分類:和食
所在地:鹿児島県鹿児島市吉野町9700−1(仙厳園(せんがんえん)(磯庭園(いそていえん))内)
探検時期:2018年8月
今回の探検目的:昼食
今回のお品書き:鶏飯(けいはん)御膳+かごんま丼+瓶ビール2本
今回の所要経費:1620円+1080円+600円×2→3900円
探検隊の報告:
鹿児島1日観光である。レンタカーもいいのだが,この際定期観光バスが便利だし,いろいろと込みで,案内もしてくれるということで,1日ぐるっと回るJR九州バスの「市街・桜島ぐるっと一週コース」4110円也を選択したのだった。
ちなみに,金沢からこのときの台風を追いかけてきたので,天候はいまいち。一応日が差すが,桜島はスカッと見えない。
さて,このバスのお昼ごはんが「仙厳園(磯庭園)」内にある「レストラン松風軒」であった。6つのお品書きがあり,事前にバスの中での予約で,到着するとまもなく出てくる。その場での注文も可能だが,この日は団体客があるので,事前予約じゃないと出てくるのが遅いです,と言われ,連れ合いと2人,ご当地ものにしようと「鶏飯御膳」と「かごんま丼」を予約したのだった。
レストランに入ると,確かに団体客。中学生の修学旅行だった。彼らがすでに食べ始めている横をすり抜け,一番奥の落ち着いた空間に座る。定期観光バス専用に名前入りの札が立っており,注文してあったものがすぐに届く。この団体の様子を見ていると,やはり言われたとおり事前予約がよかったようである。しかも一般のお品書きにはないものも含まれていたり,お値段も少々こちらの方がお得のようである。
こちら「鶏飯御膳」。
説明には次のようにある。
「鶏飯とは奄美大島を代表する郷土料理の一つです。
1 具材を温かいごはんの上にお好みの量でおかけください。
・鶏のほぐし(むね肉)・薩摩漬け(桜島大根の味噌漬け)・刻みねぎ・錦糸たまご・ゆずの皮・甘露しいたけ
2 鶏から出た熱い出汁を1の上にたっぷりをおかけください。
3 仕上げにお好みできざみのりを上からかけてご賞味ください。」
右は具をすべてごはんの上に載せましたよ状態。
お好みでと書いてあったが,お好みどころじゃなく,残してなるものかと,すべて載せる。
そうそう,レンタカーではなく定期観光バスがいいのは,しっかりとビールが飲めることである。
桜島内でも,有村溶岩展望所には売店もあり,愛想のいいおばちゃんから缶ビールを買ったら,1本につき2袋のおつまみをくれた。
で,この「レストラン松風軒」でもビールを注文する。中瓶で1本600円だから,観光地価格だが,こんなものであろう。
こちらもう一つの「かごんま丼」
説明書きには「鹿児島特産黒豚のチャーシューを特選黒酢タレにつけ込んだヘルシーな丼です」とある。
この観光バス,最終見学地は「維新ふるさと館」なのだが,希望すれば,そのままここで団体行動を離脱して,ゆっくりここを見学してもいいし,さらに近くの「西郷どん大河ドラマ館」へと足を伸ばすもいいということだった。そこで,この「維新ふるさと館」で我々は離脱し,ゆっくりとここでやっている2つのドラマのどちらも見て,しっかりと歴史のお勉強をしたのだった。
ちなみに2つのドラマとは「維新への道」(幕末から明治にかけての歴史の流れを解説。約25分)と「薩摩スチューデント,西へ」(薩摩藩が鎖国時代にいち早く海外に目を向け,英国へ留学生を派遣した様子を再現。約20分)の2つ。
うーん,そうだったのか,と,いくつになっても学ぶことばかりである。
このときの定期観光バスのルート
所要約6時間35分
鹿児島中央駅(8:50)→照国神社(車窓)→西郷隆盛銅像(車窓)→鶴丸城跡地(車窓)→城山展望台→西郷洞窟(車窓)→(フェリーで桜島へ。所要15分)→昭和溶岩(車窓)→黒神埋没鳥居(車窓)→大正溶岩(車窓)→有村溶岩展望所→湯之平展望所→(フェリーで市街へ,所要15分)→仙厳園(磯庭園)→維新ふるさと館
こちら鹿児島市内の城山展望台から眺めた桜島
こちら桜島の中の湯之平展望台から眺めた桜島
探検隊おまけの報告:
このときの定期観光バス向けのお品書き
季節膳→1620円,鶏飯御膳→1620円,桜島チキン南蛮→1300円,薩摩黒豚カツカレー→1300円,かごんま丼→1080円
満腹探検隊2018年夏の九州旅行の訪問した県と「満腹探検隊」の報告の一覧は
「小倉駅近辺のデパ地下巡り」のページにあります。