
探検隊の報告:
辛さが勝ってしまい,コクの感じられないスープだった。
今日は久しぶりに「海誠家」に行こうと思い立ち,「今日は基本の『豚骨醤油』にしよう」とやって来てみたら,券売機に「期間限定」とある。8月末までの期間限定で「今年もやります」とあるから去年もあったらしい。だがしかし,去年は2月以降ここには来ていなかったので,夏のお品書きにこのようなものがあるとは知らなかった。なので,ここは1つ期間限定ものに弱い満腹探検隊としてはこれを注文したのだった。
さて,待つことしばし,ご所望の「青辛とんこつ」がやって来た。
スープを一口すすれば,これがピリ辛。まさしく唐辛子の味わいがやって来る。
だがしかし,辛いだけで,スープのコクが感じられない。それはやむを得ないことなのだろう。辛くかつ旨くはなかなかに難しい。一応3段階ある辛さのうち,聞かれて「真ん中で」と答えたのだが,「小辛」でスープの旨みを味わった方がよかったのか。基本は塩豚骨のようで,なおさら「辛さ」対「塩の旨み」の対決だから,塩の旨みが引き立つのは難しいようだ。
こんな味は好き好きだねえ。とにかく辛いのが好きな人にはきっと好みとなるだろう。
ということで,次回はやはりこの店の基本中の基本の「豚骨醤油」だね。
探検隊おまけの報告:
今回は特にありません。
〜2020年の報告
このページは2021年〜の報告です