満腹探検隊の探検先：コメダ珈琲店(2020)
分類：喫茶・軽食
所在地：あちこちにあります。探検場所は以下の報告を参照してください。
２０１８年までの報告
２０１９年の報告
このページは２０２０年の報告です。
２０２１年の報告
２０２２年〜の報告
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年２月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）
探検隊の報告：
「ホットのバターですか？」
の子リスちゃんの言葉で始まる，久しぶりの「コメダ珈琲店」の朝である。今年の１回目である。
で，調理場もおなじみの子イヌちゃんであった。
さて，今朝の原稿書きは，というと，夕べの宴会の０次会の「丹波路」。しかし，いろいろと女将との会話が思い出されて，書いていると長くなる。結局はここの滞在中には書き上がらないのだった。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年２月＆２月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：（ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ）×２
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）
＆コーヒーチケット８枚綴り購入で３０００円そこから１枚使う
探検隊の報告：
「ホットとＡですね。」
の子リスちゃんの言葉で始まる，「コメダ珈琲店」の朝である。
７時を２分ほど回って入ったら，今朝はもう１０番目くらいのお客である。
窓際の席は埋まってしまっていたので，壁際の席を選んでみたが，案外これが落ち着く席だった。
今日は昨日までの３連休の「満腹探検隊」の原稿書き。つい３日前のことだが，思い出すにはメモがいる。
記憶より 記録が勝る 探検隊
今日はなんと１番に店に入る。伝票のシリアルナンバーは０００１。なんて，自慢にも何もならないんだが。
しかし，そのあと３分間で車が６台。立て続けにお客が入店し，今朝も盛況のようである。
今日はおじさんとおにいさんで店を回している。
そういえば一昨日にいかりや長介の「だめだこりゃ」を読み終えたのだが，なかなか面白かった。あの「８時だよ！全員集合！」をいつも見ていた身とすれば，ドリフターズの面々の生き様というか，有り様というか，その人間性が垣間見られたようで，飽きずに読めた。
今日の気分は「仕事に行きたくないなあ」。まあ，そんな日もあらあな（いかりや長介風）。
「モーニングトースト今だけお代わり１００円」のトーストをお代わりしたおじさんが走って車のところに行く。彼も今日も仕事なんだろうなあ。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年４月＆４月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：（ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ）×２
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）が２回
探検隊の報告：
「いつものでいいですか？」
久しぶりの「コメダ」なのだが，「いつもの」子リスちゃんが「いつもの」でいいかと聞く。
ここで一句。
「いつもの」で 通じるいつもの コメダかな
……いまいち。
じゃ次。
ほっとする いつものホットと 子リスちゃん
……オヤジギャグ。
じゃ彼女の様子
子リスちゃん 柱の森を 駆け回る
……どうもセンスがない……
ところで新年度初の訪問なのだが，なんだったか法律の施行により，この「コメダ」も４月１日から全面禁煙となってしまっている。これまでの喫煙席の扉が開け放たれ，「店内禁煙」の張り紙がある。
タバコを吸うのをとおの昔にやめた身としては，まったく影響はないし，むしろここで働く人たちには副流煙を吸うこともなくなりいいことである。
子リスちゃん長生きしてね。
壇蜜の「食べたいの」を某古本屋で見つけて購入。各項ごとに「五・七・五」があり，なかなか上出来。彼女には文才があるんだねえ。
いや，自分と比較するなんて恐れ多かったか。
それにしても新型コロナウィルス感染症の流行により，いよいよ本日７都道府県に「緊急事態宣言」が発令される模様。
我が県に発令されるのも時間の問題か。
大体が金沢の「百万石まつり」が中止になってしまった。今年の「お松の方」は壇蜜で，これは見にいかなくてはと思っていたのに残念である。
「『三密』より『壇蜜』」に早くなってほしい。
さて，「朝コメ」も２日連続だから，今朝の子リスちゃんの言葉は昨日よりももっと短く「いつもので」と言うだけで去って行く。
今日は「食べたいの」なのだが，昨日読み終えたのが上野千鶴子の「サヨナラ学校化社会」。これも面白かったね。賢い人の書く本は実に示唆に富む。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年６月＆６月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：（ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ）×２
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）が２回
