満腹探検隊の探検先：びあだるＢＪ（ビージェイ）

分類：洋食
所在地：金沢市片町２丁目１３－８（金沢中央味食街の一角）

探検時期：２０２０年１月　今回の探検目的：宴会の２次会
今回のお品書き：６人でいろいろ呑んでおつまみは２種類５品
今回の所要経費：総計１５０００円
探検隊の報告：
　「ディープな金沢探検隊」の２次会である。
　１次会は木倉町の「やきとり横丁」の「みやちゃん」。そこまでは３人だったが，そのあと３人が合流して総計６人である。しかもあとで合流した３人のうち２人はそのとき初めて会うという２人。その初対面の２人のうちの１人はアメリカから旅行でやって来たというミスターＡ。
　それもこれも最近毎度おなじみアメリカから来たケイ女史のツテである。そんな，ある意味「一期一会のご縁」の６人が「ディープな金沢探検隊」として，金沢の裏路地を歩く。
　さて，先ほどは「やきとり横丁」だったので，今度は「新天地」の「金沢中央味食街」にやって来た。
　奥の方の「うまいぞいや哲」は先日行ったので，その次あたりの店から順に店の扉を開けるが，６人なら入れるかと思うと次々と断られる。誰もお客のいない店であっても，断られる。顔なじみでないと入れてくれないのか，それとも６人にまとめて対応するゆとりがないのか，いや，座席が６つないのか，とにかく６人入れない。どうしようかと立ち止まったとき，６人のうちの１人が，「今度は反対側を見てみましょう。」と扉を開けた店がこの「びあだるＢＪ」だった。すると，まだお客は誰もいない。
「料理はたくさんの種類を一時に作れませんが，いいですか？」
　と聞かれるが，全くかまわないので，「いいですよ。」と答えて，６人がＬ字形のカウンター席に並んで座る。
　ここには「ハートランドビール」のサーバーが置いてあり，ビールといえば「ハートランド」である。そこで，みんなビールを頼む。
　大きめのグラスで１杯５５０円也。
　この「ディープな金沢」の「金沢中央味食街」の店では，このようなしっかりとしたビールサーバーが置いてある店もないのではなかろうか。
　アメリカから旅行で来ているミスターＡは，ビールのほかにウィスキーをストレートで所望している。さすがアメリカ人はアルコール分解酵素が違うので，濃い酒をぐいっと呑む。
　ビールと共にお通しの「ナッツ」が出てくる。
ゆず胡椒焼きそば　さて，まずはお酒のおつまみに頼んだのが，目の前の黒板メニューの中から「ゆずこしょうの焼きそば」，５００円也。６人いたので３皿頼む。
　焼きそばの味付けにゆず胡椒を入れるという初めての焼きそばをいただく。これはピリ辛の中にもうま味があり，ビールが進む。
　これをアメリカから旅行に来ているミスターＡがえらく気に入り，親指を立てて「Good！！」。
　入ったはいいが，店の名前もろくに確認してなかったので，大将に，いやこの場合はマスターといった方がぴったりくるような感じだが，聞いてみる。
ハートランドビール「この店の名前は何でしたっけ？」
「『びあだるＢＪ』といいます。『ＢＪ』は，『ビッグ　ジャグ』という私が以前にやっていたバーの名前です。」
　とのこと。「ビッグ　ジャグ」という店は全く知らないので，「そうだったのか」と感心するのみ。
「この店の内装って，結構きれいですね。」
「この中央味食街の中では新しい方ですね。それに，ほかの店は開店するときは，ほとんど居抜きで，前の店をそのままの形で使っていますが，ここは内装をすべてやり直しましたよ。」
　と言われたが，確かにその通り，この「金沢中央味食街」の店にはないような洋風な内装。カウンター周り以外の壁も天井も木目調のところはほとんどなく，すべて黄土色を基調とした内装で，新しくなっている。
　さて，もう一品ということで，「ソーセージ3種盛り」を注文する。６００円也。
　これは２皿注文し。それぞれのソーセージを３等分して，３種類の味を味わってみる。
　最後にはビールの３杯目を頼んだのだったろうか。いよいよ酔っ払いで，記憶がなくなっている。
　そもそも何で日本酒の写真が残っていたのか。これを呑んだのかも定かではない。なぜ見せてもらったのか，なぜ写真に収まっているのか，すでにこの時点で記憶にない「満腹探検隊」いや「ディープな金沢探検隊」であった。
　そして，最後の支払いは若者に任せることとする。とはいえ６人で１５０００円で，ぴったり６で割り切れて，１人２５００円である。これだけ支払ったことは覚えている。
　初めて出会った２人を交えて呑むという，やることも「ディープな金沢探検隊」は，これで終わらず，３次会の会場を探して，夜の金沢の裏路地を歩く。