満腹探検隊
満腹探検隊の探検先:赤ちょうちん

分類:和食
所在地:香川県丸亀市通町87−1
(県道33号線沿い・通町アーケード入り口のそば)

−−−お箸の仕切り線−−−
探検時期:2022年12月 今回の探検目的:宴会
今回のお品書き:骨付鳥+牛すじと豆腐の煮込み+ポテサラ
+瓶ビール×2+生ビール中ジョッキ+生酒(金陵)
今回の所要経費:880円+660円+638円
+605円×2+550円+495円 →4433円の10円未満切り捨て→4430円
探検隊の報告:
 四国は香川の旅2日目の夜である。丸亀での骨付鳥3本目に突入。
 今日はフェリーで小豆島に渡り,1日観光バスで観光をしてきた。フェリーは高松に着き,当初は高松で呑む予定だったが,小豆島でおみやげを買いすぎ,荷物が面倒なので一度宿泊する丸亀の「アパホテル丸亀駅前大通」へ帰ってきた。そうして丸亀での2度目の夜の居酒屋巡りである。
 ホテルでもらった「グルメマップ」を昨日も活用したが,今日は日曜日,「日曜休業」という店がたくさんある。昨夜通り過ぎて行ってみたかった店もあったが,それも休業であった。
 そこで,悩んでいてもしょうがない,とにかく行ったか見たかでやっている店に入ろうと,またもやたくさん店のあった県道に向かう。
骨付鳥のメニュー  そんな中でいかにも居酒屋という雰囲気の「赤ちょうちん」に入ってみたのだった。
 奥にはテーブル席があったがすべて埋まっているようで,手前のカウンター席の空いているところに座る。こちら側のカウンター席にはすでに2人のお嬢さんが陣取っている。
 まずは自分は瓶ビール,連れあいは生ビール中ジョッキを選択,それからビールのアテにまたもや「骨付鳥」である。3本目の今夜はいよいよ「おや」の方を注文してみた。
 それとお品書きは写真ではなくなかなか素敵なイラスト満載なのだが,逆にそれがわかりにくい。文字もイラストの上に載っかり,読みにくい文字がある。
メニュー  連れあいは「海老天ピリ辛マヨネーズ」というのを見つけ,目の前の焼き台で焼き鳥を焼いている大将に聞くが,下の黄色いのがなんなのか,上の赤いごちゃごちゃっとしたのがすべて海老なのか,マヨネーズはどこに使われているのか,いまいち説明が要領を得ない。それで,よく分からないので連れあいはそれはやめることにする。
 目の前には手書きで今日のおすすめらしきものが書いてあったが中に徳島産の名前は忘れたが魚の焼き物があり,こいつはやはり四国のものだと思って注文しようとしたが,すでに今夜は売り切れたらしい。
 大将を見ているとこの時間なんだか忙しそうなので,お品書き1ページ目の「とりあえず」に「牛すじと豆腐の煮込み」が出ていて,煮込みは好物だし,しかも丸印がついているのはおすすめなのだろうと,それを注文した。
ビール  だがしかし,そもそもビールが出てこない。この時間ほぼ満席のお客で,どうも対応が追いついていない。瓶ビールなんて栓を抜いてすぐに出てくるものだが,お品書きを眺めながら5分待っても出てこないので,大将に「ビールはまだですか?」と聞いてみる。ほんと,常連らしきお嬢さんたちとしゃべるのいいけれど,目の前のお客の状況も見てくれよと言いたい。通常ならフロア担当の者がこちらの注文を聞きに来るだろうが,カウンター席に座ったお客についてはこの大将が受け持ちらしい。
 そしてようやく真ん中あたりの厨房に声がかかり,すぐにビールが出てきた。
 大将の動きを見ていると,焼き場担当のようで,目の前の焼き台で次々と焼き鳥を焼いている。まあとにかく忙しいようで,グリルに「骨付鳥」らしき鶏もも肉を3つほど入れた。今夜はただ今3つほどの注文があるらしい。
骨付鳥  そして,昨日行った「手打ちうどん 飯田屋」では「骨付鳥」は揚げるようなことを言っていたが,グリルで焼くのが正統派なのか?などと思いつつ,この店にはお通しはないので,ビールだけを呑んで10分近く,「とりあえず」より先に「骨付鳥」が出てきた。
 香川の旅3本目は「おや」にしたが,さすがに硬い。かみ応えがある。それでもこれぞ丸亀名物って感じで,美味しいのだった。
牛すじと豆腐の煮込み  さて,さらに5分ほどして「とりあえず」の「牛すじと豆腐の煮込み」が出てきた。これぞイラストにして大々的に載せてみてもいいんじゃないかと思うような豆腐がどかっと載り,甘辛く煮込まれた牛すじが美味しい。ビールが進む味である。で,瓶ビール2本目に突入する。
 そうこうするうちに大将が「『海老天ピリ辛マヨネーズ』注文されましたか?」と言って持って来た。
 ぱっと見美味しそうだったが,先ほどは中身がわからずに注文はやめたので,「いや注文していませんよ」と答える。で,厨房に持って帰ろうとするので,連れあいが「なんならそれもらいますよ」と言ったけど「いいですよ」と言われた。どうも上手く注文が通っていなかったらしい。いや,先ほどの料理の内容に関する質問攻めで大将が伝票に間違えて書いたのか?
 そうこうするうちにその「海老天ピリ辛マヨネーズ」が同じカウンター席のお嬢さんたちのところに持ってこられたので,連れあいが再度「それもらいますよ」と二度も言ったのだが「いいですよ」と言われて,結局お嬢さんたちのところに置かれた。常連のお嬢さんたちへのサービス品になってしまったらしい。せっかくこっちが「もらう」と言ったのに,断られ「まあいいや」って気分である。いや,先ほどよりも,ちょっと量が少なそうなので,奥の方のご常連にも回ったか。
 それにしても同じカウンター席の横にいるご常連らしきお嬢さんにサービスするのは見え見えで,この店の印象が悪い。
 サービスするならこちらに少量でいいから分けてくれて「『海老天ピリ辛マヨネーズ』ってこういうお品書きなんです。」なんて言ってくれたら,この店の株が上がったのに……なんてのは勝手な言い草か。
 で,気を取り直して,もう一品何か注文しようと,自分の好みの「ポテサラ」を注文した。
ポテサラ  そして出てきた「ポテサラ」はこちら。洒落た雰囲気である。
 上にはなんだか細く揚げたものが載っていたので,わからないことや疑問があれば直ちに質問する連れあいが「これは何?」と先ほどの大将に聞く。するとジャガイモを揚げたものらしい。連れあいが感心するが,なんだか大将は「もう何も聞かないでくれ」みたいな雰囲気を出している。
生酒(金陵)  さて,いよいよお腹もふくれてきたがもうちょっと呑もうということで日本酒の選択である。「金陵」の「生貯蔵酒」を頼む。
 瓶ビールをやめてこの「金陵」にしておけば,もう一軒行ってみたかった店があったので,はしごしたかもしれないが,連れあいが「今日はもうお腹いっぱいでもういいわ。」と言うので,ホテルに帰ることにした。
 この店の課題と言えば,きっと「気配り」なのだろう。
 お品書きは洒落たイラストなのだが,逆にそれがわかりにくくなっているものもある。
 そのイラストの上に文字が載り,なんだか文字が読みにくいところがある。
 ご常連さんと楽しく語らうのはもちろんそれでいいが,一見のお客にも気を配ってほしい。
 メニューの中身は提供する方はわかっているだろうけれども,一見のお客には名前からは想像もできないものがある。ましてや他県から来たら聞いたこともない魚の名前だってある。知らない調理方法や味付けや調味料もある。それをなんとか相手に伝えようという熱意や工夫や気配りがほしい。
 丸亀最後の宴会はこんな感じ。
 今にして思えば,めったに行けない丸亀だ。やはり,もう一軒行きたかったな……