探検隊の報告：
ここも６月１日からは通常営業。道路沿いには「営業中」ののぼり旗が翻る。
「新しい日常」と言うが，さてどのあたりまでが「新しい」のやら。もはや「古い日常」には戻れないのか。子リスちゃんもしっかりとマスクをしているので，あのニッコリ可愛い笑顔も全部見られないのが寂しいところだね。
そうそう，マスクだけじゃない，しっかりとビニール手袋をしている。これもまた「新しい日常」か。
そういえば，窓から見えるお隣の「大戸屋」が閉店してしまっている。早朝には開いていないし，昼は一度もごはんを食べに来たことはないのだが，このＣＯＶＩＤ−１９のせいで結局は店を閉めたのだろうか。
それにしても，この単純な塩を振りかけただけの温かいゆで玉子が美味しい。
「塩ほど美味いものはないが，塩ほど不味いものもない。」
生物は塩をたっぷり含んだ海から生まれたせいか。この味も古い故郷の味か。
いよいよ全国的な移動の自粛も解除のようである。この「満腹探検隊」もついついＣＯＶＩＤ−１９の話題に触れてしまう。
だからといって，旅に出られる休みも取れない。見に行く予定だった「東京オリンピック」も１年延期だし，何よりも，休業を重ねた分を取り返すべく，夏休みがなくなってしまった。いやはや，世界がこのようになろうとは，一体誰が予想しただろうか。
さて，今朝は家に一人なので「朝コメ」にやって来た。
途中片町のスクランブル交差点で信号待ちだったが，女性が２人交差点付近のゴミを拾っている。空き缶やら紙くずやらがたくさん落ちている。一番多いのはタバコの吸い殻であろうか。なんともはや，マナーの悪い人の多いことか。一体誰が町をきれいにしているのか，誰が無駄な仕事をしなくてはならないのか，想像もできないらしい。
拾う人は毎日毎日三途の川で幼子が石を積む状態である。
「一つ積んでは父のため……一つ積んでは母のため……」
積み上がったかと思えば，鬼がくずしに来る。
人間界の問題の大部分はちょっとした想像力があれば，ちょっと他人ことを考える力があれば，もしも自分がその人の立場だったらと考えることができたなら，問題にはならないことだらけである。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年８月＆８月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：（ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ）×２
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）が２回
探検隊の報告：
今日は８月１日。なんと７月はただの一度も外食をしていない。１か月間まったく外食をしないなど，「満腹探検隊」始まって以来のことである。この「コメダ珈琲店」に来るのが久しぶりの外食である。
それもこれもすべてＣＯＶＩＤ−１９のせいである。
さて１か月半ぶりくらいにここへ来たが，いつもの子リスちゃんは相変わらずテキパキ動いている。
「バターとホットでいいですか？」
と先に聞かれ，
「はい，お願い。」
といつもの注文である。
今読んでいるのは，阿刀田高の「ユーモア革命」。しみじみと面白い。
この前には百田尚樹の「大放言」を読んだが，一気に読んでしまうほど面白かった。「大放言」どころか「大箴言」であった。
それにしても，このＣＯＶＩＤ−１９の感染の再拡大はどうしたことか。経済再開がかまびすしいが，どう考えても，金儲けよりも，命の方が大切だろう。そりゃあお金がなければ食べて行けない。だが，命がなければお金を稼ぐことさえできない。お金が山ほどあることよりも，幸せなことはたくさんあるはずだ。日本のニュースで平均株価やら為替相場を流すようになったのはいつのことやら。「日本人はエコノミックアニマル」などと言われて久しいが，いつの間に「我利我利亡者」になってしまったのだろう。
今食べた温かいゆで玉子が美味しい。これって十分幸せなことなのだが。
いつもの「コメダ」にやって来て
「いつものですか？」
と子リスちゃんに聞かれる。接客が子リスちゃんで，調理場が子イヌちゃんといういつものペアである。
だが世の中は「いつもの日常」ではなく，「新しい日常」という。
さて，今読んでいるのは勢古浩爾の「日本を滅ぼす『自分バカ』」。この人の本は面白いねえ。
日々「自分バカ」をたくさん見ているので，「確かにそうだ」とうなずける話だらけである。どうして世の中からは「バカ」が減らないのだろうね。
しかし，今朝の「コメダ」は空いている。自分は２番目のお客だし，１０分過ぎてもあと３人ほどが入店しただろうか。
この状況が「新しい日常」なのか。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年１０月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）
探検隊の報告：
「人はみな死ぬ」
そんな当たり前のことを思いつつ，コーヒーを飲む。
４０年来の付き合いの知人が逝く。今夜お通夜だ。
新採の職場で知り合い，以来４０年，職場を異動しても付き合いは続く。気が置けない仲間たちと「美女と野獣の会」などと称して，宴会もよくやった。最後に宴会をしたのは去年の８月，下本多町の「旬菜焼 はざま」だったか。病院から退院できて，その隙間に集まったのだった。薬のせいか，料理の味が分からないことがある，などと語っていた。それから１年と２か月，悪性リンパ腫だった。享年はまだ７０前だ。
