分類:和食
所在地:長野県松本市中央(松本駅近く)
探検時期:2010年9月
今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:串4本+もつ煮込み+ビール+ホッピー
今回の所要経費:1660円
探検隊の報告:
松本へとやって来た。1泊である。うちの連れ合いは結婚式の披露宴に出席しているので,それが終わるのを待つ間一人飲みである。駅前のホテルを出て,松本駅の方向へと歩く。そして,通りを見てみると明かりがこっちへおいでと誘っている。この駅前の界隈をぐるりと歩き,ふと見かけたのが「駅前昭和横丁」という一角である。見てみると5軒ほどの店が入っている。
いずれもテーマは「昭和」らしい。ちょっと古めかしい作りをして雰囲気をかもし出している。全体の案内図を見て,さてどこへ入ろうかと思ったが,まず目についたのが「ジンギス・ホルモン かとちゃん」だった。しかし,一人で焼肉をジュージュー焼く気にはなれない。というのも,焼肉の場合,一品の量が多く,多種食べられないのだ。表の焼肉のグリルを見て,ここは遠慮する。
続いて「立ちのみ処 なの」なんて店があった。立ち呑みも魅力的で,1次会ならばここでもいいかと思ったが,今日は金沢からひたすら運転してきて,おまけに暇だから一人で美ヶ原高原まで走ってきて,少々疲れている。やはり座って飲もうと思い,ここも遠慮する。
店の配置図を見ると「イタリアン居酒屋アリオリ」なんて店もあったが,近づくと,「準備中」とある。(しかし,あとでこの「イタリアン居酒屋アリオリ」に来ることになったのだが……)
そこで,奥にももう1軒あったような気がしたが,通り側にある「焼きとん,焼きとり夢屋」がやはり昭和の雰囲気出してて,ビールケースをひっくり返したテーブルなんかがあり,ここにしたのだった。
入って「瓶ビール」というと「うちは黒エビスの小瓶しかないのですが。」と言われ,じゃ「生ビール」と方針変更する。(生ビール400円也)一人飲みでは瓶ビールが好きなのだが,まあ仕方あるまい。ということで,その次に串を4品注文する。
まずは出てきたのが,シロ(130円也)とレバー(100円也)である。しっかりとビールが進む。右隣には女の子が2人,ウーロン茶なのか,ウーロンハイなのか飲みながら,しゃべりながら食べている。そうこうするうちに,男性一人が入って来て,カウンターの正面に座る。ちなみに,自分はカウンターの横側。L字型のカウンターのちょうど角あたりに座っている。
次に砂肝(100円也)とせせり(130円也)である。とにかく,好きなものをどこへ行っても注文するのであった。店は夫婦らしき若い2人が切り盛りしている。焼き物はもっぱらご主人(いやいったいどちらがご主人かはわからない……。女性の方がご主人かも知れないし……)が焼く。なかなかいい男である。バンダナが似合っている。
さて,もう一つ好きなものといえば,もつ煮込みである。この店のカウンターの角に座ったのだが,お品書きが見えにくい。小さなお品書きはあとから入って来た男性のために持って行かれてしまい,振り向いて後ろに書いてあるおすすめを確認する。そこに書かれてあった「豚もつ煮込み」(400円也)を注文する。と同時に,煮込みならば「黒ホッピー」でしょう,と「黒ホッピー」も注文する。(400円也)煮込みにホッピーと,いよいよ浅草のホッピー通りの趣である。(ちなみに今年の浅草は「三幸(さんこう)」である。)
しかし,やはり一人飲みって寂しいなあ。隣の女の子たちを観察しようと思ったけど,帰ってしまうし,あとから来た男性も,とっとと食べてとっとと飲んで出てしまった。まあ,じゃ今夜の1次会はこんなものにしようかと,この店を去ったのだった。合計1660円也の明朗会計,十分な1次会であった。
(続きの2次会のお話は「どまんなか」へ。)
探検隊おまけの報告:
このときのお品書きいろいろ:
串焼き レバー,ハツ,砂肝→各100円,豚バラ,豚タン,ガツ,カシラ,シロ,ねぎま,せせり,ぼんじり,鶏なんこつ→各130円,うずら卵→120円,笹身わさび,特製つくね,手羽先大串,豚のシソ巻き→各180円,長ねぎ,しいたけ,ししとう→各150円 など
その他一品料理いろいろあり