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−−−香川への旅の仕切り線−−−
探検隊おまけの報告:今回の香川の旅は以下のページをどうぞ
塩荘
(駅弁・今回は「炙ります寿司と元祖鯛鮨」の選択)
岡山駅の駅弁「えびめしとデミカツ丼」(三好野本店)「ままかり鰆黄ニラ」(吾妻寿司)
(駅弁・乗り継ぎの54分間で駅構内を歩き回り,待合のベンチで食事)
手打ちうどん飯田屋(いいだや)
(丸亀・1日目1次会・うどん屋というより居酒屋・骨付鳥というのが丸亀名物だと知る・初讃岐うどん)
本家なごやんラーメン
(丸亀・1日目2次会・ラーメン屋であるようで居酒屋・骨付鳥2本目)
小豆島フェリー(高松港−小豆島土庄(とのしょう)港)
(行き→ようやく朝ごはんにありつく・それはうどんとビール)
(帰り→帰りは宴会の予定があるので軽くたこ焼きとビール)
土庄港観光センター
(小豆島・タイミング悪くうどんもそうめんも食べそこねた)
寒霞渓ロープウェイ・山頂駅・駅前フードコート
(小豆島・バスツアーのお昼ご飯はここ・スパークリング・オリーブ呑んでみる)
赤ちょうちん
(丸亀・居酒屋・またもや骨付鳥3本目・地酒も呑んでみる)
めりけんや
(丸亀・讃岐うどんセルフタイプの店・ここで朝ごはん)
Sanuki Wa-Fu Dining 真sin
(高松・居酒屋・定食屋・お昼時,定食のお客に交じって昼呑み・骨付鳥4本目)
海鮮食堂おくどさん
(宇多津・食堂・この手作り感満載,目の前で焼いてくれる魚がよかった)
笹一(ささいち)
(駅弁・新大阪駅にて和歌山の「さんま棒寿司」を購入・締めの晩ご飯)

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