彼はまだ自分の心の中で生きている。クラシック音楽が好きで，料理をしたり，美味しいものを食べたりするのも好き。人なつっこい笑顔で会話を切り返す。物静かな物言いの中にも，批判精神を忘れない。酒場の選び方も，自分が薄汚れた「ディープな金沢探検隊」を指向するのとは対照的に，上品な酒場を選んだ。
そんな彼も病には勝てなかったが，それも定めか。
「人はいつかは死ぬ」
熱いコーヒーが胸にしみる。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年１０月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ
今回の所要経費：チケット新規購入８枚綴り３０００円・今回１枚利用
探検隊の報告：
土曜勤務の朝である。とっとと家を出て，いつもの「コメダ」に向かう。
いつもの子リスちゃんは今日は調理場にいる。そして，フロアには初めて見る若者が３人立ち働いている。う〜ん，子リスちゃんの声は入店時の「いらっしゃいませ。」しか聞けなかったね。
しかし，コーヒーが美味い。昨夜飲み過ぎたせいか。
さて，最近読んでいるのが安部夜郎の漫画と本である。今日のは「酒の友 めしの友」という食べ物に関わる漫画と雑文の本である。
そもそも「深夜食堂」という渋い漫画を知ったのは居酒屋「のらり」での開宴時間待ちだった。カウンター席に座り，人を待ちながらふと前を見ると何冊か本が置いてある。その中の１冊に「深夜食堂」というのがあり，最初レシピ本かと思って手に取ったら面白い漫画だった。
以後古本屋巡りをする度に見つけて買っていた（古本しか買わなくてスミマセン，安部先生）。
今日の「酒の友 めしの友」も京都の古本屋で見つけたもので，２００円で買ったのだった。
それにしても，本との出会いも不思議なもので，居酒屋「のらり」で人待ちをしなければ，そしてあの席に座らなければ，「深夜食堂」などという渋い漫画には出会わなかっただろう。
ついでに京都に旅に出なければ，そしてバスの中から見かけた「出町柳商店街」に，突然連れ合いが「行ってみようよ。」と言って，いきなりバスを降りなければ，そしてそこにあった古本屋に入らなければ，このタイミングで「酒の友 めしの友」も今手元にないだろう。
人も本も出会いというものは実に縁であるなあと思う。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年１１月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）
探検隊の報告：
今読んでいるのが下重暁子『家族という病』（幻冬舎新書，2015）である。
この「コメダ珈琲店」の報告も，まあ日記のようなものだが，半分くらいは読書報告である。
さて，この『家族という病』肯けるところが多い。その報告をここ「コメダ珈琲店」で書こうかと思ったが，それよりも残りを読みたくなって，今日はここで原稿を書かない。
「コメダ珈琲店」の報告をちょっとだけすると，今日は子リスちゃんが接客をやっていて，こちらが何も言わなくても「ホットとＡでいいですか？」とだけ聞いて去って行く。
そんな朝の朝読書。
所在地：金沢市松村３丁目３５８【金沢松村店】（国道８号線示野交差点からちょっと行ったところ）
探検時期：２０２０年１２月
今回の探検目的：朝食（軽食）
今回のお品書き：ブレンドコーヒー＋モーニングサービスＡ
今回の所要経費：４５０円＋０円（コーヒーチケット利用）
探検隊の報告：
いよいよ師走である。
今日は最初の状態を撮り忘れて，トーストを食べ終わってからやや下方からのいつにないアングルである。
いつもの子リスちゃんはおらず，子イヌちゃんは調理場担当。接客担当には初めて見る女の子がやって来る。したがって，注文は事細かに注文せざるを得ない。いや，普通なら当たり前のやり取りがある。「まずはホットコーヒーであること」「Ａモーニングはバターでいいこと」「コーヒーフレッシュがいること」など「いつもの」なのだが「いつもの」の一言では終わらず，当たり前だが聞かれることに答えていく。
さて，読書日記を書くと，今読んでいるのが早坂隆『続・世界の日本人ジョーク集』（中公新書ラクレ・2009年）である。この人の著作は何冊か持っているがこの「ジョーク集」のシリーズは面白い。
２０２０年をふり返ればＣＯＶＩＤ−１９（新型コロナウィルス感染症）に揺れた１年。いや，まだまだ揺れっぱなしだ。
さて，世界ではＣＯＶＩＤ−１９に関するジョークは語られているのだろうか。
「三密よりも壇蜜」とか「コロナはビールに限るのお，越後屋」とか「パンデミックは困るけど，パンでミルクはコメダ珈琲」なんてなくだらないことなら言えるけど……
今年はここ「コメダ珈琲」の松村店には１３回来た。いつの間にか全面禁煙となり，いつからか店員はマスクとグローブをするようになった。
それでも朝から開いていて，モーニングサービスがしっかりとあるだけいいと思わなければならない。
早く終息してね，ＣＯＶＩＤ−１９
探検隊おまけの報告：
くわしくはウェブサイトへどうぞ：
コメダ珈琲店のウェブサイト
２０１８年までの報告
２０１９年の報告
このページは２０２０年の報告です。
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２０２２年〜の報告
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